2023年6月5日 読売新聞より
中国は本当に台湾に侵攻するのか、との問いに対し、著者は「イエス」と答えている。
問題はそれがいつかである。それがそれほど遠くない未来との認識は、米軍幹部・専門家に共通していると本書では述べられている。
さらにアメリカ政府の資料には、中国が台湾に侵攻するトリガー(きっかけ)はどのような状況になった時かと5項目が想定されている。
その5項目について詳しくはネタバレになるので書けないが、
中国は「台湾」は中国の一部であるとする「一つの中国」が国是である。
台湾の動きが習近平政権が設けているレッドラインを超え、その琴線に触れた時、台湾侵攻のトリガーとなり得るだろう。
本書では、中国・台湾・アメリカ・日本の軍事能力など様々な情報を基に分析を行い、もっとも可能性があると思われるシナリオに基づいて中国軍の台湾侵攻及び日本への波及、アメリカの参戦などのシミュレーションを行なっている。
あとがきより
著作権を考慮して削除しました。
戦争はどんなことがあっても避けて欲しい。戦争には勝者も敗者もありません。
あるのは荒廃した国土と、多くの犠牲と深い悲しみです。
台湾有事が発生したら、日本は間違いなく巻き込まれるでしょう。
どうしたら有事を防げるか、残念ながら発生してしまったら如何にして中国の暴走を最小限に留められるか。
いま日本政府、政治家は大きな課題を背負っていると思います。
今回コメントにはお応えできません。何卒ご了承のほどよろしくお願い致します。