安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

2017年 六ヶ所ピースメッセージ

2017-08-22 21:37:50 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
昨年に引き続き、今年も六ヶ所ピースサイクルへのメッセージ依頼があった。以下、当ブログが寄せたメッセージをご紹介する。

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六カ所ピースメッセージ

 青森県知事 殿
 六ヶ所村長 殿
 日本原燃株式会社代表取締役社長 殿

 六ヶ所村の使用済み核燃料「再処理」工場とともに核燃料サイクルの中核的施設であった高速増殖炉「もんじゅ」はついに廃炉が決まり、核燃料サイクル政策の完全な破たんはもはや覆い隠すことができなくなりました。

 日本政府は、フランス政府との間で新型高速炉「ASTRID」共同研究の道を探るなど、なおも核燃料サイクルにしがみつこうとしています。しかし、「ASTRID」も実現の見通しはありません。「もんじゅ」が破たんした以上、「核燃料サイクル」政策の中でこれと一体だった六ヶ所村の「再処理」工場だけを残す選択はあり得ません。核燃料サイクル計画全体の破たんを認め、「再処理」からも撤退すべきです。

 「もんじゅ」の失敗は、日本の商業用原発が向かう「未来」の予想図でもあります。使用済み核燃料の行き場がなくなり、日本の商業用原発はいずれ全面停止となるでしょう。

 未来のない原子力推進から脱原子力へ、青森県、六ヶ所村、日本原燃が、勇気を奮って、政策を転換するよう強く望みます。

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