王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

CHANGE 最終回

2008-07-15 10:01:22 | 芸能
さあ昨晩は最終回です。第7回より15分長い90分の拡大版。
前回の欠点を振り返ると時間の長い分「回想部分をやたらと増やし話の展開が無いとつまらないなー」と心配していました。

でも今回は話に起伏と言うかメリハリが効いていて引きつけられました。
最初の30分で「キムタク総理の責任を取る」とはどんな事?
次の30分で「素人らしい責任をとる方法」
残りの時間で「深津さんとの仲とその後の話」という割り振りでよく出来ていました。

さて予算委員会で倒れたキムタク総理ですが医師団の発表では「過労で耳石が如何たらでめまいを起こし意識不明に」なったそうで取敢えず安静との事です。

私邸では深津、阿部、ローサが3日分の予定キャンセルの後、「倒れた時、責任を取るとは何を喋ろうとしてたのか?」と心配しましたが「総理辞任だろう」と見当をつけていました。

翌日病室で気がついたキムタク総理は深津さんの心配を他所に「病人食を2人前平らげる勢いです」
阿部官房長官が「回復し食事を二人前平らげ」なんて記者会見してました。
しかし総理に事故(病気)がありましたので「臨時総理」を任命しないといけません。臨時は議員でなければいけませんが所定の序列では寺尾前官房長官と以下は大同疑惑で黒の閣僚でした。

何とキムタク総理の理解者石黒賢先生を指名します。早速石黒は山のような書類に囲まれキムタク総理がその書類に一々目を通していた事を聞き、又その為夜も寝ていない事を聞き驚きました。
その頃病室に寺尾先生が総理を見舞いに来ます。
寺尾先生は「総理は辞任するのでしょう?! その際は(私の内閣に)入閣して欲しい」と誘いますがキムタクは応じません。
その夕刻キムタク総理は私邸に引き上げてきました。
富司ママも上京し深津と息子を気遣っています。早速TVを見たがる息子に「安静より仕事を取る息子の事を政治家の進退は自分で決める」と語ります。
その頃寺尾先生は「総理が辞任の意向」と記者会見で語りました。
そんな所に長野の生徒が見舞いに訪れSPの大倉と銃撃戦の真似で盛り上がります

翌日官邸執務室で秘書官6人組みに「あと1週間で辞任する。この間に出来る事」を選びますが出来る事は「週一の官邸連絡会議」で出すお茶を(飲む人が居ないので)止める事を決めます。
なんと60万円ほどの節約が担当ベースの話で決まらずついに大和田事務次官のお出ましで「渋る次官を手持ちの携帯ポットのお茶を勧めて説得しきりました」
改革とはかくも手間の掛かる事という見本でしょう。
その夜中村敦夫前幹事長が私邸に訪れます。
「任命責任をとり自認は政治家らしいが貴方は素人だ」「父上はアジアの子供交流を夢見ていた」と告げられます。
キムタク総理は何かを感じたようです。
翌日総理は深津さんに(1)国民に直接語り掛けたい。(2)それが終わったら深津さんに話すとしてTVを通じ「思いを語る場が出来ます」

ここからが第二部でTVを通じ20分もキムタク総理の独演です。
何だかチャップリンの独裁者を思わせる構成です。
キムタク総理は国民の目線感覚で判る政治を行うため「総理を辞任して併せ衆議院を解散する」と宣言します。 

第三部でしょう。
放送後清々した気分で官邸の庭で立つキムタクと深津さん。総理の(2)の願いとはとの質問に総理は「一緒に居てください」とプロポーズして「はい」と快諾を得ました。

早速開かれた福岡の選挙事務所に選挙請負人阿部が乗り込んだ朝にはキムタクと深津は宣伝カーに乗り街頭演説を始めていました。
めでたしめでたし。

でもこの後キムタクの体の具合はどうなるのでしょう?
爺は深津さんを後継に押して自分が後ろに回るのでないかと考えていたのですが。
全体には「軽いタッチ」でしたが中々重いメッセージが見られました。
CHANGE Ⅱ なんか出来ますかね?
コメント (2)
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竹島 解説書に明記

