王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日立 英国の原発計画 凍結へ !!

2019-01-11 12:58:13 | 経済
日立、英原発計画凍結へ=最大3000億円損失
以下の参考記事によれば日立製作所は11日英国での原発建設計画を凍結する方向で最終調整に入ったそうです。

今安倍首相が英国とEUを訪問して首脳会談をしている行動と合わせ読めば英国での原発建設は「取りやめ」でしょうね?!
前日の10日安倍首相と英国のメイ首相が首脳会談していますが両国とも国としてこの原発建設に追加融資なんて話はなく「企業の判断」と切り捨てられました。

日立はこのため3000億円の損失を2019年3月気の決算に計上する見通しだそうです。
日立の売り上げが2018年3月期で9兆4000億円 利益が4900億円位で、今季も同程度を見込んでいますから潰れる事はないけど厳しい損害です。
東芝/ウエスティングハウスの損失見通しで見るように隠し損失が明らかになるにつれ本体に大影響との例がありますから油断はできません。
又昨年同じころからトルコへの原発輸出もコスト増で契約も成否が危ぶまれています。
こちらは三菱重工がリーダーでしたね。損切りで済めば安いもんだうそぶくほど安くはないようです。
安倍首相と世耕大臣の人気に悪影響が出るの避けられそうに有りません。


写真:英国での原発計画(ネットより)

時事通信:
日立製作所は11日、英国での原発建設計画を凍結する方向で最終調整に入った。来週にも取締役会を開き、方針を確認する。日立が事業計画を継続する前提としていた出資企業の確保が採算面の不安から難航。英政府に追加の支援を求めているが、見通しが立たないため。2019年3月期中に最大で3000億円規模の損失を計上する見通しだ。
(引用終わり)
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京王観光 JRツアーで 「不正乗車」客数ごまかし!!

2019-01-10 09:27:15 | 社会
京王観光、JR利用ツアーで「不正乗車」 客数ごまかす
昨日9日の報道によると京王電鉄の子会社京王観光が長年にわたり団体旅行でJRを利用する際、客数を少なく申告する「不正乗車」を繰り返してざっと2億円の被害をJRに与えたそうです。
京王電鉄と言えば首都圏では大手私鉄の一つで通勤圏と密接に結びついていますから営業路線は短いながらなかなかの商売でないかと勝手に思っていました。

いまどきの事ですから京王ホールディングスかなんかの下に沿線開発関係の子会社や宿泊施設そしてこの観光業もその関連の一つなんでしょうね!

浜爺が中学性の頃は学校行事でJR(当時は国鉄)の団体切符を使うと乗降駅で引率の先生と駅員が「員数確認した」ものでした。
恐らく合理化合理化で駅に人が居なくなり指定の旅行代理店なら「員数確認なし」になりそこを狙った「優れもの???」がいたのでしょう。

面白いのは京王観光にいくつ営業所があるか知りませんが問題を起こしたところは大阪の2支店(発覚当時)とあります。ここで大阪の人は「やる事が素早いなー」なんて思ったら近頃ではそういう感想は差別になりますからいけません。

確か不正乗車は3倍の罰金だと思いましたが京王とJRとお互いに補完関係にありますから「損害賠償」は話し合いで実費程度ですかね?
不正は「社内の定期検査で発見」されたそうですがこれとて前年の該当2支店の統合が契機かもしれません?!
氷山の一角で「他社でもあるかも知れませんね」

たまにはJRも抜き打ち「員数検査」が必要かも分かりません!!
信頼とそれを確認することは矛盾する事ではないからです。お試しあれー


写真:京王観光の一店舗(ネットより)

朝日新聞:
京王電鉄の子会社・京王観光の一部の支店が、団体旅行でJR各社を利用する際にツアー参加者を少なく見せかける不正乗車を長年続けていた疑いが浮上した。京王観光は朝日新聞の取材に不正乗車があったと認めたが、規模などの詳細は「調査中」としている。今週発売の週刊文春によると、被害額は2億円以上になる可能性があるという。

