今日3日は暦の上プラス政策休日2日で中国の春節(旧正月)明けになりました。
先月24日以降の休み明けで、市場が“新型コロナウイルスによる肺炎”の影響を見る大事な指標になると思って注目していました。
せっかくの、毎日新聞の映像は写りが悪いので、ロイターの同種の映像をコピペします。
上海総合指数は8%の下落で寄り付きましたが、前場は6%ほどで引けたようです。
その1時間半前の東京の日経平均は先週末比400円の下落で始まっていました。
しかし上海総合の反応から底堅さを感じ、押し目買いでやや戻し前場の引けは
2万2981円99銭(前週末比223.19円 -0.96%)となりました。
NYは前週末600ドル超えの下落ですから、狼狽売りは避けられましたが、東京、上海と株価は下落これがロンドン市場へと繋がりNYに影響するわけですね。
原油の先物市場も年初こそ、米イラン大戦争と見て急騰しましたが、今や世界的経済の混乱を見越して、WTI で 52.14ドル前後、北海ブレントで 58.29ドル と安値安定した反応を示しています。
さて、話は新型コロナウイルスによる肺炎の広がりですが、何故か? アフリカ大陸では発症例の報告が無いのですね!
勿論、欧米と日、アジア先進国並の防疫体制があり、感染
0なら喜ばしいのですが、
患者はたくさんでているけど(何故なら昨年1年だけでも中国人が大勢アフリカ諸国に資金援助と一緒に労働者が渡っているのです)、検査してないから見つからないだけなのか良く分りません?!
「武漢籍のパスポート所持の人だけ疑わしい」と」言えるほど感染経路は良く分っていません。
どうやら株式市場は、アフリカ大陸感染が出なければ、弱含みで下げ止まりになるのでしょうか?
幸い、アフリカで新規感染者が出なくても、春節明けの中国本土で中国農民の都市部への移動(出稼ぎ)が感染拡大とどう関わりますかね?
出稼ぎが出来なければ、地方の農民は食うに困りますし、都市の人は下請け労働者や下級労働者(道路の清掃、汲み取り便所の清掃)による汚れ仕事の処理に大いに困るところです。
全人代迄ざっと後1ケ月です。
まだまだ騒ぎが有りそうな気がします。
見守るしか有りませんね!
写真:世界の株価ボード
毎日新聞:
中国・上海の株式市場は3日、春節(旧正月)連休明けの取引を再開。新型肺炎の感染拡大を受けてほぼ全面安の展開となり、代表的な指標である上海総合指数は、連休前と比べて8・7%の下落で取引が始まった。
上海市場は春節連休入りした1月24日から休場しており、取引は11日ぶり。当初は1月31日に再開予定だったが、新型肺炎対策として当局が連休最終日を1月30日から2月2日に延期したため、再開も繰り延べとなっていた。
上海総合指数の2019年末の終値は、米中貿易摩擦の緩和期待などから前年末に比べ22・3%上昇。年明け以降も堅調な動きが続いていたが、武漢以外でも新型肺炎の感染者が確認された1月20日以降、下落が鮮明になっていた。中国本土に先駆け、1月29日に取引を再開した香港市場は強い売り圧力にさらされ、代表的なハンセン指数は先週末まで3日連続で下落している。
上海市場では16年1月、中国経済の先行き不安から売りが殺到し、相場の急変動を防ぐ緊急の取引停止措置「サーキットブレーカー」を発動。取引が終日全面停止となって混乱したことがある。【北京・赤間清広】
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