王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「人殺して切腹しようと考えた」名古屋の17歳少年を現行犯逮捕 東大受験生ら刺傷事件 包丁、ナイフ、のこぎりも所持

2022-01-16 09:21:39 | 天皇家
昨日15日朝9時前には東大前で大学入学共通テストの受験生が刃物で刺されたとの速報がTVの画面に流れました。
昼のニュースでは男女の受験生1名ずつと大学関係者の高齢男性1名が刃物で刺され、警察官が男を現行犯逮捕したらしい事が判ってきました。
この記事は同日午後10時過ぎの掲載ですがよく事実関係を把握しています。
刃物で切りつけたのは名古屋市内の私立高校2年の少年(17)で東京大学の試験会場前で、切り付けられた男性・職業不詳(72)は重傷。学生2人は命に別状ないそうですが、大切な受験の機会を失ってしまいました。少年は3人と面識はないようで無差別に襲ったようです。犯行後、東大関係の警備員2人が少年に迫った所、刃物を投げ捨て座り込み、その後警官に殺人未遂容疑で逮捕となりました。この少年、現場に来るまでに地下鉄駅に放火もした様で警視庁は関連を調べるとの事です。
この少年は容疑を認め「医者になるために東大を目指して勉強を続けてきたが、1年ぐらい前から成績が上がらず自信をなくしてしまった」「人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」などと自供しているそうです。
人生の方向を一寸変えれば「別の道も開かれた」でしょうが巻き込まれた3人はお気の毒です。何か昨年の夏以降起きた電車内放火犯人たちの様な「自己中心的な考え方」に違和感を覚えます。早くから意思を目指したのは良いけれど「成績が上がらなければ入試突破は無理でしょう」から進路選択に付いて適切な相談をする人が周りに居なかったのでしょうかね?
今後は試験会場に近づくには「入場許可証の様なものを事前に配布しておく」様な事も必要に成るかもしれません。コロナ対策+テロ対策ですね。


写真:受験生らが刺された東京大学試験会場の現場付近を調べる捜査員ら=いずれも15日午前、東京都文京区で(隈崎稔樹撮影) 

東京新聞:
◆東大目指し勉強も自信失い…
 15日午前8時半ごろ、東京都文京区弥生1の東京大学前の歩道で、大学入学共通テストの受験で訪れていた高校生の男女2人と、男性の3人が刃物で相次いで背中を切り付けられた。警視庁は現場で刃物を持っていた名古屋市内の私立高校2年の少年(17)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。少年は容疑を認め「医者になるために東大を目指して勉強を続けてきたが、1年ぐらい前から成績が上がらず自信をなくしてしまった」「人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」などと供述しているという。
◆夜行バスで上京、家族は行方不明届け出
 警視庁によると、切り付けられた3人のうち職業不詳の男性(72)=東京都豊島区=は重傷。千葉県市川市の女子高校生(17)と同県浦安市の男子高校生(18)は命に別条はない。少年は3人との面識はなく、無差別に襲ったとみられる。
 現場付近で、試験の警備に当たっていた東大職員の男性2人が「落ち着け」などと少年に迫ったところ、犯行に使ったとみられる包丁(刃渡り12センチ)を投げ捨てた。このほかにナイフと折り畳み式ののこぎりも所持していたが、職員に押収された。
 調べに、少年は「名古屋から、東京に15日朝6時に着く高速バスに乗った」と話している。少年が帰宅しなかったため、家族が14日夜、名古屋市内の警察署に行方不明届を出していた。
◆最寄り駅の放火も供述
 東京メトロと東京消防庁によると、事件の直前、最寄り駅の東京メトロ南北線東大前駅の構内で爆竹がまかれたり、ぼやが相次ぐ騒ぎがあった。いずれもけが人はいなかった。少年は「東大近くの駅周辺で放火した」という趣旨の供述をしており、警視庁が関連を調べる。
 現場は弥生キャンパスにある農学部の「農正門」前の歩道で、事件当時、大学入学共通テストの受験生が多く歩いていた。切り付けられた男性が約70メートル離れた交番に駆け込み、「刺された」と被害を訴えた。
(引用終わり)
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気象庁「解除の見込みない」メカニズム不明、未明の津波警報・注意報

2022-01-16 08:38:46 | 環境
昨日16日トンガ諸島で海底火山の大爆発が午後1時頃有って津波が日本に来そうだとの予想は立ちました。同日午後7時過ぎには気象庁は「太平洋に若干の潮位変化が予想されるが、被害の心配はない」と発表していました。ほッ!
しかし日付が17日に替わって間もなく0時17分頃「スマホがけたたましく鳴って”エリアニュース”と題して東京湾内で20センチ前後の津波との津波警報を流しました。その後2時過ぎまで、うとうとすると警報が鳴りおこされ「内容の同じ津波警報」が繰り返され間隔は伸びましたが朝方5時頃まで続きました。寒いけど朝は少し早く起きて7時過ぎからTVを点けましたがモーニングショーは各局ともこの津波の話が大きく取り上げられていました。
幸い奄美諸島で1.2メートル程、北海道や三陸方面で1メートル前後の潮位の上昇で大被害は起きていない様でした。またTVでは午後2時過ぎから気象庁の記者会見が有った事を報じました。今回はトンガの海底爆発が即日本への津波という図式で無く「気圧の変化に対する潮位の変化」であって、従来と派生のメカニズムが異なると報じていました。奄美方面は津波警報に切り替え、一部は注意報のままで警戒が続くようです。
今朝は大学入学の共通テストの2日目ですが予定通り行うとの事です。遅れないように注意して頑張って下さい。

写真:記者会見で説明する気象庁の宮岡一樹・地震情報企画官=東京都港区の気象庁で2022年1月16日午前2時4分、井口慎太郎撮影 

毎日新聞:
太平洋沿岸の広範囲に津波警報、津波注意報が発表されたことに関し、気象庁は16日午前2時から記者会見を開いた。15日夜から16日にかけ、各地で1メートル前後の津波が観測されており、南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山の噴火が影響しているとみられる。宮岡一樹・地震情報企画官は「(津波は)繰り返し襲ってくる。警報発表地域の沿岸部、川沿いにいる人は高台や安全な場所に直ちに避難してください」と呼び掛けた。
 日本国内での津波警報は2016年11月に福島県と宮城県に出されて以来となる。
 トンガ沖では15日午後1時ごろ(日本時間)に噴火が発生した。これを受け、気象庁は15日午後7時3分に「太平洋に若干の潮位変化が予想されるが、被害の心配はない」と発表した。しかし、16日午前0時15分には奄美群島、トカラ列島に、午前2時54分には岩手県にも津波警報を発表。北海道から沖縄県にかけての太平洋側の広い範囲に津波注意報を出した。
 気象庁によると、15日午後8時ごろから海面の潮位変化が観測され始めたものの、到達時間が早すぎることなどから、その時点では海底噴火に伴うものとは想定していなかったという。ところが同11時以降に1メートルを超える津波が観測され、津波警報や注意報を発表することにした。
 今回観測されている津波の発生メカニズムは現時点では分かっていない。宮岡企画官は「津波はしばらく続くと考えている。通常の地震による津波ではなく、どういうことが起きているのか分からず、解除の見込みは立っていない」と話した。【井口慎太郎、遠山和宏】
(引用終わり)
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