王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

感染香港男性乗船のクルーズ船、10人が発熱訴え…3500人異例の再検疫

2020-02-04 10:42:00 | 中国関連
昨日3日夜横浜港大黒ふ頭沖に豪華客船「ダイアモンド・プリンセス」号が停泊しました。
この豪華船(12万トン、乗客2500名、乗務員1000名)、先月20日に横浜港を出港、22日に鹿児島、25日に香港さらに27日ベトナムに寄港、そして2月1日に那覇に戻り、入国のため仮検疫を済ませていました。その後4日横浜に入港予定でした。

横浜からクルーズ客船で香港に戻った男性(80)が新型コロナウイルスに感染していた事を巡り、客船運営会社「カーニバル・ジャパン」(東京)は3日、男性が同社の「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていたことを明らかにしました。同船は同日夜に横浜・大黒ふ頭沖に停泊したが着岸はせず、医師や看護師を含む検疫官が数十人態勢で乗り込み、健康状態の確認を進めている。せきや熱の症状がある乗客乗員のウイルス検査結果が判明し、全員の検疫が終了するのは4日午後以降の見込み。それまで全員が船内で待機する。
 厚生労働省によると、クルーズ客船は1日に寄港した那覇でいったん検疫を終えた。その後に「25日で香港で降りた乗客の男性が新型コロナウイルスによる肺炎に感染していた事が30日に判明」、那覇での仮検疫を取り消しして、4日朝から乗客乗務員約3500名の検疫をやり直しているとの事。
すでに体調の不良を訴える乗客が10名ほどいるとか? ガーン >
「ダイアモンド・プリンセス」の運営会社はカーニバル・ジャパンですがこの会社はクルーズ業務の募集と発券の会社の様で、バックには世界企業の「カーニバル・コーポレーション」が控えています。
検疫の結果は今日も出るとかの報道もあります。
一方25日から数えればもう10日は経っているので「陰性の方は下船許可」とか何とも腰の引けた話も出ていて、横浜市民の浜爺は嫌ーな気持ちになっています。
都合の良いことに豪華船ですから3日から14日間しっかり観察期間を設けて欲しいものです。 海外でも患者発生で停船している豪華客船が有りましたよね。
さて安部首相と加藤厚労相の覚悟はいかがなものでしょう!
しっかり見守りたいと思います。

写真:3日 横浜港沖のダイヤモンド・プリンセス号

読売新聞:
厚生労働省は3日、横浜港(横浜市)からクルーズ船に乗った香港住民の男性が新型コロナウイルスに感染していたとして、この日同港に戻ってきた船を沖に停泊させた状態で、すべての乗客・乗組員(約3500人)の健康状態を船内で調べる検疫を始めた。同船では海外から那覇市に入った際に検疫を行っているが、香港の男性の感染判明を受け、同省は異例の「再検疫」を実施することにした。
 横浜市港湾局によると、この船は「ダイヤモンド・プリンセス」(全長約290メートル、約12万トン)で、同省によると乗客は約2500人、乗組員は約1000人。政府関係者によると、船内では10人ほどが発熱などの症状を訴え、個室に隔離されているという。
 同省は症状のある人についてウイルス検査を実施する予定で、結果は4日夕頃に判明する見通し。結果判明までの間、無症状の人を含めすべての乗客・乗組員を船内にとどめる方針だ。
 横浜市に提出された航路計画では、同船は1月20日に横浜港を出発し、鹿児島県(22日)、香港(25日)、ベトナム(27、28日)、那覇市(2月1日)などに寄港することになっていた。
 香港政府は、この船に横浜から乗船し、香港で下りた男性がウイルスに感染していたと発表している。男性は1月17日に香港から空路で東京を訪れ、乗船前日の19日からせきが出始めたという。厚労省によると、男性が鹿児島県で一時下船したとの情報もあるといい、確認を進めている。
 同船では、海外の周遊を終えて那覇市に入った際にいったん那覇検疫所が検疫を行い、上陸を許可する「仮検疫済証」を発行した。しかしその後、ウイルスへの感染が判明した香港の男性の乗船が分かったため、同検疫所は仮検疫済証の効力を取り消した。
 船は当初、4日早朝に横浜港に戻る予定だったが、急きょ3日午後7時半頃に帰港し、同港大黒ふ頭沖で停泊。船内では改めて検疫が行われ、検疫官らが乗客・乗組員一人ひとりの体温測定を行い、「質問票」に記入してもらうなどして健康状態を確認している。
 同省は、検査の結果、感染者が見つかれば入院してもらい、感染者が確認されない場合は、香港の男性と接触のあった人のみ健康観察を続けるとしている。
(引用終わり)
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亡き梓みちよさん葛藤40年「赤ちゃん」封印解く

