この産経の記事で知りましたが大阪市此花区の人工島・舞洲(まいしま)にある物流会社「日立物流西日本」の倉庫内で、昨年11月29日の午前から5日後の12月4日午後に鎮火する大火災が有ったそうです。少しも知りませんでした。また今年1月14日朝には同市西淀川区の5階建て倉庫「プロロジスパーク大阪4」で、日立物流西日本が借用する倉庫3階の区画でも火災が起き、薬品が入った段ボールが焼けたそうです。この火事に関連して派遣社員4人を調べた所、その内の一人が、この西淀川区の火災に付いて「同僚からたたかれたり蹴られたりする暴力を受け、一緒に働きたくなかった。別々にしてほしかったのでターボライターで火を付けた」と大阪府警捜査1課と関係者に語り、此花区の火災についても放火を認めたため、現住建造物等放火容疑で、府内に住む派遣社員の少年(19)を逮捕となりました。。府警は犯行動機の裏付けを進めているそうですが、何とも短絡的な解決手段で損害額は(保険が掛かっているにしても)数億円に上るのでないかと勝手に思っています。
事に寄ったら派遣会社も管理責任を問われ潰れてしまうかもしれません。
若い人を安易に使うのは恐ろしい事ですね。
写真:日立物流西日本の倉庫から火災=昨年11月29日、大阪市此花区(本社ヘリから、前川純一郎撮影)
産経新聞:
大阪市此花区の人工島・舞洲(まいしま)にある物流会社「日立物流西日本」の倉庫内で昨年11月に起きた大規模火災で、大阪府警捜査1課と此花署は15日、現住建造物等放火容疑で、府内に住む派遣社員の少年(19)を逮捕した。「同僚からたたかれたり蹴られたりする暴力を受け、一緒に働きたくなかった。別々にしてほしかったのでターボライターで火を付けた」と容疑を認めている。府警は犯行動機の裏付けを進めている。
火災は昨年11月29日朝に発生。倉庫には窓が少なく内部に煙と熱気が満ちて消防が立ち入れず消火活動が難航し、5日後の12月4日午後に鎮火。当時、倉庫内にいた約130人の従業員にけがはなかった。府警や消防が現場検証を実施して出火原因を調べていた。
逮捕容疑は昨年11月29日午前、大阪市此花区北港緑地の日立物流西日本舞洲営業所の倉庫1階南側に積まれていた運搬用の段ボール製「パレット」に何らかの方法で火を付け、倉庫を全焼させたとしている。倉庫は6階建てで、延べ床面積は計約5万3千平方メートル。同日午前8時40分ごろ、倉庫内を掃除していた社員らがパレットから炎が立ち上がっているのに気づき、119番した。
府警によると、1月14日朝には、同市西淀川区の5階建て倉庫「プロロジスパーク大阪4」で、日立物流西日本が借用する倉庫3階の区画でも火災が起き、薬品が入った段ボールが焼けた。この現場には、此花区の火災後に舞洲営業所から少年を含む4人が派遣されており、府警が事情を聴いたところ、少年が西淀川区での放火について「同僚からの暴力を受けてストレス解消でライターで火を付けた」と話し、此花区の放火も認めたため逮捕した。
親会社の日立物流などによると、出火当時は従業員約160人が朝礼で集まっていたが、避難してけが人はいなかった。府警は、西淀川区の火災についても現場検証を実施し、現住建造物等放火容疑で調べる。
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