そうなんだ。

外国語で知ったこと。

エネルギッシュ   ドイツ語

2013-01-18 13:00:00 | クリーニング店
クリーニング店での受付時、50代男性との会話です。
その男性の行きつけの飲み屋で話題になったのが、1本
16万円する若返りのドリンク剤についてだそうです。
片手の親指と人差し指を広げて、大きさを示し、なんでも
朝鮮人参等の漢方だから、安心とのこと。
「分けてくれるっていう話だから、そしたら1本あげようか?」
と気前のいい事を言います。

「そんな高価なもの頂けないし、いらない、いらない。」
と顔の前で手をぶんぶん振りましたが、 
「飲む前と飲んだ後の違いを、是非拝見させて下さいね。」
とにこやかにフォローもしました。

出口に向っていた彼が立ち止まって、顎を引いてご自身の身体を
チラッと見てから
男 「見せるって言ったって・・・。」
私 「全身じゃありませんっ! 顔です、顔っ!」
男 「服は着てていいんだね?」
私 「もちろん! 若返ったお顔を見せて下さい!」

“お脱ぎ頂いた衣類は、そのまま当店でクリーニングを・・・”

とっさに気の効いた事でも言えればいいのですが、
どうも下ネタには上手く対処出来ません。
これでは、カリスマ受付嬢(?)の道のりは遠い・・・。
・・・って、そんな事はオーナーから求められていないし、
無駄話はほどほどに! って言われてしまいますね。

いつまでも若くエネルギッシュでありたい。
男女問わず、思っているようです。
このエネルギッシュは、実はドイツ語です。

「energisch」(エネルギシュ)・・・精力的な・決然とした

英語だと思っていましたが、英語だと

「energetic」(エネジェティック)・・・精力的な・エネルギッシュな

という発音になります。
英語圏の人に使う場合は、ご注意を・・・。
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ハーゲンダッツ   アメリカ

2013-01-16 13:00:00 | 日記
年末に購入した、ハーゲンダッツミニカップ・
マスカルポーネストロベリーを冷凍庫で見つけました。
苺の上に生クリームが乗っている、蓋の写真はとても美味しそう。
しめしめ・・・、半分食べて、半分はまた後日食べようっと・・・。
真ん中にスプーンで暫定線を引き、縦にほじって食べ始めます。
う~ん、美味しい!

なぬっ? ゲゲッ・・・。
中央下の部分に髪の毛が埋まってる!

「どういうことぉ?」と、お客様相談室に電話をしました。
応対した若い女性が何度も謝ってくれるので、かえってこちらが
“まぁ、まぁ、そう言う事もあるのでしょうねぇ・・・。”
と慰めたくなるような気持ちにさせられてしまいます。
これまた、うまい。

「Haagen-Dazs」(ハーゲンダッツ)って、力強い音なので、
ドイツ語かと思ってました。
アメリカのアイスクリームブランドだったんですねぇ。
創始者が 『アイスはデンマーク産だ。』のイメージをお持ちで、
デンマークの首都であるコペンハーゲンの『ハーゲン』と余韻があう
『ダッツ』を組み合わせて名付けたそうです。

後日小さいビニール袋が送られてきました。例の髪の毛を入れて
返信することになっています。
早速、冷凍庫に保管してあった証拠のカップを取りだし、
埋まっている髪の毛を採取するべく、解凍を始めました。

食べる気を失くしていたはずのアイスが、ほどよく溶けはじめ、
なんだか美味しそうに見えてきました。
皆さんならどうでしょうか?
 
全部捨てるはずだったのに、上の方を食べてしまったんです、私。
この辺は大丈夫かな? もうひとすくい大丈夫かな?

新しいアイスを弁償するべく、ミニカップ2個×2枚のギフト券が
同封されていたにも関わらずです。

一連の作業を終えた後に襲ってきた、敗北感。

甘い誘惑に負けてしまった自分に、慰めの言葉もありません。

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キリシタン・バテレン   ポルトガル語

2013-01-14 13:00:00 | 日記
一昨年前から書き始めた“5年連用日記帳”も3段目に突入です。
つい先日の事と思っていた出来事から、1年2年も立っているのを
日記で気付かされます。

この日記帳の後半ページ余白部分に、観た映画と読んだ本の
題名・作者も書きつけてあります。(漫画を除く)
去年の映画館行きはたったの2回。 本は33冊読んでいました。
そのうち21冊が時代物の小説です。

“古本市場”より500円サービス券付き葉書が来ていたので、
今年の読み始め本を探しに行きましたが、まやもや歴史小説を
買ってしまいました。
永井路子著『乱紋』上下巻です。 織田信長の妹・お市の方の
3人娘のうち、三女お江の話です。
お江の話は他の本でも読んでいますが、作者によって性格が違う
のが面白いです。 今回のお江は口が重く、おっとりしています。

この時代の話には、必ず “キリシタン・バテレン”という言葉
が出て来ます。
ポルトガル人が伝えたので、両方ともポルトガル語という事ですが、

「cristao」(クリスタオ)・・・キリスト教徒《キリシタン》

“キリシタン大名”だと、『何故にそこまで外国の宗教にハマったん
だろうねぇ?』 という閉ざされたイメージですが、これが英語の
“クリスチャン大名” という呼び名で教科書に紹介されていたら、
開かれた大名という印象を受けそうではありませんか?