2020-02-04 09:55:35 | 海外
昨日3日歌手の梓みちよさん(76)が亡くなっていた事が判りました。
先月29日マネージャーが都内の自宅を訪れて亡くなっているのに気づいたとか。
死因は心不全で葬儀は近親により2日に執り行われたそうです。
ご婦人としては寿命というより、やや早いお迎えの様な気がします。
先月21日宍戸錠さんが亡くなった時、ここをクリック⇒書いたのですが、名前を聞いて顔とその頃の様子が思い浮かぶ芸能人が本当に少なくなりました。
昭和も2桁世代、それも戦前まで(昭和10年から20年)の人が亡くなりだしました。
梓みちよさんは何と言っても「今日は 赤ちゃん」の曲の大ヒットで一世を風靡しました。 当時、長男坊が2-3歳で妹の枕もとで「回らない舌で、この“今日は 赤ちゃん”を歌っていた」のを思い出しました。
ご冥福をお祈りいたします。    合掌

写真:元気な頃(2006年)の梓みちよさん

日刊スポーツ:
「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などのヒット曲で知られる歌手の梓みちよさんが亡くなっていたことが3日、明らかになった。所属事務所が発表した。76歳だった。
所属事務所によると、出演予定の番組の打ち合わせのため1月29日午後にマネジャーが都内の自宅を訪ねたところ、亡くなっているのが見つかったという。死因は心不全とみられる。昨年末まではとても元気な様子で仕事をこなしていたといい、「少し膝が悪い以外は病気1つなく、パワフルに仕事をされていたので、本当に急なことで驚いています」とした。遺族の意志により、今月2日に近親者のみで葬儀が執り行われたという。お別れの会の開催などは未定。
梓さんは福岡市で育ち、福岡女学院高を2年で中退、宝塚音楽学校へ。在学中に渡辺プロのオーディションに合格し、1962年「ボッサ・ノバでキッス」で歌手デビュー。63年「こんにちは赤ちゃん」をリリース。NHK紅白歌合戦にも初出場した。その後「二人でお酒を」「メランコリー」など多数のヒット曲を発売。歌手業以外にも、テレビ「新婚さんいらっしゃい」「11PM」などの司会や、舞台でも活躍した。
「こんにちは赤ちゃん」はミリオンセールスとなり、日本レコード大賞を受賞。翌64年には、昭和天皇の前で同曲を歌った。同曲の大ヒットは、喜びの一方で、苦しみも生んだ。06年に日刊スポーツの取材に応じた際には、「何を歌っても『こんにちは赤ちゃん』には、かなわない。重すぎて耐えられない、と思った時期もありました」と当時の心境を明かしていた。
74年リリースの「二人でお酒を」は、あぐらをかきながら歌うスタイルが話題になった。大人の女のイメージにも転換し、ディナーショーの仕事も増えていた。「お酒の席で赤ちゃんの歌は歌えないと考えて『こんにちは赤ちゃん』を封印していたんです」と話していた。
02年の40周年コンサートで、「こんにちは赤ちゃん」の封印を解いた。06年には、「この曲は私にとって世に出してもらうきっかけであり、一番の宝物だから、大切にしよう。40年かかって、そんな気持ちになれたから、アンコールの最後に、やっと歌えたんです」と明かしていた。
◆梓(あずさ)みちよ 本名・林美千代。1943年(昭18)6月4日、福岡市出身。引き揚げ先の同市で育ち福岡女学院高に進学。中退し宝塚音楽学校へ進むが、在学中渡辺プロのオーディションに合格。「メランコリー」など多数のヒット曲がある。テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい」で桂三枝(現文枝)の2代目アシスタント、日本テレビ系「11PM」のアシスタントなどバラエティーや舞台でも活躍。NHK紅白歌合戦は10回出場した。
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原発の処理水、各国大使館に説明海洋、大気放出の提言案了承で

