昨日27日夕刻急遽開かれたコロ対本部の会議で、安倍首相は「全国すべての小中高などに対し、3月2日から春休み迄臨時休校とするよう要請」しました。
28日朝8時前後の各局TVニュースショーをざっと見ましたが、この要請について極めて不評でした。
病院の看護師さんはじめ警察、消防そしてスーパーやコンビニ等社会で働いている方の子供さんに対する日中の「保護区域」を兼ねている小中学校を長期に休んでしまう、学期末の試験や受験或いは卒業式はどうするのか? 全く考慮が有りません!!
昨日もこのブログで書きましたが、ここをクリック⇒安倍政権には「国民が新型肺炎対策」に期待する対象を間違えているのだと思います。
しかーし、26日の「イベント自粛」もJリーグの動きにあわせて後追い指示と不評です。
そして今回も「休校要請」ですね!!!
この事態に及んでも、ここをクリック⇒「緊急/臨時新型肺炎対策法」でも法が間に合わないので「国会に於ける首相宣言」でもありません。
安倍政権は与党で衆参両院過半数を握っているのですよ!
何度も書きますが、国家主権者は何でもできますが、民主主義国家では「法に基づいて実行されねばなりません!」
安倍首相がやった「イベント自粛」と「小中と高校休校自粛」は“言葉による誘導/圧力”であり、まさに人治に他なりません。
さすがに、学校管理の実務を担っている、県知事さんや市町村長から「余りにも現場無視」「感染の恐れのある場所・地区では学級閉鎖/休校を決めている」と反発があります。
下の写真は千葉市長です(時事通信より)
千葉市の熊谷市長は「社会基盤の崩壊になる」と言い切り別途の方策を検討の様です。
何か政府が考え違いを改める方策が提案されることを期待しています。
自らは少しも痛みを共有せず、国民にのみ痛みを押し付けては反発は必至です!
それにしても、与党の他の幹部は何を考えているのでしょう?
偉そうに見えますが、江戸時代の並び大名並みですかね? 是非加藤君もう無理だから替わろう! とか 安倍君 ご苦労さん。 あとは僕に任せて! 出てきてください。 臨時立法か 緊急宣言ですよ!
例えば: コロ対本部指令1:薬局、ドラグストアやコンビニ 以外でマスク、エタノールの販売を2か月禁止する!(つまり、ネットでのつり上げ販売は認めない)
なんてね!
その2:ココロ対本部指令2:保健所は医師寄りの紹介の有った検査は直ちに実行せよ。 予算と方法は任せる。
法は「やっても良いけど やらなくても良い」「実行する場合も有れば実行しない例もある」ではいけないのです。
やるならばやる。 やっていけないのはやらせない! そうしないと国民が法を信用しなくなるからです。
自粛は発言者が何の責任も取りませんからね!
例えば; 3月1日の選抜選手による東京マラソンです。 やる様ですよ!
止めるイベント在り、理由をつけて強行?するマラソン在り!
まさにこれが人治の見本です。
決められない事は口にしないでくだーさい!
早く法律を作って、必ず実行或いは停止させてくださーい!
お願いします!!!
写真:コロ対本部の安倍首相
FNN Prime:
安倍首相は27日、全国全ての小中学校と高校などに対し、3月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請すると表明した。
安倍首相「子どもたちの健康、安全を第一に考え、全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで臨時休校を行うよう要請します」
新型コロナウイルスの対策本部で、安倍首相は、「ここ1、2週間が極めて重要な時期だ」と指摘し、全国全ての小中学校と高校などについて、3月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請した。
入試や卒業式については、感染防止の徹底や必要最小限の人数での開催を求めた。
行政機関や企業などには、子どもを持つ保護者への配慮を要請し、こうした措置で生じる課題には、「政府として責任を持って対応する」と述べた。
また、安倍首相は「感染を抑制し、国民生活や経済に及ぼす影響を最小とするために必要となる法案を早急に準備するよう」閣僚らに指示した。