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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「ゆっくり休みたい」=下船始まり乗客安堵―バス、電車で帰宅・新型肺炎

2020-02-20 04:07:21 | 新型コロナウイルス
昨日19日は新型コロナウイルス感染の処理について大きな変化が起きました。
その1ですが衆院予算委員会で加藤厚労相が横浜港に接岸中のダイアモンドプリンセス号の乗客の一部を下船させる理由を説明していました。
専門家の意見によれば「武漢から移送した日本人のうち陰性患者を観察していると14日経過すれば問題ない事が判った。船内感染は抑圧されている」との見解を踏まえて(厚労省は)判断しているのだと!
これまでの対応を振り返ると「武漢からの移送者で陰性の方は、ホテル三日月はじめ政府の施設に収容されて以降、個室に管理され食事も外部の人間により管理されていました。(滞留期間中さらなる感染の危険(コンタミネーション)は避けられました」 一方ダイアモンドプリンセス号の船内は2月3-4日以降も(感染している可能性のある)船員(クルー)を使って配膳は元よりその他のサービスを行っていたのですから、船内は感染の巣窟(米国CDCに言わせれば“ホットスポット” )でした!!
従って、専門家(国立感染症研究所の様です)が「初の陰性者判定から14日」と言ったとしても、その見立ては5日までに検査対象者は感染していて、検査が遅れたため次から次へと日々新患者が出ていると考えている訳で、感染5日以降である証明は何も無いのです。その事実を考えれば、陰性の5日までに陽性との判断基準は間違いがあります。
たまたま昨日「感染の“見立て”の目安」を決める時の話に一日先送りになった件を書きましたが、ここをクリック⇒大事な判断をする人が“専門家なる言葉”に踊らされている”と見えます。今日のダイアモンドプリンセス号の「5日から14日間で問題なし」と判断した政治家(加藤厚労相?いやいや安倍首相)の責任は後日問わなければなりません。
もし、この件が国際的にも国内的にも大事件と思うなら(浜爺だって大事件と思います)、コロ対本部と名前は何でも構いませんから、国として厚労省、国交省、外務省、防衛省、総務省や時節柄、文部省他を入れて挙国一致(できれば野党もいれて)組織を立ち上げなければいけません。
その証拠には、別紙では岡崎市の藤田医科大センターでの受け入れは住民からの大ブーイングを受けています。
浜爺が首相なら、「臨時疫病措置法」で(例えば)K泉大臣を子育て中に申し訳ない事だけどコロ対本部副部長に任命し岡崎市の該当地域に派遣して「陰性患者が来ても、何の問題も起きない。 起きたら一人頭100万円の迷惑料を町に払う、小学校は臨時休校し風評被害のコンビニ・飲食店には後日再訪し一大感謝イベントをやります。 どうか“こらえてちょーよ”」と机を外して深々とお辞儀をさせる。 そして帯同した補佐官の携帯から関係省庁の大臣に直電を入れて指示するところを町の人に映させる。 人柄のよさそうな土地柄(徳川家康の本拠地ですよ)ですもの、大体は我慢して収まると思うのです。
それはさておき、ダイアモンドプリンセス号の船内の状況は18日神戸大の岩田教授がyoutubeを通じて、“ものすごい悲惨な状態、心から怖い”と個人の資格と断ったうえですが、訴えています。
岩田教授です。(ネットより)

真実は「国立感染症研究所と岩田先生の判断の間にあります」

さて、横浜港大黒ふ頭では19日朝から下船準備がなされていました。
下船に備えて待機する10台ほどのバス(ネットより)

その2ですが、上記の判断によって日本人でこれまでの検査で陰性だった日本人のざっと500人が下船しました。
多くはバスで横浜駅に直行し、その後高速バス、電車やタクシーで来た気した様です。 中にはふ頭から下船後徒歩で帰る人も映像に移りましたね!
♪ 降りたー 500は それぞれに 危険を抱えて行きましたー 500はどこに行く―のでしょー ♪
下りた方の人権は守られましたが、受け入れる1億2千6百万人の人権はどうなるのでしょう? 
中国の一部の地区みたいに小区(建物と鉄の門で囲まれた区画)の出入り口に見張り役が出て「ここ半月見なかったけど、どこにいたか! ダイアモンドプリンセス号の乗客は入るなー!」てな事は無いと思いますが、家に着いたらしばらく静かにして欲しいと思います。
それにしても、I破先生、K田先生いやN階先生でも結構です。
本部長は安倍首相で結構ですから、この際汚れ役を一手にかぶって、「あそこを押せばこう、ここ引け引けば直ぐに」と具体的な結果の出る方法の幾つかを提案して見せてください。 選挙民のみならず国民は貴方に感謝しますよ!
でも挙国一致「コロ対本部の設置」に勝る物はなさそうです。
安倍首相 貴方!ですよー 決断 お願いします。

写真:19日午前ダイアモンドプリンセス号を下船した乗客

時事通信:
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で19日、船内待機を続けていた乗客の下船が始まった。「ゆっくり休みたい」。ようやく上陸できることになった乗客からは安堵(あんど)の声が上がった。
 船が停泊する横浜市の大黒ふ頭には、同日朝から十数台のバスが続々と到着。午前11時ごろから乗客を乗せ、ふ頭を後にした。迎えに来た自家用車に乗り込む人もいた。
 東京都内の男性(77)は「いつ下りられるのか不安だった」とほっとした様子。「当初は情報も不足していたが、細かくフォローしてもらった」とクルーズ船の対応を評価し、妻(71)も「スタッフの努力に感謝する。本当に良くしてもらい快適に過ごせた」と目に涙を浮かべた。2人は路線バスと電車で自宅に向かうという。
 「検査で陰性が出ました。自宅に帰ります」。友人と一緒に乗船していた女性(85)は19日の下船が決まった瞬間、うれしさが込み上げた。上陸許可は18日に知らされたといい、「高齢だから第1弾に入れた」と語った。
 船側の指示に従い、荷物はスーツケースにまとめて部屋の外に出し、手荷物だけで船を下りる。「こんな経験は人生で一度もなかった。自宅でゆっくり休みたい」と声を弾ませた。
 別の女性(78)は、東京都内の自宅に向かわず、数日間ホテルに滞在する。自宅敷地内に生後数カ月のひ孫らが暮らしているためだという。
 下船は20日以降になるという男性(71)は「一緒に船に乗っている仲間とここまで励まし合ってきた。あと少し。早く下りたい」と話した。
(引用終わり)

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