王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ウィキリークス公開の米公電 いろいろ暴露 

2010-12-01 07:34:25 | 海外
ウィキリークス公開の米公電、ロシアは「事実上のマフィア国家」(トムソンロイター) - goo ニュース

民間の内部告発サイトウィキリークス社が手にした25万件の米国公電だそうですが
同社のHPに公開したとして「誰がそんな分量の情報を読んだのか?」と瞬時に思いましたが、どうやらその内の270数件とかがまず公開された様です。
またその情報を元に外国新聞社が自国に興味のある記事を引用しているのか「北朝鮮、サウジ、イタリア、ドイツ、ロシア等」についてばらばらと書いているようです。
日本の麻生さんとか鳩山さんについての公電は無かったのですかね?

29日(米国時間)クリントン国務長官が強い口調で「情報を漏えいした関係者の責任を追及」と発言していました。
彼女の能力と何の関係も有りませんが「のどから首に掛けての皮膚のたるみ」が目立ちました。疲れているようです。

一部の報道では「今回の漏洩も“イラクの民間人を米軍ヘリが銃撃する映像”を流した人でないか?」と写真付きで報じていましたが今は消えているようです。
漏洩が誰にせよ米国政府が「9・11テロが防げなかったのは関係部署が情報を共有していなかった点を反省して情報を横断的に繋げたので閲覧可能な人数が増え膨大な公電の漏洩となった」とか。
法による秩序維持の国ですから「閲覧者の制限と情報漏洩は国家反逆罪とかスパイ罪」等で素早く対応するでしょうね。
さて人の頭のハエを気にしているより日本の事が心配です。
こうなると日本も公電はもとより先の「尖閣映像の漏洩」の様な例にどう対処するのか方針を決めないといけませんね。
日本は「国家反逆罪」とか「スパイ罪」が有りませんから情報漏れ、スパイ天国だそうです。
よほど人気のある政権でないとこの手の法案は成立しにくいでしょうね。
国益は守って欲しいし政府の秘密は知りたいし悩ましい事です。


トムソンロイター:
[モスクワ 29日 ロイター] 民間の内部告発サイトのウィキリークスが公開を始めた米政府の外交公電約25万点の中には、ロシアで最も力を持っている政治家は、エネルギー政策からイラン政策までを仕切る「群れのリーダー」的なプーチン首相だとする一方、メドベージェフ大統領は「プーチン・バットマンの(相棒の)ロビン役」と皮肉るなど、各国首脳を酷評する中身もあった。

 今回公表された外電では、米外交官らはロシアを「事実上のマフィア国家」と表現。在パリ米大使館発の機密公電には、今年2月8日にゲーツ国防長官が「ロシアの民主主義は消失し、政府は治安部隊が動かす寡頭(かとう)体制」だとし、「メドベージェフ大統領はプーチン首相よりも実利的だが、真の変化はほとんど見られない」と述べる内容なども含まれている。

 2012年の大統領選で再選を目指すオバマ米大統領は、メドベージェフ大統領との信頼構築を通じてロシアとの関係改善を進めようとしているが、今回暴露された文書はそうした努力に冷や水を浴びせる可能性もある。

 一方、イタル・タス通信によると、インド訪問中のロシアのラブロフ外相は、今回の機密文書暴露が米ロ関係に悪影響を及ぼすことは望まないと表明。「もちろん面白い読み物だが、実際のところ、われわれは相手国の具体的問題の方を判断材料とし、将来的にもそのアプローチは変えないつもりだ」としている。

 また、メドベージェフ大統領の報道官は「興味深いことや、コメントに値することは何もない」と、ウィキリークスの公開文書自体は問題視しない姿勢を示している。
(引用終わり)

写真:ウィキリークス社のHP
コメント (2)
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