王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東北新幹線の東京駅で乗客置き去り 

2010-12-05 08:50:36 | 社会
乗客ゼロで新幹線出発=東京駅、確認せず200人置き去り(時事通信) - goo ニュース

昨日4日夕刻東京発仙台行きの東北新幹線「やまびこ147号」がドアを開けず、乗客を一人も乗せないで出発したそうです。
笑ってはいけませんがまあ乗客乗務員に怪我が無くて何よりでした。

どうやら強風の為ダイヤが乱れこの列車は50分以上遅れていたようです。
又遅れの影響でこれに乗務する車掌も配置について居なかったようですよ。

従って列車はホームに入っているもののドアは開かず乗客は何時発車するとも判らない状態で待っていたのでしょうか?
そもそも回送基地からは車掌無しでホームに入るのですかね? 判りません??
定時運行厳守は鉄道員の本能でしょうから運転手は「50分遅れで出発可の青信号が付いた瞬間」車掌の不在もドアの開閉も忘れてしまい運転レバーを前進に入れたと思いますよ。でもその結果、多分後続の列車で車掌と乗客が追いつくのを上野で待つ為、更に31分遅れたそうです。
この運転手も車掌も平常な精神で乗務が出来たのでしょうか? 或いは二人とも交代したか? 気になります。

それにしても日本の新幹線ですから車掌がドアスィッチを入れないと運転席に乗務を示すランプが付かないとか車内電話でその確認をするとか或いは運転司令室による確認とか素人が考えても幾つかファイルセーフ(間違っても手直しが効く手段)が有りそうなものですけどね。運転司令室が一番機能してい無いようにみえますね。

先月中ごろは三島駅でドアが開かず折り損ねた乗客が居ました。
開いてしまうより良いですが急ぎの方は困りますよね。
一分余分な手間を掛ければ何でも無かったのですが。


時事通信:
4日午後5時35分ごろ、東京都千代田区のJR東京駅で、同駅発仙台行きの東北新幹線やまびこ147号(10両編成)がドアを開けず、乗客を1人も乗せないまま出発した。ホームには約200人の乗客が置き去りにされた。JR東日本によると、強風でダイヤが乱れた上、ドアを開閉する車掌の乗車を運転士(52)が確認しなかったためで、同社は「聞いたことがないミス」と平謝りしている。

 出発直後にホームの駅員が気付いたため、次の上野駅で待機。置き去りにされた客は後続の新幹線に乗り、一部は上野駅で乗り換えた。147号は強風の影響で54分遅れていたが、このミスでさらに31分の遅れが生じた。 

コメント
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