 京王観光によると、不正があったのは少なくとも大阪と大阪西の2支店(2支店は昨年11月に統合)。JR各社は京王観光に発券業務を委託しているが、これらの支店はツアー参加者の切符を発券する際、実際の人数より少ない枚数で発券していた。

 切符は同行する添乗員ら社員がまとめて保管し、係員がいる改札口で一度に提出。駅員は信頼関係から人数と切符の枚数が合っているかの確認をしていなかったため、不正乗車が可能だった。発券した切符の代金はJR各社にまとめて後払いする仕組みで、京王観光は過少発券分しか支払っておらず、ツアー客から集めた料金との差額が同社の不当な利益になっていたとみられる。

 不正は昨年6月ごろ、社内の定期検査で発覚。8月にJR西日本に報告し、その後JR各社に伝えられた。観光庁には今月8日に報告されたという。
(引用終わり)
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ゴーン容疑者 「私は無罪です」 !!

2019-01-09 08:56:00 | 社会
ゴーン容疑者「私は無実です」容疑を否認
昨日8日午前、東京地裁で日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者の特別背任の疑いで勾留理由を開示する手続きが行われました。
弁護側の戦略としてゴーン容疑者を公の場(とくに海外のメディア)に出し当人の口から「特別背任に付いて無罪」と主張させる事にあったようです。

案の定勾留の理由について裁判所は「関係者に働きかけるなどして証拠隠滅したり、海外に逃亡したりする可能性がある」と述べました。
そしてその勾留も11日には期限が来て再勾留は無理で起訴か釈放どちらかと言われています。

この日のハイライトはこの後ゴーン容疑者による意見陳述で「(特別背任容疑について)会社に損害を与えていない」「私は無実です」とし「不正行為はない」「不当に勾留されている」と強く述べました。
裁判直後の報道では裁判所でのゴーン氏の手書きの肖像が加えられほほが落ちゲジゲジ眉毛と強い目力が強調され悪役振りが(まだ推定無罪ですが)よく表現されていました。
陳述の前振りには「わたしの家族の次に愛する日産」とか「日産を愛される会社にし未来もそうあるようにした」と述べています。
よく練られた陳述と思います。弁護側は当然この容疑者の主張に沿い弁護を行う事になるわけです。

その意味では日産の西川社長が「裁判のプロセスでとくにコメントはない」との発言をされていましたが正にその通りでしょう。

地検特捜部は海外と比べ異常に「長い勾留期間と弁護士の立ち会いのない取り調べ」との批判に曝されつつ「証拠固めをして有罪を立件しなければいけません」
厳しい戦いになりそうです。

これは日本で起きた事件ですが背景にはフランス、レバノンなど外国の文化や価値観対日本の司法や日本人のコンプライアンスに対する態度の戦いになって行くだろうと思っています。
話は少し飛びますが2006年にスイスベースのシンドラーエレベーターが作ったエレべーターが港区で学生さんを挟んで死亡事故を起こしました。シンドラーは2015年でしたか製造者責任は無いとの無罪判決を勝ち取りました。
その前年に関係者と損害賠償について和解が成立しましたがざっと9年争いました。
浜爺はこの争いに関心を持っていましたが実にこの会社の対応はタフでした。

そんな感想が外資或いは欧米人に対して有るものですから日本の司法も日産の現役員もふんどしをきりりと締めないと押されかねません。
年収30億円もとってそれを公表せず、個人取引の損害16億円ほどを会社につけ回ししてしまうなんて悪いに決まって見えるけどはてどうなりますか?
長い戦いになりそうです。
しっかり見守りたいと思います。


写真:地裁でのゴーン容疑者

日テレ24:

