府立花の文化園～気分は蛭魔妖一～

　前日同様非常に好天であったため、家族揃って河内長野市にある大阪府立花の文化園へ行ってみることにした。途中渋滞にあったもののお昼過ぎには到着。ガレージで地元の農家が集まって朝市をしていた。早速買い物好きな我が家の女性軍は突入してしまう。なんやかやでたけのことお米（なんでわざわざ？？？）と花を仕入れ、いざ花の文化園へ。
　おとな５５０円　子ども無料
　但し、ＪＡＦに入っているので１割引でいけた。ちなみに大阪府の施設は基本的に子どもは無料みたい。（お金を取ってるのってビックバンぐらい。）
　入ってみると、いきなりキャラクターをかたどった草花が満開。周りはいろんな花盛り。桜はかなり散ってましたが。それでも桜吹雪が舞ってました。屋根のあるベンチが空いていたのでそこでお弁当を食べる。いやー。こういい天気に外で食べる食事はいいもんです。インドア派のうちの娘達も結構楽しんでいる様子でした。昔の人も春のこういう天気のときに薬草摘みやら遊猟なんかしてたんでしょうね。「うらうらと照れる春日に・・・。」なんて歌もあったようななんてのどかなことを思いながらボーとしてました。
　子どもの方は、木が動物の形になっておもしろいとデジカメでバンバンとってました。考えたらデジカメはすぐ削除できるので子どもにいじらすのには最適ですね。
　しばらくして、コンサートがあるというので場所を移動。音楽を聴きながら付近を散策。なんか優雅な時間の過ごし方です。温室でサボテンやらなんやらを見たのち、芝生広場へ。
　子どもと途中百均で買ったビニールボールとアメフトのボールで遊ぶ。姉妹ともにアイシールド２１のファンなので結構楽しんでアメフトのボールでキャッチボールをしてました。ちゃんと回転をつけて、ゆっくりと放ってあげるとちゃんとキャッチしてました。ドッジボールの練習になると喜んでましたが。私も気分はＱＢ蛭魔です。気持ちよくパスを投げてました。小１時間ほど遊んで、ちょっと顔が焼けてひりひりしてきたので帰ることに。
　しかし、あたりは花満開で非常にきれいでした。なるほど家族連れも多かったです。結構、芝生にシート敷いて寝てましたね。のんびりとして最高に気持ちいいでしょうね。人間こういう時間を持たないととしみじみ思う。
　そうそう、百人一首の
　ひさかたに光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ　紀友則
　なんて歌はこういう時期に読まれたのかな。そんなに早く散らなくともいいのに。ただ桜っていうのは散り際の見事さが良い気もするしね。日本人の美意識を感じますね。
　古典なんてて学生時代は思ったけど、古典を知っているとこういう時、豊かに時間を過ごせる気になる。ある程度年齢が行かないとわからない境地かなあ。ちょっと文学的な私でした。

　花の文化園を出て、近くにあるスーパー銭湯「風の湯」によって家に帰りました。この二日間非常に有意義でした。
　
　（追記）花の文化園のキャラクターはフルルちゃんと言うんだそうです。

　花の文化園ＨＰ　
　http://www.osaka-midori.jp/fululu/