王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

市原悦子さん 逝去 82才 !!

2019-01-14 13:17:18 | 芸能
市原悦子さん死去、82歳「家政婦は見た」など出演
12日声優であり女優でもある市原悦子さんが逝去されました。
82才との事。ここ数年は体調を崩した様で芸能活動は控えていた様にお見受けしました。

傘14日朝のTNニュースショーは各局とも、市原さんの特番を組んでいました。
昨日今日は比較的世の中が落ち着いていたのでしょう。

報道では「心不全」で亡くなられた由。
余談ですが米国の小説で法医学者で解剖の権威でもある方が仲間と組んで犯罪を解決するシリーズがあります。
そのどこかに医者による「心不全」との見立てに「何で心不全なのか?」それを指摘しないとダメ!と指摘する場面がありました。人間最後は心臓が止まって終りですからね!

市原さんの場合は基礎体力の低下による多臓器不全による心臓の停止ですかね??
ここでも昭和の女優さんがお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りします。             合掌

市原さんが「日本昔ばなし」を始めた頃、子供たちが番組を見て一家で楽しんだものでした。
その内ネタ切れになり余り聞かない話も多くなりいつか番組から離れました。
♪ぼうや 良い子だねん寝しな=♪ のメロディーと歌詞は今でも思い出します。
子供たちも稼ぎ盛りの小父さん小母さんになりました。
道を誤らなかったのは「まんが日本昔はなし」のおかげだったかも知れません。
ありがとうございました。


写真:16年元気なころの市原さん

日刊スポーツ:
TBS系で放送された「まんが日本昔ばなし」で20年間にわたり声優を務め、演技派女優として活躍した市原悦子(いちはら・えつこ)さんが12日午後1時31分に心不全のため都内の病院で亡くなった。82歳。昨年12月に盲腸となり、正月5日から入院していた。平成最後の年に、多くの人に愛され、親しまれた女優がまた1人、この世を去った。通夜は17日午後6時、葬儀は18日午前11時から、いずれも東京・青山葬儀所で営まれる。

   ◇   ◇   ◇

市原さんは16年11月に自己免疫性脊髄炎のため都内の病院に入院。以降、入退院を繰り返し、芸能活動もセーブしていた。

昨年12月初めに体調不良を訴えて、検査を受けたところ、盲腸と診断された。その時に、うみが出るなどの症状があったが、投薬治療などで回復し、12月30日に退院し、いったん自宅に戻った。大みそか、正月は自宅で過ごしたが、5日の夜中に再び苦しみだし、別の病院に入院した。7日までは事務所社長とも会話もできたが、徐々に反応もなくなり、意識が混濁。12日昼すぎに親族、友人らにみとられて息を引き取った。

早大を経て、俳優座養成所に入所。同期には大山のぶ代、作家のジェームス三木氏、冨士真奈美がいた。57年に俳優座に入団し、新人時代から度胸のいい演技で、舞台、ドラマ、映画で活躍した。

71年に俳優座を退団した後は、TBS系アニメ「まんが日本昔ばなし」で75年から約20年にわたって声を担当した。その後も高視聴率だった2時間ドラマ「家政婦は見た!」(83〜08年)など、演技派の女優として人気を得た。

私生活では、俳優座で同期だった演出家の塩見哲さんと61年に結婚した。子宝に恵まれなかったが、市原さんが主演し、塩見さんが演出する舞台公演を行うなど、おしどり夫婦として知られた。12年に市原さんがS状結腸腫瘍の手術を受けた時も、塩見さんは病床の妻を支えていたが、14年に塩見さんは肺炎で亡くなった。直後から、最愛の人を失った市原さんも心身ともに衰えを隠せなかった。

16年11月に脊髄炎のため病院に入院した時は、芸能活動を休業。17年2月にはリハビリ専門病院に転院し、退院した後は都内の自宅でリハビリに励んでいたが、回復しなかった。同11月にはナレーションの担当予定だったNHK大河「西郷どん」を降板。その後は西田敏行に代役を託した。

しかし、昨年3月にはNHK「おやすみ日本 眠いいね!」内で担当するコーナー「日本眠いい昔ばなし」の朗読を自宅で収録し、仕事復帰した。亀が人里へ助けを求めに行く「亀の使い」の話で、動物たちの声を6種類の声色で演じた。以降、月1回のペースで同番組の声だけの収録を自宅で行ってきた。

今月7日にも12日放送分を収録予定だったが、収録できず、7年前に収録したものを放送した。19日に初日を迎える観月ありさ主演の神奈川芸術劇場公演「悪魔と天使」にも声で出演を予定し、年明けに収録予定だった。最後の仕事は入院中の12月25日に病室で行った「日本眠いい昔ばなし」の収録。最後まで女優として仕事を貫き通した。

◆市原悦子(いちはら・えつこ)本名塩見悦子。1936年(昭11)1月24日、千葉県生まれ。俳優座養成所に入り、57年に俳優座入団。71年に退団した。75年に始まったアニメ「まんが日本昔ばなし」の声優として活躍。83年に始まったテレビ朝日系ドラマ「家政婦は見た!」は四半世紀以上も主演を務める代表作。90年に映画「黒い雨」の演技で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞。舞台「トロイアの女」「近松心中物語」「雪やこんこん」、大河ドラマ「秀吉」などにも出演。夫は演出家の故・塩見哲さん。著書にエッセー集「ひとりごと」など。160センチ。
(引用終わり)
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