特別背任の疑いで再逮捕された日産自動車の前会長・カルロス・ゴーン容疑者の勾留理由を開示する手続きが8日に東京地裁で開かれ、ゴーン容疑者は、「私は無実です」などと容疑を否認した。
手続きは午前10時半ごろから始まり、ゴーン容疑者は、黒っぽいスーツに白いシャツ姿で手錠と腰縄をつけた状態で入廷した。ゴーン容疑者は頬がこけ、疲れた表情にも見えたが、傍聴席にいた大使館関係者と目配せをするなど、落ち着いた様子が見られた。

裁判所は、勾留の理由について、「関係者に働きかけるなどして証拠隠滅したり、国外に逃亡したりする可能性がある」と説明した。


一方、ゴーン容疑者は意見陳述の際、「捜査機関にかけられている疑いは、いわれのないものだということを明らかにしたい」「最初に言っておきたいのは、日産に心よりの親愛と感謝の意を表し、日産が最も尊敬される会社であり続けるよう目指してきた」と述べた。



その後、「一切、会社に損害を与えていない」「私は無実です」などと容疑を否認し、「私にとって日産は家族の次に最も大きな喜びであった」「不正行為はない。不当に勾留されている」と述べた。



裁判は1時間半で閉廷した。午後3時すぎから外国特派員協会で会見を開いたゴーン容疑者の弁護士は、8日中に裁判所に対し、勾留の取り消しを請求すると話した。
(引用終わり)
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タイで足止めの女性 国連が保護 !!

2019-01-08 11:15:29 | 海外
タイで足止めのサウジ女性、国連が保護 家族からの虐待訴え

6日タイの空港でサウジアラビアの女性(18)がクエートに家族で旅行中、色々事情がありタイ経由で豪州に行こうとしたようです。
前報に寄れば空港内でクエートとサウジの役人に捕まりパスポートを取り上げられたそうです。
パスポートがなければ乗り継ぎにしろタイの入国管理局ともめるかも知れません?!

またタイ国内で外国の役人が業務?を行うなんてタイの主権を侵す行為かも知れません。
この娘さんは何をしたかと思ったらスマホで窮状を訴えたようです。
{/so
結果的にはタイの入国管理局は彼女の身柄を国連の高等弁務官事務所の「保護下」置いたそうです。
賢い解決法だったかも知れません?!
たぶん彼女は豪州に出国出来るか彼女の難民申請を受け入れる国が決るまでタイにいられるんでしょうかね?!
とりあえず強制送還にならずよかったですね。
この後どうなりますかね? 興味があります。
続報を待ちたい気持ちです。


写真:サウジの娘さん

AFP:
【AFP=時事】タイの首都バンコクの空港に到着した後、亡命の意向を訴えていたサウジアラビア人女性のラハフ・ムハンマド・クヌンさんについて、タイ当局は7日夜、国連難民高等弁務官事務所の「保護下」に置かれたと発表した。

 6日に航空便の乗り継ぎのためバンコク入りした際にタイの入国管理当局によって足止めされたクヌンさんはAFPの取材に対し、家族から身体的・精神的な虐待を受けていたことから、クウェートを旅行中に家族の元から逃走したと説明。オーストラリアで亡命申請するつもりだったとし、タイ当局によってサウジへ送還されれば殺される恐れがあると訴えていた。

 タイ入国管理局のスラチェート・ハックパーン局長は6日、クヌンさんは書類に不備があったために入国を拒否されたと説明していた。しかしクヌンさんがツイッター上で各国に支援を求め、世界中のメディアが一斉に報じると、同局長は翌7日に前言を翻し、クヌンさんの出国を「強制するつもりはない」と明言。

 ハックパーン局長はさらに同日夜の記者会見で、クヌンさんはUNHCR関係者らとの面会後に「滞在が認められる」見通しとなったと述べ、クヌンさんがUNHCR側に対し「第三国への亡命を申請する間、しばらくタイにとどまりたい」という希望を伝えていたとも述べた。

 同局長の発表後、クヌンさんはツイッターに、自分は「タイ当局との合意に基づくUNHCRの保護下」におり、身の安全を感じていると投稿。6日に没収されていた旅券の返却を受けたことも明らかにした。
(引用終わり)








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錦織 ブリスベン国際男子S で3年ぶりの優勝!

