今日17日は未明から新型ウイルス感染を巡っていろんなことが起きています。
まず未明には米国政府が、ここをクリック⇒横浜港に停泊中のダイアモンドプリンセス号の米人をチャーター機2機で羽田空港から救出すべく、午前3時には船からバスに乗せ、羽田空港に向かいました。 約400人のうち44人は罹患で日本に残り、船に残り人もいた様で正確な数は判りません。
朝6時半ころには離陸一路米国へと立ちました。
♪ さようなら さようなら ホットスポット! ♪ ですかね?
バスからチャーター機へ (ネットより)
追って カナダ、香港 他もチャーター機で移送の様です。
現場だけ見れば、少しでも面倒を見る数が少ないと楽でしょうが、外交的には大失敗と思います。
日本政府が武漢にチャーター機を5便も送ったのは「移送」と言ってますが、実は救出に他なりません。 武漢のあの「医療体制の劣悪さは無視も放置もできず救出に行ったのを外交的に移送と称しているのです」
横浜港の状態を欧米側から日本を見れば「あまりの決断の無さに救出劇になった!」事態でFiasco(どへまを扱いたわけ)です!
日本政府は、中国からの入国管理、武漢からの撤退そしてダイアモンドプリンセス号の感染防止と3枚の大皿を回していましたが、外交問題が絡みしかも対象者が3700人とその量において一大事と腹を括るところを、誤って戦力の漸次投入を決め失敗しました。 でも少しは先が見えてきました。 冷や汗 >
武漢からのチャーター機第5便は米国機と入れ替わるように朝7時頃羽田空港に到着しました。 日本人とその配偶者等65名と現地での世話役の外務省の方も撤収した様で、これにて武漢撤収作戦は終了の様です。
朝7時過ぎチャーター機によるバス(ネットより)
これで大皿の2枚目は先が見えました。
もう1枚の大皿は「中国人全ての入国を阻止するか?」 追加の流入は防いでいると見えます! しかし、阻止以前に感染者が日本に来ていた。 その上中国人全てを入国阻止できるか? 微妙な問題が残っています。 どうしますかね? 今までの皿回しはこれで御仕舞の様です。
しかーし、小皿と見られた、ここをクリック⇒2月13日タクシーの運転手感染で始まった国内感染の恐れが、広がってきました。 ガーン >
どうやら、1日に死亡した新型ウイルス感染(陽性)の方はこの運転手の妻の母親が判り、この運転手は1月18日屋形船で組合の新年会に出席していて、その席からの2次、3次感染が判ってきています。
かなり感染の輪が広がっています。
そして、昼には死亡した女性を看護した病院の看護婦さんが新型ウイルス感染陽性。そしてダイアモンドプリンセス号で事務担当をしていた厚生省の職員が1名 同じく陽性と判明したと報じられました。
そして既報ですが和歌山、名古屋や東京でも屋形船とは別の経路で1名陽性です。
従って、疫病対策の重点を国内感染での対応に向けて行かざるを得ないでしょうね! 本当に、コロ対本部を有効に機能させないと「清潔好きな日本人の感性が政権批判に向きますよ!」 と言って安倍首相に代わる方の顔が少しも浮かばないのが、恐ろしいところでもあります。
最近の異常気象の際には、気象庁の課長クラスでさえ「直ちに命を守る行動を!」と警報を出しています。
老人や妊婦さんと幼児は出歩かない! 手をよく洗いマスクをする! バランスの良い食事を取って! 暖かくして早寝!
余り金をかけないで出来そうです。 直ちに命を守る行動をとってください!!
写真:17日朝6時47分頃羽田空港を離陸する米政府チャーター機
共同通信:
新型コロナウイルスの感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から退避した米国人乗客らは17日朝、米政府のチャーター機2機で羽田空港を出発し、帰国の途に就いた。
米紙ワシントン・ポストによると、米国立衛生研究所(NIH)傘下のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は16日、米国人乗船者約400人のうち44人が感染していると明らかにした。
ファウチ氏はCBSテレビで、感染者や症状が出ている人は日本に残って治療を受けると語った。クルーズ船内では感染する恐れが高いとも強調した。
(引用終わり)