統一選2011 首都でも民主退潮 世田谷区長は保坂氏(産経新聞) - goo ニュース
昨日24日は統一地方選の後半戦とも呼ぶべき選挙が行われました。
皆様のNHKでは夜8時45分からのニュースが始まると同時に「開票前の当確」を報じてました。
勿論出口調査が元になっているのですが「開票15分前に当確!」を報じていますから圧勝の候補者が多かったと思われます。
下の記事は産経新聞ですからアンチ民主党の立ち位置が明快です。
民主党の退潮傾向に歯止めが掛からなかったと報じています。
浜爺が名前と顔が判る人としては世田谷区長に当選した元社民党議員の保坂展人氏(55)です。
同氏は東日本大震災を契機に立候補を表明し社民党を離党して無所属の立候補だったそうです。
この人05年の衆院選挙で自民党が大勝し比例区候補が足りなくなり社民党に回った議席で復活当選していましたよね、その後衆議院の議席を失いジャーナリストとか市民運動家みたいな活動をしていました。
まあ一声で「市民派革新系」でしょうから超保守派石原都政の下でどんな手腕を示すでしょう?
さてどうでも良いのですが目黒区議選で蓮舫大臣の夫である村田信之氏(44)が落選しました。民主党公認なのですから新聞は民主党の退潮と記しています。
防災服のえり立て姿ですっかり馬脚を現したと言うか場違いな印象を国民に与えましたから応援が足を引っ張ったかもしれません。
それはそれとして原発の町での市長選では原発共存派?(推進派と呼ばない)の市長が5選。柏崎刈羽村長選では共存派が過半数を占めました。東電労組内候補は全員当選とか。
毎日のTVでは「東京の電力を作るためなんで福島が!!」と怒る避難者の声を流しますが福島県だって冷静に分析すれば歴代福島県知事が原発推進派であった筈でその影響下の市町村長が全員反対派だなんて事は考えられません。
福島についてはこれ以上書きませんがそれが戦後の自民党中心の民主主義の一つのあり方です。
ついでに書けば前半の県知事選挙で福井と島根県知事は推進派が当選でした。
日本の政治風土は「事故が起きたからもって帰れ」とユーザーを罵るだけでは解決しません。
その政治責任を受けて菅政権が国難に対し乾坤一擲の政策転換と財政措置をする事が大切だと思っています。
例えばドイツのメルケル首相は原発発電の停止を表明しています。さて菅首相はどうなんでしょうか?
原発事故が他の地区で起きないことを本当に願っています。
そして一刻も早く福島原発事故の安定化を実現し欲しいものです。
写真:5選の敦賀市河瀬市長
産経新聞:
統一地方選は、首都・東京の選挙でも民主党の退潮傾向に歯止めはかからなかった。民主党公認として247人が立候補した一方、昨秋から17日の告示までの半年で25人が公認を辞退し、くしの歯が欠けるような選挙戦となった。世田谷区長選では民主だけでなく保守分裂選挙の様相のなかで無党派層の支持を集めた元社民党衆院議員の保坂展人氏(55)が乱戦を制した。
24日深夜、当選確実の報を受け、「保坂!」「保坂!」とコールが鳴りやまない中、保坂氏は、両手を掲げて満面の笑み。「徹底的に区の職員と話し合い、良くない慣習は改めていきたい」と語った。
保坂氏は東日本大震災をきっかけに今月、立候補を表明、社民党を離党して無所属となった。「国会の質問王」といわれた知名度を生かし、「反原発」を掲げて戦った。
元民主党都議(44)が築地市場移転反対の主張を一変させて党を除名され、石原慎太郎知事や自民党都連と連携。しかし同党世田谷総支部が反発、元区議(52)を擁立し、民主、自民両党の票が割れ、保坂氏へ追い風となった。
◆蓮舫氏の夫落選
一方、民主党の退潮を印象付けたのが、同党公認として目黒区議選に出馬した蓮舫行政刷新担当相の夫でフリーライター、村田信之氏(44)の落選だ。選挙戦終盤には、蓮舫担当相が応援に駆け付けたが、及ばなかった。
民主党からくら替えして当選を勝ち取るケースも。都内での民主党公認辞退者は区部が19人、市部が6人。同党からみんなの党にくら替えして市議選に当選した男性(50)は「『選挙のために移籍した』と言われるかもしれないが」としながらも「今の民主には覚悟がなく、虎の威を借りる人が多すぎる。頭でっかちな国会議員も多く、嫌気がさした」とため息をついた。(引用終わり)
昨日24日は統一地方選の後半戦とも呼ぶべき選挙が行われました。
皆様のNHKでは夜8時45分からのニュースが始まると同時に「開票前の当確」を報じてました。
勿論出口調査が元になっているのですが「開票15分前に当確!」を報じていますから圧勝の候補者が多かったと思われます。
下の記事は産経新聞ですからアンチ民主党の立ち位置が明快です。
民主党の退潮傾向に歯止めが掛からなかったと報じています。
浜爺が名前と顔が判る人としては世田谷区長に当選した元社民党議員の保坂展人氏(55)です。
同氏は東日本大震災を契機に立候補を表明し社民党を離党して無所属の立候補だったそうです。
この人05年の衆院選挙で自民党が大勝し比例区候補が足りなくなり社民党に回った議席で復活当選していましたよね、その後衆議院の議席を失いジャーナリストとか市民運動家みたいな活動をしていました。
まあ一声で「市民派革新系」でしょうから超保守派石原都政の下でどんな手腕を示すでしょう?
