
いち納税者として、切なる意見である。
このまま行くと、1年4ヶ月後には消費税が再増税される。景気は一向に回復の気配もないのに。
そこで安倍首相は景気回復のために軽減税率の導入を画策しているが、案の定線引きですったもんだしている。
上げて下げるのなら、いっそ上げない方がよいのだ。
「生鮮食品は軽減し、加工食品は軽減しない」
などという線引きなら、例えばマグロの造りは軽減され、握り寿司は軽減されないという摩訶不思議な現象になる。
そんな事よりも、
「カネ持ちから、カネを取る」
という大原則を思い出してほしい。
そこで、昔に別のブログで書いた事があるのだが、物品税を今一度再導入できないか?
昔、ゴルフを覚えさせられた頃は父のお下がりで練習したものだが、シャフトにシールが貼ってあった。そう、アレが物品税のシールである。
いくら言い繕ったところで、ゴルフなどは贅沢な遊びである。その道具に、消費税以上の税率がかけられても当然だ。
他にもスキー、ヨット、ウインドサーフィン…カネ持ちのシャラ臭い遊びには、軒並み高税をかければよい。
では、食料品はどうか。
私の独断と偏見で、おおむね以下のように分別したい。
コメ…10kg4,500円で線引き
牛肉…100g398円で線引き
豚肉…100g198円で線引き
焼酎…1升2,000円で線引き
ウイスキー…720ml2,000円で線引き
クルマ…2000ccの場合、エコカーを除き300万円で線引き
わかりやすいのではなかろうか?
要するに、高級品には思い切って課税すればよいのだ。
年金生活者にキャッシュバックして「選挙対策だ」と批判されるより、よっぽどマシだと思うのだが…