2020-02-04 09:37:53 | 原発関連
昨日3日政府は外務省で在京大使館関係者に説明会を開いたそうです。
何の説明会でしょうか?
実は先月31日、「福島第1原発の汚染水処理」について大筋をまとめたとして、政府の小委員会は「海洋放出案」を現実的な案としたが「最終的には政府(の判断)に委ねた」そうです。
こんなにも、あんなにも汚染水タンクは増えています。(ネットより)


浜爺がこの報道をA新聞の1面左隅で見た時には「武漢発第2便の邦人撤退」報道の後始末で、マスコミはほとんどスルーに見えました。

さて事の是非は有りますが、マスコミがある事を報じるとき「その前日と前夜から早朝にかけ“SNSの発信もありますから”緊急に伝えたい事と長い目で見て大事な事”が重なる」と、つい緊急性のある話題が選ばれる傾向が有ります!!
今回の「新型コロナウイルスによる肺炎」と「小委員会が汚染水の海洋投棄を案とした」を比べると、マスコミ各社の関心は前者が遥かに高かったのでしょう?!

さて「小委員会は注意深く、(取り上げるのは)政府の判断に委ねる」としています。 戦後の日本は「自由民主主義」の道をひたすら歩んで来たのですから、決められた手続きは守らねばなりません。
「汚染水海洋投棄案」はまず、政府において図られ,或いは図る際に「利害関係が深い福島県と宮城県の関係者」は元より場合によっては千葉、神奈川や東京にまで意見聴取が及ぶかもしれません?!
政府案として取りまとめるには大変な努力と説明が必要なのは想像に難く有りません。 その手続きを踏むのが「自由民主主義」だろうと思うのです。

ところで外務省は「何を思いついたか、在京大使館関係者23か国と地域の28人に(案の段階の)汚染水海洋投棄」を説明したそうです。
外圧(GAIATU)に弱い日本の事ですから、外堀を埋めてしまい、それから本丸を攻めるなんて誰が考えたのでしょう?
外務省の所管は、まず外務大臣ですよね。 茂木外相のやらせでしょうか?
この件について余り取り上げる向きさえ有りません。 冷や汗 >
4日朝も予算委員会が開かれていますが、この点を問いただす野党の/いや与党での結構、議員は居ないもんですかね?
在京大使館関係者の中に「何をやっても反日的な態度をとる半島の南の国辺りから非難の声が、ブーメランのように上がると、国内でも気が付く人が出るかも知れません」
何だか情けない話です。 新型コロナウイルスによる肺炎の話題が一段落すると、大問題になると思います。 しっかり見守りましょう!

写真:福島第1原発の汚染水タンク群 (ネットより」)

共同通信:
 東京電力福島第1原発事故で発生する汚染水を浄化した放射性物質を含む処理水をめぐり、政府の小委員会は31日、処分方法に関する報告書を大筋で取りまとめた。風評被害などの影響に触れた上で、薄めて海に流す「海洋放出」と蒸発させて大気に放つ「水蒸気放出」の2案を「現実的な選択肢」と位置付けた。一部の文言修正を経て正式決定する。
 報告書は2案のメリットとデメリットを詳しく記載。「海洋放出の方が確実に実施できる」としたが、最終的な判断は政府に委ね、「地元自治体や農林水産業者をはじめとした幅広い関係者」に意見を聞くよう求めた。
 処理水には浄化装置で除去できない放射性物質トリチウムが残っており、東電は原発敷地内のタンクへの貯蔵を継続。昨年12月時点で117万トン余りに上る。
 東電は137万トン分のタンク確保を計画するが、それ以上の拡張は難しいとし、2022年夏ごろに満杯になると主張している。 
共同通信:
東京電力福島第1原発の処理水処分を検討する政府小委員会で、海洋放出と大気放出が現実的な選択肢だとする提言案が大筋了承されたことに関し、政府は3日、各国の在京大使館関係者向け説明会を外務省で開いた。「放出による近隣国への影響は見積もっているのか」といった質問が出た。
 冒頭以外は非公開で、外務省などによると23の国と地域から計28人が出席。近隣国への影響については「処分の量や濃度が決まれば、影響評価を再び実施することを検討しているが、今の時点でも影響があるとは考えていない」と答えた。
(引用終わり)
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