そうなんだ。

外国語で知ったこと。

セ・ラ・ヴィ   フランス語

2013-01-11 13:00:00 | 語学
何年も前、胸のしこりが気になって受診したことがあります。
摘出して検査することを薦められました。

翌週、日帰りのプチ切開となったのですが、その間の落ち着かない
気持ちは想像して頂けるかと思います。
結果は後日、切開終了の晩。 この心身の緊張を解きほぐすには、
ゆっくりと湯船に浸かるしかない! と思い込んでしまいました。
ためらいが無かったわけでは、ありません。
しかし、傷口を濡らさずに入浴OKという大判のフィルムを貼り、
ゆっくりと、お湯に浸かりました。
あぁ・・・、極楽、極楽・・・。

ポコポコポコ・・・。ポコポコポコ・・・。

胸の辺りから、小さい泡が浮かび上って来たではありませんかっ!
マズイ! これ、お湯が入っている!
傷口・ばい菌・感染症・・・、どうなっちゃうんだ!?

慌てて24時間健康相談に電話して、事情を話すと、
「傷口が開いているようなら、夜間救急で病院に。 
塞がっているなら、今は消毒をして明朝病院に。」
“へなへなへな・・・。” という現象を始めて体験しました。
オッ○イの下部分なので、自分ではよく見る事が出来ません。
騒ぎを聞きつけて、ワラワラと集まっている同居人たちに
見てくれるように頼みました。
切開部分の濡れたガーゼを、恐る恐る剥がしはじめると・・・。

突然の怒鳴り声に、ビクッ! 動きが止まります。
「なんで風呂なんか入るんだよっ!」
バタバタバタ! バン!!!
ヤングボーイが自分の部屋に走り去り、ドアを閉めてしまいました。

逃げた!?  お、お~いっ・・・。

こういう時、女は強い。
ヤングガールは、口元に微笑みさえ浮かべて
「塞がってるみたいよー。」
と、じっくり眺めてくれました。

幸い、化膿もせず検査結果も良性で、事無きを得ました。
最悪の結果が予想できたのに、なにゆえの行動か、もしくは想定外
だったのかを上手く説明出来ない事って多々あります。 
フランス語ですが、聞いた事あります?

「C’est la vie.」(セラヴィ)・・・これが人生

「la vie」(ヴィ)・・・人生・命・生活。 《英語のthe life》

そうです。 こう答えれば、いいじゃないですか!

「なんで風呂なんか入るんだよっ!」
「セラヴィ。 これが人生なのよ・・・。」

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする