法務問題集

法務問題集

著作権法 > 著作者 > 推定

2017-02-16 00:00:00 | 知財法 > 著作権法 > 著作物等
【問題】
01. 著作物の原作品に周知の実名が著作者名として通常の方法で表示されている者は、著作物の著作者と推定する。

02. 著作物の原作品に周知の変名が著作者名として通常の方法で表示されている者は、著作物の著作者と推定する。

03. 著作物の公衆への提供時に周知の実名が著作者名として通常の方法で表示されている者は、著作物の著作者と推定する。

【解答】
01. ○: 著作権法14条(著作者の推定)

02. ○: 著作権法14条(著作者の推定)

03. ○: 著作権法14条(著作者の推定)

【参考】
著作者の推定とは何? - Weblio辞書

著作権法 > 著作物 > 権利の目的とならない著作物

2017-02-14 00:00:00 | 知財法 > 著作権法 > 著作物等
【問題】
01. 法令は、著作者の権利の目的とならない。

02. 私人が作成した法令改正案は、著作者の権利の目的とならない。

03. 国の機関が発出した通達は、著作者の権利の目的とならない。

04. 国の機関が作成した白書は、著作者の権利の目的とならない。

05. 国の機関のホームページは、著作者の権利の目的とならない。

06. 地方公共団体の機関が発出した通達は、著作者の権利の目的とならない。

07. 裁判所の判決は、著作者の権利の目的とならない。

08. 特許庁の審決は、著作者の権利の目的とならない。

09. 国の機関が作成した法令の翻訳物は、著作者の権利の目的とならない。

10. 国の機関が作成した裁判所の判決の翻訳物は、著作者の権利の目的とならない。

11. 地方公共団体の機関が作成した法令の編集物は、著作者の権利の目的とならない。

12. 私人が作成した裁判所の判決の翻訳物は、著作者の権利の目的とならない。

13. 出版社が作成した法令の翻訳物は、著作者の権利の目的とならない。

14. 出版社が作成した判例の編集物は、著作者の権利の目的とならない。

【解答】
01. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)1号

02. ×

03. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)2号

04. ×

05. ×

06. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)2号

07. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)3号

08. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)3号

09. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号

10. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号

11. ○: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号

12. ×: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号
次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章の規定による権利の目的となることができない。
 (略)
 4 前2号に掲げるものの翻訳物及び編集物で、国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が作成するもの

13. ×: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号
次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章の規定による権利の目的となることができない。
 (略)
 4 前2号に掲げるものの翻訳物及び編集物で、国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が作成するもの

14. ×: 著作権法13条(権利の目的とならない著作物)4号
次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章の規定による権利の目的となることができない。
 (略)
 4 前2号に掲げるものの翻訳物及び編集物で、国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が作成するもの

【参考】
権利の目的とならない著作物とは何? - Weblio辞書

著作権法 > 著作物 > 編集著作物 > その他

2017-02-12 00:00:00 | 知財法 > 著作権法 > 著作物等
【問題】
01. 論文集は、編集著作物に該当する。

02. 英語単語帳は、編集著作物に該当する。

03. 五十音順電話帳は、編集著作物に該当する。

05. ホームページ全体は、編集著作物に該当する。

04. 歌詞と曲からなる楽曲は、編集著作物に該当する。

06. 学生10人がそれぞれ旅行した際の日記をテーマごとに纏めたものは、編集著作物に該当する。

07. 編集著作物を利用する場合、素材の著作権者のみから許諾を得ればよい。

08. 編集著作物を利用する場合、編集著作物の著作権者のみから許諾を得ればよい。

【解答】
01. ○: 大阪地裁判昭60.03.29 理由一2(一)
(略)編集著作物とは、英語単語帳、職業別電話帳のように単なる事実、データーを素材にして編集したものか、百科事典、新聞・雑誌、論文集のように既存の著作物を素材にして編集したもので、一定の方針あるいは目的の下に多数の素材を収集し、分類・選択し、配列して作成された編集物でなければならない。(略)

02. ○: 大阪地裁判昭60.03.29 理由一2(一)
(略)編集著作物とは、英語単語帳、職業別電話帳のように単なる事実、データーを素材にして編集したものか、百科事典、新聞・雑誌、論文集のように既存の著作物を素材にして編集したもので、一定の方針あるいは目的の下に多数の素材を収集し、分類・選択し、配列して作成された編集物でなければならない。(略)

03. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

04. ○

05. ×: 結合著作物

06. ○

07. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する

08. ×: 著作権法12条(編集著作物)2項
前項の規定は、同項の編集物の部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない


【参考】
編集著作物とは何? - Weblio辞書

著作権法 > 著作物 > 編集著作物 > 要件

2017-02-11 00:00:00 | 知財法 > 著作権法 > 著作物等
【問題】
01. 編集著作物の要件の1つは、編集物であることである。

02. 編集著作物の要件の1つは、映画の著作物に該当しないことである。

03. 編集著作物の要件の1つは、データベースに該当しないことである。

04. 編集著作物の要件の1つは、自然法則を利用していることである。

05. 編集著作物の要件の1つは、技術的思想の創作であることである。

06. 編集著作物の要件の1つは、情報の選択または体系的な構成による識別性である。

07. 編集著作物の要件の1つは、情報の選択または体系的な構成による創作性である。

08. 編集著作物の要件の1つは、素材の選択および配列による創作性である。

09. 編集著作物の要件の1つは、素材の選択または体系的な構成による創作性である。

10. 編集著作物の要件の1つは、素材の選択および体系的な構成による創作性である。

11. 編集著作物の要件の1つは、素材が著作物であることである。

12. 編集著作物の要件の1つは、素材の著作権者の許諾である。

【解答】
01. ○: 著作権法12条(編集著作物)1項

02. ×

03. ○: 著作権法12条(編集著作物)1項括弧書

04. ×: 発明要件

05. ×: 発明要件

06. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

07. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

08. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

09. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

10. ×: 著作権法12条(編集著作物)1項
編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するものは、著作物として保護する。

11. ×

12. ×

【参考】
編集著作物とは何? - Weblio辞書