ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「水なす漬け」を、いただく。

2016-08-07 22:44:43 | うまいもん
大阪南部の知り合いから、なんと「水なす漬け」をいただいた。

袋を破り、糠に包まれた中味を取り出して洗うとコレである。

お恥ずかしい話、私は京都市内の生まれであり社会に出るまで水なすを知らなかった。同様に兵庫県西部でよく食べられている「いかなごのくぎ煮」も知らなかった。

水なすとは、写真のように丸い茄子であり皮ごと糠に漬けられた状態で出荷されるのだ。京都の賀茂なすよりはひと回り〜ふた回り小さい。
それでいて、普通に買うと1個最低300円、このパッケージならおそらく500円ほどはするだろうか。高級品なのだ。

コレを本来は手で割いて食べるのが本式だが、私は敢えて包丁で切る。

口に含むと、ものすごく瑞々しくウマい。まさしく夏の味である。
ごはんの供にするには生姜醤油が合うが、酒のつまみならこのままで充分だ。

さて、この水なすの糠を捨ててしまうのは愚の骨頂である。
程よく発酵しており、しかも固い皮の水なすを皮ごと漬けてあったためかなり塩気が効いている。
コレをそのまま、我が家の糠漬けに流用するのである(笑)。

ウマいんだなぁ、コレが…