自民逆襲の衆院予算委 攻めるネチネチトリオ 首相「我慢の子」(産経新聞) - goo ニュース
昨日2日から衆院の予算委員会が始まりました。
官僚による答弁を廃して関係閣僚による生の答弁という事ですがどうでしたでしょうかね?
野党の自民党は大島幹事長、町村予算委員会筆頭理事そして加藤紘一元幹事長等の大物を質問者を揃えました。
TVニュースの編集場面しか知りませんが:
大島氏が「4年でマニフェストを実現出来無い時の政治的責任とは?」に対し鳩山首相は「そのことで(国民に)問う選挙が一番」と言い切りました。
この点について加藤氏は「責任を取ろうと言っても取るまいといっても国民は下野させる。(総理の答弁は)詭弁だ」と指摘していました。
まあそうですよね。マニフェストを大声で叫び4年間に(国民が納得する程度に)実現出来なければ鳩山首相の辞任のみならず僅か4年で2度目の政権交代です
町村氏は「普天間基地移転」に関して:「閣僚のバラバラ発言」「何処へ移転か?何時までに移転か?」と鋭く問い詰めていました。
一時「(時期を)明言しなければ、これ以上質問できない」と言い切りましたよ。
昔であれば「質問打ち切りで“首相が時期を明言しなければ”委員会が中断騒ぎになった所でしょう。TV中継のせいでしょうか? 幸か不幸か騒ぎに成らなかったようです。
直島経産相が「無駄な予算とは何か? 具体的に示せ」と指名され慌てふためいて資料を繰りながら答弁していました。
事前に質問内容を知らせずこの手の細かい話をさせ恥をかかす様な手法はいただけません。
まあ政治家同士の生の言葉で話し合うのは興味深いものです。
その政治家個々の知性とか政治信条とか信念が国民に見えてきますね。
TV中継という情報公開は「従来の方法を変えるかも知れません」
産経新聞:
鳩山由紀夫内閣発足後初の衆院予算委員会が2日、開かれ、本格的な国会論戦が始まった。野党・自民党は大島理森幹事長、町村信孝元官房長官、加藤紘一元幹事長と重鎮3人が次々に質問に立ち、現政権の経済・外交政策などを執拗(しつよう)に追及した。首相は「守りの答弁」に徹したが、攻守が逆転した国会審議の厳しさを痛感したのか、硬い表情を最後まで崩さなかった。(坂井広志)
「鳩山政権は政治主導の下でおごり、無礼、強権的な政権運営が目に付く」
大島氏は冒頭から首相を挑発した。菅直人副総理が10月31日に「霞が関は成績が良かっただけで大ばかだ」と発言したことを引き合いに「鳩山政権は友愛を標榜(ひょうぼう)しているのだから内閣で友愛を勉強された方がよい」と断じた。
大島氏らは細かい政策論議は避け、首相がこだわる「政治主導」「友愛」などのキャッチフレーズを挑発することで首相の足元をすくう作戦に出た。だが、首相は「我慢」と「守り」に徹した。代表質問と違い、時間の限り質疑の応酬が続く予算委でへたに応戦すれば「敵を利するだけだ」と判断したようだ。
首相は菅氏の発言について「役人の皆さんは優秀だ。決してばかだとは思っていない。時には言葉が過ぎることもあろうかと思う」と釈明。西松建設の違法献金事件をかつて「国策捜査だ」と批判したことを指摘されると「反省している。私自身のこと(政治資金収支報告書虚偽記載問題)も国策捜査という認識はない」とわび、「完璧(かんぺき)とは確かに言えないが、友愛精神に満ちた脱官僚依存の政治に挑んでいくつもりだ」と理解を求めた。
続く町村氏はさらに執拗だった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を「ブレがすごい。首相の一言一言も軽い。閣内が一致しているか考えたことあるか。沖縄県民が不安になる」と批判。「『釈迦に説法』だろうが、外交とは国益と国益が激しくぶつかり合う場だ。ソフトクリームのように溶けてしまわないように」と皮肉った。さすがに首相も顔をこわばらせたが、「国民に不安を与えたとすれば注意したい」と応じた。
加藤氏は「本会議場での機関銃のような拍手はなんだ。あれ以来民主党議員の顔がみな同じに見えるようになった。友愛精神らしい個の確立をお願いしたい」と小沢一郎幹事長の民主党支配を当てこすった。
さらに、首相が衆院代表質問で「あなた方に言われたくない」と言い放ったことを「首相のセリフではない。野党ボケではないか」と叱責(しっせき)。首相は「反射的に出た言葉だが、不信感を与えたことを遺憾に思っている」と謝罪した。
首相の堅い防御を破れず、加藤氏は「与党として用心するようになってきたね」とやや不満顔。一方、首相は2日夕、記者団に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「初めてだったから緊張したが、自民党の先輩議員の思いを拝聴し、よい勉強になった。国会論戦がよみがえるのはよいことだ」
(引用終り)
昨日2日から衆院の予算委員会が始まりました。
官僚による答弁を廃して関係閣僚による生の答弁という事ですがどうでしたでしょうかね?
