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こどもの日雑感 こども 1747万人

2006-05-05 07:30:44 | 少子化問題
子どもの数、25年連続減 1747万人、人口比最低 (共同通信) - goo ニュース

共同通信によれば 「こどもの日」にちなんで総務省が4日まとめた人口推計によると、4月1日現在の子ども(15歳未満)の数は1747万人で前年より18万人減った。1982年から25年連続の減少。総人口に占める子どもの割合も32年続けて低下し、13・7%と過去最低を更新した

少子高齢化を反映して、逆に65歳以上の人口割合は20・4%と過去最高で、子どもと高齢者の数は差が開く一方だ。
子どもの内訳は、男子が896万人、女子は851万人。3歳ごとの年齢層別では、中学生(12-14歳)と小学校高学年(9-11歳)がともに359万人と最多で、0-2歳が329万人で最も少ない。 引用終わり


大雑把に言うと昨年末で伸びを止めた日本の人口が1億2千774万人 有権者数(20歳以上)が1億02百万人ほどであるから19歳までの未成年がざっと2千6百万人程で20.4%であるから爺婆と未成年がほぼ同数 子供(15歳未満 まあ中学生まで)が13.7%と確かに少ない

近頃の0歳児の出生数は年間110万人前後になってしまった 昨年は110万7千人 秋以降の月次統計では死亡数が出生数を上回っているようだ

2020年には地球上のエネルギーが1900年のそれに比べ半減する 人間は地球上の生物に過ぎないのであるからその繁殖は餌の多寡に制約される
日本人の遺伝子がこの情報を先取りして増えるのを止めたのである 戦後7300万人から60年間で1億27百余万人になった事が(餌が良かったので)異常に増えたともいえる 似たような時間を掛けて元に戻るのである 問題は戦後の政治も経済も人口が増えるとの暗黙の前提で成り立っており(多くの)失政は人口の伸び(税収増)により破綻を来たさずに済んだ 

すでに個別に現れている 税収、消費税、国債、年金、医療、介護、(国家の)安全保障、家庭の崩壊、地域の衰弱、過疎など いざなぎ景気を越えた等数字の組み合わせに過ぎない 経済が2%しか伸びなければ2割が10%伸びれば8割はマイナス10%だ これからは平均で物事を現しても実態が浮かんでこない 上・中・下の分野別に評価をしないといけない これからは税収基盤の人口が確実に減るのである

人口減は悪い事ばかりでない 国債償還は3年は棚上げ、税収に見合った国の運営、国力に見合った国防、住宅ローンの残債免除など落ち着いた日本にする方法はまだまだある


暇な方は少子化問題のコラム参照願います





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