王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

16日 大成建設、札幌の建設中ビルで施工不良 虚偽報告も 役員2人辞任へ

2023-03-18 09:36:08 | ビジネス
驚きました! 大成建設と言えばゼネコン大手5社内には間違いなく入る企業だと思いました。その会社が施工不良で解体なんて出来の悪い仕事をした様様です。取り敢えず、役員2人が責任をとって辞任するそうですがその程度で事が済みますかね?
この記事は16日大成建設が「札幌市で建設中の高層ビル工事について、鉄骨の柱や梁(はり)などで施工不良があった」と発表したのが元になっています。
施工不良があったのは、同市中央区でNTT都市開発が発注した高層ビル(地上26階、地下2階)で、店舗やオフィス、外資系の高級ホテルが入る計画だったそうです。すでに全部が組みあがっているのか、途中までなのか解体の概要が判りませんが、会社としては大変な決断でしたね。一報では会社ぐるみの犯罪でないとしていますが、果て今後どうなるでしょう。その後の話をもう少し見てからと思いましたが、札幌市長が驚いていた李、大成建設の株価が昨日は下がったとの報道を見ました。又発注元のNTT都市開発は「損害賠償を請求」する意向の様です。ざっと2年も引き渡しが遅れたら、入居予定のホテルやテナントからのクレームは必至でしょうからね!
まだまだ問題は続きそうです。

写真:札幌市中心部に建設する高層ビルの完成イメージ=NTT都市開発提供 

朝日新聞デジタル:
ゼネコン大手の大成建設は16日、札幌市で建設中の高層ビル工事について、鉄骨の柱や梁(はり)などで施工不良があったと発表した。現場の担当者が工事監理者の設計会社に虚偽の報告をしていた。法令の基準を満たさなくなるため、取り壊して建て直す。役員2人が責任をとって辞任する。 

施工不良があったのは、同市中央区でNTT都市開発が発注した高層ビル(地上26階、地下2階)で、店舗やオフィス、外資系の高級ホテルが入る計画だ。

 発注したNTT都市開発の社員が1月5日、現場で使われていたボルトのサイズが規定と異なっているのを見つけた。大成建設が調べたところ、鉄骨の柱や梁など70カ所の傾きと、床などに使うコンクリート245カ所の厚みが、規定から平均数ミリずれていたという。

 大成建設で品質管理を担う社員が、実際に測った数値と異なる数値を、工事監理者の設計会社に報告していた。同社は理由について「社員が他の工程との調整で工期が遅れることを恐れ、数ミリ程度の精度不良なら品質上問題ないと考えた」とする。上司の確認が徹底されていなかったと説明し、「組織的な関与はない」としている。

(引用終わり)

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