さてどうでも良いのですが目黒区議選で蓮舫大臣の夫である村田信之氏(44)が落選しました。民主党公認なのですから新聞は民主党の退潮と記しています。
防災服のえり立て姿ですっかり馬脚を現したと言うか場違いな印象を国民に与えましたから応援が足を引っ張ったかもしれません。
それはそれとして原発の町での市長選では原発共存派?(推進派と呼ばない)の市長が5選。柏崎刈羽村長選では共存派が過半数を占めました。東電労組内候補は全員当選とか。
毎日のTVでは「東京の電力を作るためなんで福島が!!」と怒る避難者の声を流しますが福島県だって冷静に分析すれば歴代福島県知事が原発推進派であった筈でその影響下の市町村長が全員反対派だなんて事は考えられません。
福島についてはこれ以上書きませんがそれが戦後の自民党中心の民主主義の一つのあり方です。
ついでに書けば前半の県知事選挙で福井と島根県知事は推進派が当選でした。
日本の政治風土は「事故が起きたからもって帰れ」とユーザーを罵るだけでは解決しません。
その政治責任を受けて菅政権が国難に対し乾坤一擲の政策転換と財政措置をする事が大切だと思っています。
例えばドイツのメルケル首相は原発発電の停止を表明しています。さて菅首相はどうなんでしょうか?
原発事故が他の地区で起きないことを本当に願っています。
そして一刻も早く福島原発事故の安定化を実現し欲しいものです。
写真:5選の敦賀市河瀬市長
産経新聞:
統一地方選は、首都・東京の選挙でも民主党の退潮傾向に歯止めはかからなかった。民主党公認として247人が立候補した一方、昨秋から17日の告示までの半年で25人が公認を辞退し、くしの歯が欠けるような選挙戦となった。世田谷区長選では民主だけでなく保守分裂選挙の様相のなかで無党派層の支持を集めた元社民党衆院議員の保坂展人氏(55)が乱戦を制した。
24日深夜、当選確実の報を受け、「保坂!」「保坂!」とコールが鳴りやまない中、保坂氏は、両手を掲げて満面の笑み。「徹底的に区の職員と話し合い、良くない慣習は改めていきたい」と語った。
保坂氏は東日本大震災をきっかけに今月、立候補を表明、社民党を離党して無所属となった。「国会の質問王」といわれた知名度を生かし、「反原発」を掲げて戦った。
元民主党都議(44)が築地市場移転反対の主張を一変させて党を除名され、石原慎太郎知事や自民党都連と連携。しかし同党世田谷総支部が反発、元区議(52)を擁立し、民主、自民両党の票が割れ、保坂氏へ追い風となった。
◆蓮舫氏の夫落選
一方、民主党の退潮を印象付けたのが、同党公認として目黒区議選に出馬した蓮舫行政刷新担当相の夫でフリーライター、村田信之氏(44)の落選だ。選挙戦終盤には、蓮舫担当相が応援に駆け付けたが、及ばなかった。
民主党からくら替えして当選を勝ち取るケースも。都内での民主党公認辞退者は区部が19人、市部が6人。同党からみんなの党にくら替えして市議選に当選した男性(50)は「『選挙のために移籍した』と言われるかもしれないが」としながらも「今の民主には覚悟がなく、虎の威を借りる人が多すぎる。頭でっかちな国会議員も多く、嫌気がさした」とため息をついた。(引用終わり)
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前知事・佐藤栄佐久は福島原発の危険性に気がつき霞ヶ関や石原慎太郎ら原発推進派と戦っています
平凡社からでている「知事抹殺」や佐藤栄佐久のサイトをご覧になることをお薦めします
http://eisaku-sato.jp/blg/