2008-07-15 08:04:52 | 政治
竹島、解説書に明記=「固有領土」表現は避ける-中学新学習指導要領・文科省(時事通信) - goo ニュース

「竹島」について中学指導要領の解説書に記述する事が決まった。
新聞の解説によればまず指導要領ありきでこれは文部科学大臣が官報で告示するので法的拘束力が有るのに対し、同解説書は学習指導要領の内容を明確にする為、およそ10年に1度の指導要領改定に併せ文科省が作成するそうだ。

何だか「箱の中の部品に数え上げないで置いて、その取り扱い説明をしている」様に思える。

この辺りが昨日も書いた誰か「多分外務省?」の官僚が韓国の立場を考慮したと言う事なのか?
まあ六カ国協議もあったし拉致問題解決に韓国の協力が必要との思惑が有ったのだろうか?
しかしそんな配慮も空しく韓国は政府政党と国民も激高しており日韓の外交関係は荒れそうである。

ここ3年ほど島根県が「竹島の日」を決めるなどして日韓関係に物議を醸し「日本の領有問題」が国民の意識に上るようになった。
こんな事でもなければ「日本国政府」が中学生に「竹島」は韓国に実効支配されている事さえ出来なかった訳だ。

爺なんか小学生の頃「突然李承晩ライン」なんてのが引かれ日本の漁船が次々と拿捕され子供心にも悔しい思いをしたもんだ。竹島の韓国による実効支配もその頃の話だったと思う。
1965年(昭和40年)日韓漁業協定の締結により李承晩ラインの撤廃までに「竹島」の韓国による占領は固定化してしまった。

話は跳ぶけど数年前の韓流ブームとか「ヨン様に対する小母さん達の追っかけ」なんて「マジかよ」と冷たい目で見ていたもんだ。

さて「竹島」は日本の(固有)領土だ!という位で「未来志向の日韓首脳による二国間関係」が壊れてしまうものかどうか?
まあ見ものである。
ざっと50年以上も「竹島」の領有権を教育してこなかった日本人と「独島(竹島の韓国名)愛」と呼んで「祖国防衛の精神を独島の(日本からの)防衛に焦点を合わせ」教育された韓国人とのまず言い争い(論戦)はこれからである。

江戸時代であれば「どちらの島でも実害はなかったろう」今では竹島の帰属をめぐり排他的経済水域(EEZ)の問題が絡んでいるから深刻である。
日本海を東海と呼称変更を要求し対馬を自国領だという韓国との交渉は「国論を一つにしてタフで長期の構え(つまり官僚任せでは駄目)」が欠かせない。


時事通信:
文部科学省は14日午後、日韓両国が領有権を主張している竹島について明記した中学校社会科の新学習指導要領解説書を公表した。政府内で調整した結果、当初検討した「固有の領土」との記述は避け、「北方領土と同様にわが国の領土・領域について理解を深めさせる」という韓国に配慮した表現となった。

 町村信孝官房長官は同日午後の記者会見で、韓国側に冷静な対応を求めたが、韓国側は駐日大使の事実上の召還を決めるなど、強く反発。両国関係に大きな影を落としそうだ。

 竹島の記述を追加したのは解説書の地理部分。「わが国が正当に主張している立場に基づいて、当面する領土問題や経済水域の問題などに着目させたりすることも大切」とした上で、「韓国との間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れ(る)」とした。

 北方領土は従来通り「わが国固有の領土」と明記し、新たにロシアによる占拠を「不法に」と表現した。一方、竹島は「北方領土と同様に」とすることで、日本の領有や韓国による占拠を間接的に説明した形だ。(引用終り)
コメント (4)
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