王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

茨城県議選挙 民主党惨敗!?

2010-12-13 08:03:04 | 政治
現有6議席に衝撃=「惨敗」と執行部批判も―民主(時事通信) - goo ニュース

大分前から茨城県議選挙は民主党の(有権者による)支持の度合いを測る絶好の指標と言われていました。
まあ浜爺でも大幅躍進は無いだろうと思っていましたがね。
結果は24人の公認・推薦候補に対し現有の6議席に留まったそうです。
穏やかに考えれば昨年夏の政権交代の熱気に煽られ、支持政党なしで政権交代に期待して民主党に投票した人はがっかりして県議選では離れてしまったのでしょう。

さてそれでは自民党が大躍進かと言うと選挙前の45議席を39に減らしましたが辛うじて過半数を維持したそうです。
つい最近までは保守王国だと思いますが県民の思いは複雑なようです。

さてこれで民主党「小沢派は菅政権の運営手法を責め」「政権側は小沢氏の国会招致を決め様としています」
小沢派の幹部のセリフが愉快ですね。
「そんなこと(国会招致)をやっている場合じゃない」と強く反発したそうです。
完全にムラの論理でありムラ以外の意見を一顧だにしていません。
これがまかり通れば民主党は政治団体ではなく「民主党と言う名前の国民に寄生する議員が集まった運命共同体(ただただ自分たちの事しか考えない)」でしかない事がはっきりします。
小集団の中の一部の意見が国民の意見を代表しなければ政治的立場は0です。

さてさて週末小沢、鳩山、輿石三氏は会合を持ち情報を交換したそうですが「民主党分裂には動かない」と決めたとか。
この政治発言はどう読み解くのでしょう。
その1:自分たちからは割って出られない。
その2:仕掛けられたら(止む得なく)分裂行動を取るぞ。
その3:まだ態度を決めるだけ情勢が熟してない。
最後の3ですかね?
今日の役員会で「小沢氏の国会招致」がどの様に決まるのか?または決まらないのか?
いずれにしても民主党らしい解決方で一段と国民をがっかりさせるのでないかと気になります。
原則論者岡だ幹事長の辣腕に期待したいのですが、疲れが顔に出てますよね。余り期待できません。


時事通信:
 民主党は12日の茨城県議選で公認・推薦候補の4分の3が落選し、現有の6議席にとどまったことに衝撃を受けている。国民の菅政権離れを裏付けた結果ともみられ、「政権への影響が心配だ」(ベテラン議員)と懸念する声も漏れた。小沢一郎元代表に近い議員からは「惨敗だ」と執行部を批判する声が相次いだ。

 民主党は県議選で24人の公認・推薦候補を擁立。統一地方選の前哨戦と位置付け、鳩山由紀夫前首相や岡田克也幹事長らが現地入りするなど、異例のてこ入れを行った。党幹部は「1議席でも上積みできれば勝利だ」と述べていたが、現有議席維持の結果を受け、首相に近い議員は「(敗因は)菅直人首相の政権運営と小沢氏の招致問題のどちらとも言えない。全部だ」と語った。

 これに対し、小沢氏に近い議員からは「政権運営自体が問題だ。今のままでは来年の地方選は惨敗だ。戦えない」などと執行部への不満が噴出した。

 小沢氏の国会招致問題では、岡田氏が政治倫理審査会での議決による招致実現を目指しているが、県議選の結果を受け、小沢氏を支持する議員は「そんなことをやっている場合じゃない」と強く反発した。 
(引用終わり)
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