楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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一里塚 (旧中山道の板橋宿を過ぎて雑感1)

2023年01月11日 04時20分06秒 | ひとり歩き旅
旧中山道の板橋宿近くに住んでいる身には、

街道筋の変化が気になります。
旧中山道を日本橋をスタートして、
一番目の宿場が板橋宿です。

そしておよそ4km毎に、
距離の目安として建てられた一里塚が、
街道の両脇に建てられました。

その板橋宿の上宿を過ぎて、
旧街道が現在の中山道(通称国道17号)に
合流して約1.5kmの所に、
都内で唯一残る1里塚(志村坂上の信号の一つ手前)があります。
日本橋から3番目の一里塚です。



道路が拡幅された両脇に昔の位置のまま残っております。
塚の上の中央に植えられた木は榎(えのき)です。

こうした一里塚は距離の目安として重宝されました。
駕籠かきや人力車の料金は、
この一里塚が目安で決められていたと言います。

さて、旧中山道は現在の国道17号志村坂上交差点で
左に入っていきます。

(志村坂上の交差点)

右上でなく、中央に見える信号の下が分かれ道で、
左がわが旧中山道で右側が国道17号。
この間に挟まれて交番がありますので解りやすいと思います。

ここから旧中山道最初の難所 清水坂に入ります。

今は切り開かれて坂道になっていますが、
江戸時代は断崖絶壁だったのです。

つづく



コメント (4)
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