野党の自民党は大島幹事長、町村予算委員会筆頭理事そして加藤紘一元幹事長等の大物を質問者を揃えました。
TVニュースの編集場面しか知りませんが:
大島氏が「4年でマニフェストを実現出来無い時の政治的責任とは?」に対し鳩山首相は「そのことで(国民に)問う選挙が一番」と言い切りました。
この点について加藤氏は「責任を取ろうと言っても取るまいといっても国民は下野させる。(総理の答弁は)詭弁だ」と指摘していました。
まあそうですよね。マニフェストを大声で叫び4年間に(国民が納得する程度に)実現出来なければ鳩山首相の辞任のみならず僅か4年で2度目の政権交代です
町村氏は「普天間基地移転」に関して:「閣僚のバラバラ発言」「何処へ移転か?何時までに移転か?」と鋭く問い詰めていました。
一時「(時期を)明言しなければ、これ以上質問できない」と言い切りましたよ。
昔であれば「質問打ち切りで“首相が時期を明言しなければ”委員会が中断騒ぎになった所でしょう。TV中継のせいでしょうか? 幸か不幸か騒ぎに成らなかったようです。
直島経産相が「無駄な予算とは何か? 具体的に示せ」と指名され慌てふためいて資料を繰りながら答弁していました。
事前に質問内容を知らせずこの手の細かい話をさせ恥をかかす様な手法はいただけません。
まあ政治家同士の生の言葉で話し合うのは興味深いものです。
その政治家個々の知性とか政治信条とか信念が国民に見えてきますね。
TV中継という情報公開は「従来の方法を変えるかも知れません」
産経新聞:
鳩山由紀夫内閣発足後初の衆院予算委員会が2日、開かれ、本格的な国会論戦が始まった。野党・自民党は大島理森幹事長、町村信孝元官房長官、加藤紘一元幹事長と重鎮3人が次々に質問に立ち、現政権の経済・外交政策などを執拗(しつよう)に追及した。首相は「守りの答弁」に徹したが、攻守が逆転した国会審議の厳しさを痛感したのか、硬い表情を最後まで崩さなかった。(坂井広志)
「鳩山政権は政治主導の下でおごり、無礼、強権的な政権運営が目に付く」
大島氏は冒頭から首相を挑発した。菅直人副総理が10月31日に「霞が関は成績が良かっただけで大ばかだ」と発言したことを引き合いに「鳩山政権は友愛を標榜(ひょうぼう)しているのだから内閣で友愛を勉強された方がよい」と断じた。
大島氏らは細かい政策論議は避け、首相がこだわる「政治主導」「友愛」などのキャッチフレーズを挑発することで首相の足元をすくう作戦に出た。だが、首相は「我慢」と「守り」に徹した。代表質問と違い、時間の限り質疑の応酬が続く予算委でへたに応戦すれば「敵を利するだけだ」と判断したようだ。
首相は菅氏の発言について「役人の皆さんは優秀だ。決してばかだとは思っていない。時には言葉が過ぎることもあろうかと思う」と釈明。西松建設の違法献金事件をかつて「国策捜査だ」と批判したことを指摘されると「反省している。私自身のこと(政治資金収支報告書虚偽記載問題)も国策捜査という認識はない」とわび、「完璧(かんぺき)とは確かに言えないが、友愛精神に満ちた脱官僚依存の政治に挑んでいくつもりだ」と理解を求めた。
続く町村氏はさらに執拗だった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を「ブレがすごい。首相の一言一言も軽い。閣内が一致しているか考えたことあるか。沖縄県民が不安になる」と批判。「『釈迦に説法』だろうが、外交とは国益と国益が激しくぶつかり合う場だ。ソフトクリームのように溶けてしまわないように」と皮肉った。さすがに首相も顔をこわばらせたが、「国民に不安を与えたとすれば注意したい」と応じた。
加藤氏は「本会議場での機関銃のような拍手はなんだ。あれ以来民主党議員の顔がみな同じに見えるようになった。友愛精神らしい個の確立をお願いしたい」と小沢一郎幹事長の民主党支配を当てこすった。
さらに、首相が衆院代表質問で「あなた方に言われたくない」と言い放ったことを「首相のセリフではない。野党ボケではないか」と叱責(しっせき)。首相は「反射的に出た言葉だが、不信感を与えたことを遺憾に思っている」と謝罪した。
首相の堅い防御を破れず、加藤氏は「与党として用心するようになってきたね」とやや不満顔。一方、首相は2日夕、記者団に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「初めてだったから緊張したが、自民党の先輩議員の思いを拝聴し、よい勉強になった。国会論戦がよみがえるのはよいことだ」
(引用終り)