王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

富士山で遭難 救助要請 無届で帰宅 !!

2019-05-22 09:40:44 | 社会

昨日21日になって(恐らく警察署が)明らかにした事によれば20日山梨県側から富士山を登っていた20歳代の男性が午後「疲れて動けない」と(多分携帯電話で)富士吉田署に通報したそうです。

救助隊員6人が捜索を続けているうちに、男性は自力で下山。その後東京の自宅に戻るまで下山したことを同署に連絡をしなかったのだと!!

そもそも富士山の山開きは7月1日。残雪その他の状況を判断してのシーズン到来ですよね。

男性は単独でアイゼンもつけない軽装で、残雪に覆われた8合目付近で動けなくなりSOSのお粗末。

登山届も出していなかったとの事。気の毒に救助活動は午後9時半頃まで続けられたそうで2次被害だって無きにしもあらずでした。

 

許せないというかこの男の心理が判らないのは下山できた時点で警察か最寄りの場所からその旨連絡を入れなかった事です。

この手の「無責任男」には救助活動の実費程度は請求して後日の同様な馬鹿者に警告をしておくべしと思いますが「救助という原則」から見るとさてどうなりますか? 飲食店で店のアルバイトが悪ふざけをスマホで撮影して公表するなんて事件がまだ続いています。昨日もミスドで元店員が悪ふざけ。

この手の騒ぎには大分きついお灸がすえられるようになっています。お灸はとも角「一部の日本人の道義心は薄くなっている」のは間違いないようです。 とても残念に思います。

 写真:遠目には美しい富士山(ネットより)

読売オンライン:

山梨県側の富士山を登っていた20歳代男性が20日午後、「疲れて動けない」と富士吉田署に通報した。救助隊員6人が捜索を続けているうちに、男性は自力で下山。同日夜、東京都内の自宅に戻るまで、下山したことを同署に連絡しなかった。
 発表によると、男性は同日朝、単独で麓から登り始めた。アイゼンをつけていないなど軽装で、登山届も提出していなかったという。残雪に覆われた8合目付近で動けなくなり、午後0時40分頃、救助を求めた。
 曇天でヘリによる救助ができず、県警の救助隊員が5合目から現場に向かった。途中で男性と連絡が取れなくなり、捜索は午後9時半頃まで続けられた。その間に男性は麓まで歩き、電車で帰宅。男性から連絡があったのは午後10時頃だった。
 富士山の山開きは7月1日。県警は「この時期の富士山は残雪があり、非常に危険。下山中の滑落や、救助隊員が二次被害に遭うおそれもあった」と指摘している。

(引用終わり)

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