平成31年2月3日(土)
橿原考古学研究所による小山田遺跡の第10次調査の現地説明会に参加。今回もかなりの人が集まってきていた。
今回も、奈良県立明日香養護学校の敷地内で、校舎の裏側の非常に狭い敷地の中で行われた。
今回の発掘調査の成果は、墳丘の西辺の裾がある程度確定できたこと。それに伴い、東西の幅が、当 . . . 本文を読む
令和元年12月7日(土)
昨年度に引き続き恭仁宮跡の調査現地説明会に参加。これで2度目となる。昭和48年度から始まった恭仁宮跡の発掘調査も今回で100回目の節目となる。
大極殿院跡の発掘調査から始まり、現在は朝堂院区画を中心に調査を進めており、昨年度に引き続き朝堂院区画の北側、大極殿院と接する区画の発掘を行っている。
今回、調査区としては、4区画設けられており、第1・第4調査区が、朝 . . . 本文を読む
令和元年9月14日(土)
JR京都線の西大路駅を降りて、南に7分ほど歩いて説明会の会場へ向かう。今回の発掘調査は、京都市立洛陽工業高校の跡地利用計画に伴って実施されているものである。学校の敷地全域を使って実施しているので、京都市内の発掘調査としては、規模の大きい調査区が設定されているような気がする。
今回の調査は、平安京の九条大路にあたる。平安京の道路と現在の道路はだいたい重なり合う . . . 本文を読む
令和元年8月31日(土)
ところどころ青空が見えるのに時折小雨が降る何とも言えない微妙な天気の中、京都府城陽市にある芝山遺跡の発掘調査の現地説明会が開催された。JR長池駅から遺跡に向かうのだが、少し道に迷ってしまい、会場に到着したのは11時を少し過ぎていた。全体の説明は終わってしまっていたのか、2つの調査区でそれぞれ個別に担当者の方が説明をされていた。
芝山遺跡は、新名神高速道路の建設のた . . . 本文を読む
平成31年4月20日(土)
今年度、最初の発掘調査現地説明会、これまで寒い日が続いていたのだが、この日になって急に温度上昇。暑いぐらいである。場所は、古市古墳群の中でも最大の古墳、誉田山古墳(応神天皇陵)の外提沿いにある広場で行われた。
広場までは、国道170号線から入っていくことになる。この日は菜の花が満開。
説明会場まで真っ黄色だった。誉田山古墳は墳丘は、応神天皇陵とし . . . 本文を読む
平成31年1月19日(土)
奈良時代の都の一つ恭仁宮の発掘調査の現地説明会があった。恭仁宮にはこれまでに一度も足を踏み入れたことがなかったのだが、今回上手く日程が合い行ってみることにした。恭仁宮へは、関西本線加茂駅から30分ほど歩くか、コミュニティバスに乗っていくかだが、1月とはいえ、風もあまりなく、天気も良かったことから、宮跡まで歩いていってみた。田園風景の中歩いていくのは非常に気持ちが良か . . . 本文を読む
平成30年9月15日(土)
前回の説明会に引き続き、藤原宮大極殿院の北側の回廊部分の調査である。今回は、北側回廊の中央部を発掘し、北門の存在が明らかになっている。
今回の調査区は、藤原京跡の広場の北側、東西の道路とギリギリのところで実施されたため、北側の回廊部分の一番外側の柱列が検出されていない。おそらくは、道路の下あたりに埋まっているのであろう。
写真のピンクのビニールひ . . . 本文を読む
平成29年11月23日(祝)
以前、車で、国道165号線を自動車で通行していた時、奈良県立医科大学の近くの陸橋を越えた時に、グラウンドの中で発掘調査らしきものをしているなあと思ってみていたのだが、その発掘調査らしきものが、今回の「四条遺跡・第36次藤原京右京四条六坊」の発掘調査であった。
この遺跡は、四条1号墳と名付けられた古墳を削平した後、藤原京の四条大路が通っている遺跡で、古墳時代の遺構 . . . 本文を読む
平成30年2月25日(日)
毎年、この時期に発掘調査の説明会が行われている飛鳥寺西方遺跡で、この日現地説明会が開催された。昨年度は、仕事の都合で参加できなかったが、今年は、都合がついて何とか行くことができた。
飛鳥寺西方遺跡は、飛鳥時代の饗宴広場であった槻樹の広場を確認するために、2008年から発掘調査が継続してされており、今年で10年目を迎えることとなった。
今年度は、調査区が1~3 . . . 本文を読む
平成30年3月3日(土)
藤原宮跡の発掘調査の現地説明会は、昨年度2回あったが、今年度は、これが初めてである。いつの間にか第190次から第195次に飛んでるわ。今回の発掘調査は、昨年の第190次調査に続き、東面回廊の調査である。
この日は、説明会が始まるまでは非常に好天で、これまでの寒気が嘘のような、冬用のジャンバーもいらないぐらいの陽気であった。そういえば、今日はお雛さんの日だなあ。
. . . 本文を読む
平成29年8月26日
小山田遺跡の現地説明会があった。ちょうど法事の日と重なり、終了後、近鉄電車に飛び乗り、橿原神宮前駅からはタクシーに飛び乗って説明会場に向かった。
3年前の現地説明会の時には、大勢の見学者が集まり、長蛇の列になったことから、今回も多くの人が集まっているのかと思いきや、僕が行った昼からの説明の時には、見学者も二十人もいるかいないかの状態でちょっと拍子抜けであった。
今回の . . . 本文を読む
平成29年1月28日(土)
藤原宮跡に関する発掘調査の現地調査に参加するのは今回で2回目である。前回は大極殿の南庭から幢幡の遺構が見つかっている。(→「藤原宮跡 第189次調査 現地説明会」を参照)
藤原宮の中の諸施設の中でも最も重要な建物と言われる大極殿。これまでの発掘調査の中で東西南北と4つの門と回廊とで周囲をぐるりと囲まれていたこと、また回廊の構造は複廊で礎石建ちということが判明してい . . . 本文を読む
平成29年2月4日(土)
昨年に引き続き、今年も瓢箪山古墳の発掘調査の現地説明会があった。近鉄王寺駅からワンマン電車(この電車がなかなか味があっていい。)に揺られて、但馬駅下車。瓢箪山古墳へ向かう。瓢箪山古墳は、三宅古墳群と呼ばれる5世紀後半から6世紀に前半にかけて築造された古墳群に属している古墳である。三宅町としては初めての学術的な発掘調査であるらしい。
第1次調査に成果については、こち . . . 本文を読む
平成29年2月18日(土)
平成25年度、26年度、27年度に引き続いての高宮廃寺跡の発掘調査である。発掘調査を見に行くのは、これで3年連続、3回目になる。今年度は講堂、北回廊、金堂の確認を行うために調査区を設定し、発掘による調査を実施した。
【金堂調査区】
金堂については、平成25年度の調査で基壇の規模や状態は確認されており、今回の確認調査では、金堂基壇の版築状態の確認と前面 . . . 本文を読む
平成29年3月18日(土)
発掘調査の現地説明会には珍しく、大東市教育委員会もしくは四条畷市教育委員会に参加申し込みが必要とのことで、自宅より比較的近い大東市教育委員会に申し込みを行った。当日の集合場所は、大東市野外活動センターとなっており、JR学研都市線の住道駅からバスに乗って向かうことにした。阪奈道路の急勾配の坂道をバスが音を立てながら登っていく。はじめ歩いて登ってみようかと計画が無謀であ . . . 本文を読む