2019-01-07 13:22:46 | スポーツ
錦織3年ぶりツアーV 決勝連敗止め終わった説一蹴
昨日6日テニスのブリスベン国際男子シングルスで錦織圭選手(28)が3年ぶりに優勝しました。
それも19年年初からの優勝で14日から始まる全豪オープンに向けて幸先の良い滑り出しになりました。

まあ体格技術ともに格上の多い選手たちと勝負を競うのですから並大抵の努力では勝てませんよね。
しかもこのとこr子syぷが多かった様です。
素人が見ても上には勝てない下たとは取りこぼすでは優勝できるわけがありません。

今年はようやく体格はとも角体調が良くなり故障や怪我の心配から解放されるようになったかもしれません。
是非心技体を一つにして全豪を勝ち進んでください。
お願いします。


写真:3年ぶりのツアー優勝でガッツポーズ

日刊スポーツ:
<テニス:ブリスベン国際>◇6日◇オーストラリア・クイーンズランド・テニスセンター◇男子シングルス決勝

世界9位の錦織圭(29=日清食品)が、16年2月のメンフィスオープン以来、約3年ぶりにツアー優勝を遂げた。同16位のダニル・メドベージェフ(22=ロシア)に6−4、3−6、6−2で勝利を収め、ツアー通算12勝目。19年年頭から負けなしで、14日開始の今季4大大会初戦、全豪オープン(メルボルン)に挑む最高の滑り出しとなった。錦織が、ツアー開幕戦に優勝したのは初めて。

メドベージェフには、18年10月の楽天オープン決勝で敗れていたが雪辱を果たし対戦成績を2勝1敗とした。

表彰式に臨んだ錦織が笑顔でトロフィーを掲げると大歓声に包まれた。「うれしかった。きわどい試合で2セット目でチャンスがありながら落とした。どうしたらよいかという気持ちもあったが、3セット目で修正できた。最後まであきらめず、勝利できて良かった。(開幕戦で)初めて優勝してシーズンが始まる。とてもいい準備ができて(全豪オープンの)メルボルンに向かえる。今週のようなプレーができれば(全豪でも)上位にいける。自分のテニスを意識したい」とコメントした。

好調に勝ち上がり決勝に進んだ錦織だったが、決勝は調子が落ち、加えて、メドベージェフの威力がある直線的な弾道の球にミスが生まれた。

今大会の準決勝後も、「弱点がない完成された選手。すぐにでもトップ10に入ってくる」と警戒していた。しかし、この日は、楽天オープンの敗退を糧に、相手を研究。攻守がかみ合い、メドベージェフのミスを引き出した。

12勝目まで、長い道のりだった。9度の決勝で、敗れた相手はジョコビッチ(セルビア)、ナダル(スペイン)が2回ずつ。後は、チリッチ(クロアチア)、ディミトロフ(ブルガリア)、ドルゴポロフ(ウクライナ)、アンダーソン(南アフリカ)、そしてメドベージェフ。そうそうたるメンツで、全員がトップ20経験者だ。ボティーニ・コーチも「負けてもおかしくない強い相手ばかりだった」と、優勝が簡単ではなかったことを明かす。

錦織自身も「いつか勝てるときが来る。気にしていない」と話していたが、やはり気がかりではあったのだろう。今大会の準決勝で勝った後に、コート上での勝利者インタビューでは「タイトルを取るのが目標」と明言。リップサービスだとしても、タイトルを口にするのは珍しかった。

17年8月に右手首の腱(けん)を脱臼。口さがない人たちから、「錦織はもう終わった」とまで言われた。しかし、18年1月にツアー下部大会で復帰。一時は39位にまで落ちた世界ランキングを、最終的には9位にまで上げトップ10復帰。そして、19年年頭に、ついに約3年ぶりのタイトル奪取までこぎ着けた。
(以下省略)                      
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