王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

敵基地攻撃能力は必要

2006-07-10 10:30:01 | 政治
敵基地攻撃能力は必要 額賀氏「与党の議論待つ」 (共同通信) - goo ニュース

共同通信の抜粋:「額賀福志郎防衛庁長官は9日、記者団に対し、北朝鮮の弾道ミサイル連続発射を踏まえ、現在自衛隊が保有していない発射基地などへの敵基地攻撃能力について「独立国家として、一定の枠組みの中で、最低限のものを持つという考え方は当然だ」と述べ、憲法の範囲内で可能な装備を検討すべきだとの考えを示した」

当たり前だよ 

でも20年も前なら防衛長官の首だけで済まず内閣が飛んだかも
昭和20年日本敗戦後、進駐軍は日本の再軍備反対 この考えの上に日本の平和憲法ができた 加えてソ連謀略に乗った社会党と共産党の天皇批判・革新勢力による組閣運動 ところが昭和25年朝鮮戦争が勃発すると米国は日本国内治安維持のため警察予備隊(後の自衛隊)という令外の官(法律の規定外の任務を行う者)を発足させた
総論武装禁止各論かなりの武装という混乱する自衛隊の元がそこにあった

昭和20年でもB29はテニアン島から飛来し銃後の国民に雨あられと焼夷弾をばらまき沿海に機雷を投下し物資の輸送を困難にした 平成18年7月北からは意図不明のミサイルが発射され生活物資の過半は海外からの輸入に頼る 言うまでも無く石油はほぼ100% 食料品も50%になろう 
この現状で国民の生命と財産を守るとはどんな事であろうか 社会党が強かった頃米国から購入した戦闘機の空中給油装置を外したとか
爺はいたずらに戦争を奨励しているのではない
抑止力を働かすという点から考えれば「迎撃ミサイルの装備を」とか「核武装を考えよう」とか叫ぶ前に二段階も三段階も考えを煮詰めておく必要があると思いその一歩として通常兵器による抑止力の向上を考える事は地道な考えの一つで有ろうと思っただけ

もっと突っ込んで考えれば領海内やEEZに無断で入り込む測量船その他の船舶を停船・臨検・拿捕(当然この間に銃火のやり取りが考えられる)する事が出来ない海上保安庁と国の意思のあり方 何か大事が起きるたび声高に叫ぶだけで国民の意思を発動する機構が少しも整備されない

98年北によるテポドン1号発射を契機に米国の口車に乗せられMD(敵のミサイルを迎撃ミサイルで打ち落とす)構想に30億ドルも掛けるその半分以上を持たされるのでないか その効力は北からに対応するのは無理 又米国の軍事衛星を使わねば管制できないのだから日本の一存では打てないのだよ そもそも撃った後から打ち落とすとの考え方がおかしいのである 米ロともオーバーキル(全滅させる以上の殺傷能力)と言われるほど核ミサイルを持っているのだから 北の暴挙はトマホークミサイルの限定攻撃で十分報復と懲罰は可能であるのに

米国にしてみれば北君暴発有難うだ お馬鹿な日本政府をそそのかせMD構想に一層の金の無心を出来る

もっと通常兵器ですぐ抑止する やらす前に抑止力を高める方法と国民の意思の表し方を議論すべきである

コメント (7)
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