27日午後8時半頃の配信です。
今月15日にスマホにアプリを使って大学入学共通テストの回答を外部に求めた事件は、ここをクリック⇒27日に問題を起こした女子受験生に母親が付き添い香川県丸亀署に出頭したと報じられました。ガガーン! 女子受験生(19)と言っても大阪府内の大学に通う現役学生の様で、「別の大学に入り直そうとしたが成績が伸びなかった」ので(不正行為に手を染めて)「大変申し訳ないことをした」と述べているそうです。軽い反省のわりに不正行為は「スマホを袖に隠し撮影し、画像を送信している」訳ですから悪質です。ざっと50万人近くが利用しているのですから、受験生に対する公平性の維持から見て、未成年とは言いながら「厳正に処分がなされ再発防止が検討されないと、軽いノリで不正行為をする人間がまた出る可能性が有ります。
スマホは「試験場で預かる程度の事は手数が掛かってもやらないといけない時代かも知れません。受験生が50万人もいると「考え違いな若者が3人程はいても不思議は有りません」。年々問題が難しくなっているそうで、その辺りの是非も学生を入れて大いに議論するべきなのかもしれません。
写真:家庭教師サイトに登録している東大生のもとに昨年12月14日に届いたメッセージ。「テストという形で問題を解いて」と求める内容だった=東大生提供
朝日新聞Digital:
大学入学共通テスト初日の15日、「世界史B」の問題が試験中に外部に流出したとされる件で、大阪府内の大学に通う少女(19)が27日、母親に付き添われて香川県警丸亀署に出頭した。
流出への関与を認め、「スマートフォンを上着の袖に隠して撮影し、画像を送信した。大変申し訳ないことをした」と話したという。捜査関係者への取材でわかった。
女子大学生は「別の大学に入り直そうとしたが、成績が伸び悩んでいた」と説明。大阪府内にある大学で試験を受けたとし、出頭の理由について「報道を見てとんでもないことをしたと思った」と泣きながら話したという。解答を依頼された大学生が所属する家庭教師サイトには昨年12月に登録したとし、「カンニング目的だった」と述べたという。警視庁は、大学入試センター職員への偽計業務妨害の疑いで女子大学生から事情を聴く。
世界史Bの問題を撮影したとみられる画像約30枚は、15日の試験時間中に東京大の学生2人に通話アプリ「スカイプ」で送られた。少なくとも1人は解答を送り返していた。
捜査関係者によると、東大生2人はテスト前、家庭教師の紹介サイトで「受験を控えた女子生徒」を名乗る人物とやり取りしていた。この人物は「実力を測りたい」として指定の問題を解くよう2人に依頼。少なくとも別の学生2人が同様に解答を依頼されたという。
大学入試をめぐっては2011年、京都大の入試の設問が試験中にネット掲示板に投稿され、少年(当時19)が偽計業務妨害容疑で逮捕された。家裁は、少年が深く反省しているとして、この少年を不処分とした。