「padre」(パドレ)・・・神父《バテレン》

ポルトガル語の “神父”にあたる単語を、日本語では宣教師の意味で
“バテレン”と呼んだようです。 恐そうな人を連想させる響きです。 
日本語の“神父様”(シンプサマぁ)の方が、罪も告白しやすそう・・・。

クリスタオがキリシタン、パドレがバテレン・・・。 

昔の人へ質問です。
どうすりゃ、そんな風に聞こえるの?






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セ・ラ・ヴィ   フランス語

2013-01-11 13:00:00 | 語学
何年も前、胸のしこりが気になって受診したことがあります。
摘出して検査することを薦められました。

翌週、日帰りのプチ切開となったのですが、その間の落ち着かない
気持ちは想像して頂けるかと思います。
結果は後日、切開終了の晩。 この心身の緊張を解きほぐすには、
ゆっくりと湯船に浸かるしかない! と思い込んでしまいました。
ためらいが無かったわけでは、ありません。
しかし、傷口を濡らさずに入浴OKという大判のフィルムを貼り、
ゆっくりと、お湯に浸かりました。
あぁ・・・、極楽、極楽・・・。

ポコポコポコ・・・。ポコポコポコ・・・。

胸の辺りから、小さい泡が浮かび上って来たではありませんかっ!
マズイ! これ、お湯が入っている!
傷口・ばい菌・感染症・・・、どうなっちゃうんだ!?

慌てて24時間健康相談に電話して、事情を話すと、
「傷口が開いているようなら、夜間救急で病院に。 
塞がっているなら、今は消毒をして明朝病院に。」
“へなへなへな・・・。” という現象を始めて体験しました。
オッ○イの下部分なので、自分ではよく見る事が出来ません。
騒ぎを聞きつけて、ワラワラと集まっている同居人たちに
見てくれるように頼みました。
切開部分の濡れたガーゼを、恐る恐る剥がしはじめると・・・。

突然の怒鳴り声に、ビクッ! 動きが止まります。
「なんで風呂なんか入るんだよっ!」
バタバタバタ! バン!!!
ヤングボーイが自分の部屋に走り去り、ドアを閉めてしまいました。

逃げた!?  お、お~いっ・・・。

こういう時、女は強い。
ヤングガールは、口元に微笑みさえ浮かべて
「塞がってるみたいよー。」
と、じっくり眺めてくれました。

幸い、化膿もせず検査結果も良性で、事無きを得ました。
最悪の結果が予想できたのに、なにゆえの行動か、もしくは想定外
だったのかを上手く説明出来ない事って多々あります。 
フランス語ですが、聞いた事あります?

「C’est la vie.」(セラヴィ)・・・これが人生

「la vie」(ヴィ)・・・人生・命・生活。 《英語のthe life》

そうです。 こう答えれば、いいじゃないですか!

「なんで風呂なんか入るんだよっ!」
「セラヴィ。 これが人生なのよ・・・。」

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ごまかし   日本語

2013-01-09 13:00:00 | 日記
別の事を考えながら、とっさに言葉を発して、言い間違いをする。
別の事を考えてなくても、間違った事もありました。
恐い顔をして、「きちんとしなさい!」と言っているつもりが、
「チキンとしなさい!」と言い間違え、厳しい雰囲気を台無しに
したこともあります。

先日、別の事を考えながら、言い間違いをしてしまいました。

仮に藤田さんというお宅を訪ねたと、思いねぇ・・・。(江戸弁?)

ピンポ~ンとインターホンを鳴らすも、応答がありません。
「あら、藤田さん御留守かしら?」 とつぶやいた、まさにその時。
インターホンから返事がありました。
藤 「はい。 どちら様ですか?」
あわてて・・・、
私 「あっ、藤田ですぅ。」
藤 「はい?」

私の苗字は藤田ではありません。 つぶやいた名前と自分の名前を
言い間違えたのです。
そのお宅のインターホンに向って、そのお宅の名前を名乗るとは、
怪し過ぎるし、不審人物ですよね。
しかも、呼び捨て?

あわてて、「あっ、藤田さんいたのね。」とごまかしたのですが、
彼女の家を訪ねておいて、「いたのね。」もないです。 
空き巣じゃあるまいし・・・。 きびし~ぃ!

江戸時代の終わり頃の “胡麻菓子”は、小麦粉にゴマを混ぜて
焼きふくらませしたもので、中は空だったそうです。
そこから、“目先ばかりをつくろうこと”を “ごまかし”と言うように
なったそうです。 故に、ひらがな表記が正解。
“誤魔化し” の漢字は当て字と広辞苑に書いてありました。

言い間違いは無くならないでしょうから、とっさの“ごまかし”に
磨きをかけましょう・・・。






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