ご指摘に従い記述の一部を変えました。なるべく広く合意を得たいと思っているからです。
ただ指摘を頂いた佐藤前知事の経歴をしれば
福島原発稼動40年中直近の20年を福島知事として行政の最高責任者としていたのですから「東電の隠蔽体質」を非難したり「問題点を指摘」していたからso what! との気もします。
日本共産党は「戦前一貫して戦争に反対してきました」風に思えるのですよ。
失礼しました。佐藤栄佐久氏につき一大ブロブ記事をお書きになっている貴台と論争する気は起きませんが。一寸そう思った次第です。
↑
原発を論じるばあい、原発推進派もしくは反対派の二極どちらかしないと仕分けると無理が生じると思います。両極のあいだにグラデーションがあります。
たとえば、佐藤栄佐久は東電、霞ヶ関に対しフクシマ原発の安全性を問い運転停止にまで追い込んでいます。もし佐藤栄佐久が原発推進派であると仮定しても、原発は安全だと強弁したでけの極端の原発推進派、石原慎太郎とは天と地の差があります。
F1、F2、佐藤栄佐久を時系列でみます:
F1(六機)の運転開始:1971・3~1979・3
F2(四機)の運転開始:1982・4~1987・8
佐藤栄作の知事任期:1988・9~2006・9
佐藤栄佐久が知事になったのはF1、F2がすべて運転開始したあとです。佐藤栄佐久が極端の原発推進派として機能することは出来なかったことは明らかです。
佐藤栄佐久がF1、F2を全廃せよと主張するという極端の原発反対派であったとは思いません。しかし両極のあいだにあって原発の安全性を問い、原発行政の欠陥をただそうとした稀有な知事であったことは間違いないところで、原発は絶対安全だという思考停止に陥っていたずぼらな石原慎太郎とは天と地の差があるというのも間違いないところだと思います。
長々のコメント、ご容赦。
先のコメントで書いたように貴台と栄佐久論を交わす気はありません。
ただ平素辛口の視点で世の事象を捉え鋭い論評を加え特に今回の福島原発事故の放射能漏れを警告している貴台が「栄佐久氏」にここまで甘い評価が不思議です。さてこの浜爺が書きたかったのは「原発は安全だと騙された」「知事や町長を信じて間違えた」との声が流れないマスコミの取材姿勢と地方選で「原発推進派或いは安全な原発推進派」が勝利する政治風土に首を傾げている点が焦点です。栄佐久論はこれでお開きにしましょう。
↑
何をもって「甘い評価」とされるのか理解できません。
一般論です。この浜爺もブログを始めて6年過ぎています。その間年に1度位外部の鋭い追求に会います。専門分野か得意分野に一家言有る方で「その視点で捉えると浜爺の書き込みが“間違え或いは見当違い”の場合です」
時にはその誤認を元に記事全部が否定されたり人格まで非難されたりするんです。そんな場合
浜爺は「誤りは誤りとして誤認から真理へ思いが頓悟する事があるでないか」とか「木を見ないで森で是非を判断してください」なんてお許しを願っています。
さて28日貴コメントお尋ねですのでもう一度お答えします。
栄佐久論を貴台と交わす気はありません。
しかし栄佐久氏が福島原発建設確定後であっても20年も福島県政の最高責任者であった事から考えれば今も放射性物質を出している悲惨な現状に政治的責任はある(現役でないから有った)のでないかとこの浜爺は思うという事です。それに対し貴ブログで福島原発事故の危険に警鐘を鳴らし続ける貴台の栄佐久氏の評価が
「甘い」が言葉が過ぎていれば訂正します。栄佐久氏に思い入れがあるか贔屓しているか もう少し厳しくても良かったかなとの小生の感想です。
この件についてこれ以上の応答はご容赦下さい。