王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

トランプ大統領 与野党合意の予算案 サインか?

2019-02-14 09:45:19 | 米国(トランプ)関連
トランプ大統領、国境の壁建設予算に「不満」 だが政府機関閉鎖は回避か?
11日(米国時間)米国の与野党は「政府機関の資金手当てをする暫定予算案」について合意しました。
上院が野党の民主党が過半数を占めるねじれ議会で「政府機関の再度の閉鎖」を避ける妥協の産物の様です。
トランプ大統領の主張する「壁の費用57億ドル」をずっと下回る「13・8億ドル」の合意の様です。
トランプ大統領は不満の様ですが「政府機関の閉鎖」は考えないとしている様です。

浜爺がここで思ったのは安倍政権の前、福田政権で「福田首相が痛々しいほど野党の要求には気を使っているのですよ」と並べていた頃を思い出しました。
目下安倍政権は衆参両院とも与党による多数ですから「素人目にはやりたいようにやっている風に見えます」

民主主義、最後は多数決とは言いながら理想は「与野党の拮抗あるいは二大政党の角逐」が望ましいのですがせっかく成立した民主党政権の体たらくで国民はがっかりしてしまいその結果が今に有るような気がします。

話は戻ってトランプ大統領には「国家非常事態宣言」で壁の予算を上乗せする方策もあるようですがそこまでやるかは対中・北朝鮮・ロシア・ヴェネゼラ・ISなどなど複雑に絡む海外情勢との絡みもありまあここは「仲裁は時の氏神」とかで壁の予算は一休みでしょうか?!

共和党が両院とも単独過半数でなくて良かった気がします。
さてトランプ大統領は次に何で突破口を開くでしょうか?
静かに見守るしかなさそうです。


写真:12日の閣議でのトランプ大統領

AFP/時事:
【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は12日、前日与野党が原則合意した予算案について、メキシコ国境の壁の建設予算がトランプ氏の要求に満たないことに不満を示したが、再度の政府機関閉鎖は起こさないと示唆した。

 民主、共和両党は11日夜、壁の建設費としてトランプ氏が要求していた57億ドル(約6300億円)をはるかに下回る13億7500万ドル(約1500億円)を計上することで原則合意した。トランプ氏の意向にはまだ不透明さが残るが、両党が議会で合意した予算案を承認する方に傾いているもよう。

 トランプ氏はホワイトハウスで行われた閣議で「満足しているとは言えないし、うれしいとも言えない」「政府閉鎖は起きないだろう」と述べた。

 両党が合意したおよそ14億ドルの壁の建設費には国境警備関連費用も含まれている。トランプ氏の当初の要求をかなり下回る金額だが、民主、共和両党を満足させるとともに、トランプ氏も、かねて警告していた今月15日からの再度の政府機関閉鎖を棚上げできる案として提示されたもの。与野党の議員らは、合意した予算案を受け入れるようトランプ氏に圧力をかけていた。

 トランプ氏は、議会が認めた壁の建設費に「上乗せ」をすることができるだろうと述べたが、その具体的な方法は明らかにしなかった。
(引用終わり)
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