関西学生リーグ 第５節 立命ＶＳ京大

　ついに来ました３強対決！まずは京都大学。
　開幕してから４試合、どうも今一波に乗り切れていないような様子の立命館。対する京都大学は、初戦１点差で神大戦を落としたものの、その後は僅差での試合をものにして一敗をキープ。この一戦を落とすともう後がない状態である。
　立命は、前節神大戦でＱＢ池野が負傷退場。明日の試合は池野か渋井かどっちであろうか。渋井の動けるＱＢというのも非常に興味深いものがある。対する京大は当然宮下である。オプションＱＢとして現在リーディングラッシャーにもなっている。こういうＱＢというとどうしても９５年、９６年と大学日本一になった杉本を思い出してしまうのだが、いかがでしょうか。
　京大としては、ＱＢ宮下のランを中心に時間を使ってロースコアの対戦に持っていかないと勝機はないような気がする。そうするためにはディフェンスの頑張りが不可欠ではある。４年前に勝ったときも、１ＴＤ、１ＦＧに押さえたディフェンス頑張りが勝機を呼び込んだ。
　ここ数年は立命の圧勝であったが、今年はどうでしょう。
　但し、立命館も関学が比較的順調に仕上げている様子なので、ここらあたりで本当にペースを上げていかないと、関学に対抗できないと思う。近大戦あたりから気になっているんですが、勝負どころでＷＲ陣がイージーなパスをキャッチできない場面を目にします。そろそろそういうことをなくしていかないとこれからの戦いでは命取りになってしまう気もします。
　この試合、池野が万全でないならばＱＢ渋井を見てみたい気がします。走れるＱＢというのはそれだけで攻撃の幅が増えるので守る方にとっては脅威となるのではないでしょうか。
　あとは、立命にとってはどれだけ平常心で戦えるかということでしょうか。常にリードを保って落ち着いて戦いたいものです。
　関学ＶＳ関大戦も楽しみです。前節近大戦では、近大ディフェンスに押さえ込まれた爆速ＲＢ中西を中心にどれだけ巻き返せるか。ＲＢ中西をどう使ってくるかが注目です。ＲＢ中西のランの裏プレーを構築できるかですね。関学に勝利するためにはディフェンスが出来るだけロースコアに押さえ込むことが条件です。ＴＤ２本ぐらいに押さえれば勝機が出てくるか。点取り合戦になると、ちょっと苦しいような気がします。
　いずれにせよ非常に興味深い一戦です。

　また、第１試合同大ＶＳ龍大の試合は、「アメリカンフットボールを見よう」という企画モノです。観戦ガイドを聞きながら試合を見るもののようです。明日こそは晴天でお願いします。

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