王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

スペイン土産

2006-05-14 09:09:51 | 社会
知人が先月末スペイン旅行にいった 晩酌の肴にとの事で瓶詰めを頂いた
写真がそれである どうやらイベリコ豚のパテ(レバーペースト)の様である
イベリコ豚と言えばスペインのイベリア半島西部地方でドングリや牧草とかなにやら自然に近い餌を与えられて育った黒豚で近頃TVの料理番組で評判の奴だ!
こちらはパテだけど全く臭みが無くてビールもウイスキーにも良く合う

一瓶幾ら位の品か知りたくて聞いても余りはきとして答えなかったが後日当人の旅行記でなんと70センツ(1ユーロ=100センツ≒142円)だから100円前後だ 6個も貰って3000円位かと思ったが600円 重かったろうがお値打ちだ! 近所のスーパーでプラスチック容器入りのイカの塩辛が300円するから安いよねー

写真の容器の下敷きは現地スーパーマーケット(Super Mercad)の買い物袋で店の名は El Corte Ingle's と書いてあるから直訳すれば「英国の生地屋」であろうから(勝手に想像すれば)100年以上も前に出稼ぎに来て土着してしまったのだろう 日本の銀座にも英国屋という仕立て屋がある ここは英国人の子孫がやっているわけでないからスペインのスーパーもスペイン人が英国品を扱っていたのかも知れない どっちでも良いけど面白いなーと思った 

ついでに頼んで買ってきてもらったスペイン中心の世界地図を眺めると英国なんて目と鼻の先 米国の西海岸だって庭先みたいなもんだ
ともあれ 旅行中はユーロ一本で事足り値段の割には食べきれぬほどの量の食事にありつき(日本の現状と比べ)そんな豊かに見えないけど皆楽しそうに暮らしているそうである 

過日東アジアの地域単位通貨の記事でユーロに触れた
11日ユーロのドル高傾向についてフランスの財務相が以下のように述べた
[パリ 10日 ロイター] フランスのブルトン経済財務産業相は、最近のユーロ/ドルの動きが「小さな変動」に過ぎないという見方を示した。
ブルトン財務相は「フランス輸出の3分の2近くがユーロ圏内。ユーロ/ドルの上昇は、原材料調達価格が下落するということでもある」と述べた

米国がドルの垂れ流しで崩壊する時巻き添えを食わない様な経済体制とは上記の様な状態を言う 
総論で東アジア地域単位通貨の創設は良いことである しかし主役の一人である日本はその前に国地方負債残高1000兆円を整理する事に筋道を立てねばならない ドルが崩壊する前に円がこけては話しにならないのであるから
コメント
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