サイクリストは好きな道を走ってることが多いと思う。次第にそこばかりとなるが、あきた時いろんな道を走ることがある。そんな最中で気に入った道をまた新たに見つけることができる。
私は細い緩い道が好の様で、この小道はサイクリングするには好きな道のひとつ。車も通れないことはないが、この区間は対面の時にエスケープスペースなどは一切ないので、バックしようものなら、農業用の灌漑水路、ちょっと大きめのU字溝にタイヤをおとすか、土手から3m落ちて畑に突っ込むか、垣根で車にキズを入れることになる。クルマで走るには対面自動が来ない事を祈り、相当な運がいる。
市木からゴルフ場の間を抜け鞍ヶ池公園までの道。日曜日は休日のため、入り口にダンプカーがあるのが目印。ダンプの横だけアスファルトの上には砂が厚く載っていたので走行は低速で。
家族でとか、夫婦でとか、友人でとか、歩いている人も多い。自転車に乗った子供連れの親子というのも多かった。
歩きの人らは自分が向かう道では無く、分岐から違う小道に向かう人らが居たので、付いていく。大昔の記憶にある小道だった。たぶん幼少期にじいさんか父母と共に歩いた道に違いない。
コロナの事もあるが、暖かくなると人が浮かれて外に行くのは、仕方がない事なのかもな。
自宅からこの道を通って、さらに鞍ヶ池から中金に行くルートを通って、足助まで行くつもりだった。
鞍ヶ池。
ボート乗り場が盛況。スワンボートで競ってる人などもいた。
今日は足があまり調子よくない。この先行くのに不安が残る。なので今日はここで折り返し。
この森の感じがなんかきれい。
枝ぶりが迫ってくる。森が押し寄せてくる感じが良い。写真技術がないのでその感じがまるで伝わりそうもない。
場所は豊田野鳥の森施設。
市木の径から外環状沿いに走り始めるとある施設。ロビーでアンケートを書いて、ジュースを買って、階段で2Fのデッキに上がる。家族連れが居たので、3密防止で隅の方のデッキの椅子に座る。
座って見上げると、森がかぶさるように迫ってきた。小鳥の鳴き声(警戒音)が豊か。
距離はサイコンを付けていなかったのでよくわからない。ルート的には片道10kmぐらいだが、うろうろしていたのでたぶん走行は20キロ以上。
これ新車。
ALLCITYのスペースホースシリーズの一台。今はラインナップがないので少し古いモデルになる。
お店ではフロントシングルのフラットバーのクロスバイク風の完成車に仕立てられていた。自分にはロードバイクのフレームとして考えるとサイズが丁度よかったので、ドロップハンドルへとカスタムしてロングライド用として仕立てなおしてもらった。
完成車が特価のような値段だった(まあそこそこの値段なんだが)。少しでも費用をおさえるため、倉庫に使わないしまってある、いまのところ使う予定のないハンドルとかのパイプ類、予備用のサドルを使って、費用をさらに抑えた。安く済ませたかったが、完成車代金だけでなく、組み立て工賃とティアグラコンポーネントの代金とかもあり、金額が膨らんだ。金額は一般感覚の人(自転車って9000円ぐらいだよねって言う)からすると20台ぐらい買えるぐらいなので、けっこうな値段になってしまった。
かためのクロモリフレーム(丈夫すぎるぐらいなので重い)に、クロモリのフォーク(クロモリのフォークは重い)はベンドしている(少し前に曲がった形状)。
ベンドフォークは曲がってるので、ストレートのモノよりしなりが早い。釣りで言うところの釣り竿がひいて曲ってるのと、今から掛かるぐらい、状態が異なる。そして左右が独立してしなるので、ハブの連結部分はクイックリリースのものが向いてると思う。スルーシャフトだと独立した動きを纏めようとする。ブレーキがディスクならスルーシャフトのブレーキに問題はでにくいとされてるので、スルーが良いとされてる。でもこれはVブレーキで、フォークが独立してしなるベンドのクロモリフォークだとQRな方がいいと思う。
乘った感じとしては、昔乘る機会があったランドナーに似てる気がしました。ホイールが700Cのフレームがスローピングというのが大きく違う点です。フォークが振動吸収が良いので手のひらは思ったよりもしびれがでませんし、フォークのしなりで走行中の荷重変化とかに影響があるのか使用感が良いです。乗った感じは良いですね。
最近は暴飲暴食になり『100kg倶楽部』に加入してしまった、私としては、このめっちゃ重い自転車は、頑丈・丈夫そうで、すごく安心して乗れるという利点ばかりでした。
使い慣れたハンドルにサドル。それと最近走行中に腰痛が起こるため、少しハンドルを上げ、サドルから2cmほど下げたというハンドル位置にしました。ヘッドが長いので見た感じの違和感がありません。以前だと10cmぐらいは落差付けると良いとか言ってましたが、その意見は撤廃です。
ディスクで長く降るとたまに起こるディスクゆがみによる、カシュカシュなども起きても自分でその場で直すことができる、Vブレーキ仕様なのも、このフレームをえらんだ理由です。ミニVで効きが160mmや200mmのディスク程にないにしても、140mmぐらいのディスクブレーキの制動力がある感じです。サイドプルのブレーキに比べると、2~3割は効きが良く。下りなどでも100kg+車両重量をしっかりと受け止めるので、大変気にいっています。20kmぐらい使った感じではブレーキシューの減りが早い感じです。シューの船がジャイアントマークがついているので、シューもジャイアント製のと思われます。シューがMTB系のロングタイプのシューなので、シマノ製にしろテクトロ製にしろ、ジャイアント製にしろ、アリゲーター製にしろ、ロングタイプのシューは、欲しいときにない事がありそうなので、予備をあらかじめ買っておくのが良いかもしれません。
フロントのギア数を3段にして、全部で30段。最近気ままに走るサイクリングの場合、トリプルギアがスゴイ使いやすいのに気が付いたので、これもトリプルギアにしてみました。
ランドナーみたいなフレームにしろ、Vブレーキにしろ、フロントトリプルにしろ、全体的に時代に逆行してるいますね。
問題点は車重かな?これで持った感じ10kgをわずかにきるぐらいの9kg後半な感じです。装備品付けていくと10kgをきっと越えます。ロードバイクとして見ると超重量級です。軽量カスタムするにしても、ハンドルやサドルポストのカーボン化による軽量カスタムしても300gがせいぜいだろう。他ではフォークをカーボンのとかに変えると1kgほどは簡単に軽量化出来るが、気に入った乗り味からは遠くなると思うので、なのでこのまま使ってみます。
もう一つの問題は、回さないと進まない事。なんかスルスル前に出ると言った感じは皆無。体力勝負なところがある。
いま体力が落ち切ってるので、この20kmを基本に少しずつ伸ばしていきたい。
次は50kmの足助。その次は75kmの小渡。次は90kmの三河湾。次は120kmの三ヶ日。次は145kmの師崎、蔵王山。次は200kmの伊良湖。どんどん走って体力を取り戻したい。
「追記」
サイクル雑誌のおまけの車重計が出てきたので、車重がようやくわかった。
カチッとバンドを留めて、スイッチを入れて0.00を待つ、おもむろに釣り上げる。重え。
10キロどころじゃなかった。装備品込みで、な・な・なント、12キログラム!!スーパーヘヴィ。
軽く感じたという事なので、腕力は着いている、という事になる。
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