私の夏休みが終わった。
お盆の真ん中に休みを取ったのだが、台湾旅行は休みとは別の日程だった。そのため、お盆は私の実家に1日、母親の実家に1日、姫路への小旅行に1日、友人との昼飲みに1日、あとは家でリオ五輪と高校野球三昧であった。
今回のリオ五輪も、ヒジョーに楽しませてもらっている。特に前半は水泳・柔道・体操と日本の得意とする競技でメダルラッシュが見られ、列島に感動を呼んだ。他にも重量挙げの三宅、カヌーの羽根田、卓球男子史上初のメダルをもたらした水谷、ナダルを破って銅に輝いた錦織圭…数え挙げればキリがない。
そんな中で、特に泣けたのが昨夜の卓球女子団体・3位決定戦でもぎ取った銅メダルである。

前回のロンドン五輪では銀メダルだったにもかかわらず、今回は個人戦でメダルに届かず。準決勝も最後は愛ちゃんが痛恨のエッジボールに泣く不運で、試合後はひたすら自分を責めていた。
そんな大変なプレッシャーの中、同じような背格好の女子3人が力を合わせてもぎ取った、最後のメダル。
日本中が涙にくれる中、この人まで泣いていた。

リオの会場近くの放送席の、NHK・上原光紀アナウンサーである。
もう言葉には詰まりまくり、声は裏返り、最後には写真のように涙と鼻を拭うティッシュまで飛び出した(笑)。
ハシャぐタレントではなく、事実を正しく冷静にお伝えせねばならないはずのアナウンサーがコレではかえってシラけてしまうのだが、今日ばかりは仕方なかろう。あの日本時間の深夜1時半頃の空気を知っている方なら、分かっていただけるはずだ。
考えたら、あの卓球女子の試合というのは日本人が好きな浪花節が全て詰まっている。
15歳の若さで代表に選ばれた天才少女・伊藤美誠。
シングルスではまさかの初戦敗退、もう後がなかった石川佳純。
そして福原愛。愛ちゃんだけは特別で、彼女を見ている時は
「…あんなにちっちゃくて涙もろかった子が、こんなに立派になって…」
と、こちらが親戚のおっちゃんのような思いになってしまうのだ。
そして本人も「最後まで迷惑をかけた」と述懐しているように、団体初戦も落としてしまった。もう佳純ちゃんと美誠ちゃんには、感謝してもしきれないというか申し訳ない、複雑な涙なのだろう。
もうそこにはスポーツを超えた、「親戚のおっちゃんの涙」を流させてくれる愛ちゃんがいるのである。
この後も男子卓球団体、レスリング、バドミントンとメダルの色に期待出来る種目が続く。目が離せないぞ!
お盆の真ん中に休みを取ったのだが、台湾旅行は休みとは別の日程だった。そのため、お盆は私の実家に1日、母親の実家に1日、姫路への小旅行に1日、友人との昼飲みに1日、あとは家でリオ五輪と高校野球三昧であった。
今回のリオ五輪も、ヒジョーに楽しませてもらっている。特に前半は水泳・柔道・体操と日本の得意とする競技でメダルラッシュが見られ、列島に感動を呼んだ。他にも重量挙げの三宅、カヌーの羽根田、卓球男子史上初のメダルをもたらした水谷、ナダルを破って銅に輝いた錦織圭…数え挙げればキリがない。
そんな中で、特に泣けたのが昨夜の卓球女子団体・3位決定戦でもぎ取った銅メダルである。

前回のロンドン五輪では銀メダルだったにもかかわらず、今回は個人戦でメダルに届かず。準決勝も最後は愛ちゃんが痛恨のエッジボールに泣く不運で、試合後はひたすら自分を責めていた。
そんな大変なプレッシャーの中、同じような背格好の女子3人が力を合わせてもぎ取った、最後のメダル。
日本中が涙にくれる中、この人まで泣いていた。

リオの会場近くの放送席の、NHK・上原光紀アナウンサーである。
もう言葉には詰まりまくり、声は裏返り、最後には写真のように涙と鼻を拭うティッシュまで飛び出した(笑)。
ハシャぐタレントではなく、事実を正しく冷静にお伝えせねばならないはずのアナウンサーがコレではかえってシラけてしまうのだが、今日ばかりは仕方なかろう。あの日本時間の深夜1時半頃の空気を知っている方なら、分かっていただけるはずだ。
考えたら、あの卓球女子の試合というのは日本人が好きな浪花節が全て詰まっている。
15歳の若さで代表に選ばれた天才少女・伊藤美誠。
シングルスではまさかの初戦敗退、もう後がなかった石川佳純。
そして福原愛。愛ちゃんだけは特別で、彼女を見ている時は
「…あんなにちっちゃくて涙もろかった子が、こんなに立派になって…」
と、こちらが親戚のおっちゃんのような思いになってしまうのだ。
そして本人も「最後まで迷惑をかけた」と述懐しているように、団体初戦も落としてしまった。もう佳純ちゃんと美誠ちゃんには、感謝してもしきれないというか申し訳ない、複雑な涙なのだろう。
もうそこにはスポーツを超えた、「親戚のおっちゃんの涙」を流させてくれる愛ちゃんがいるのである。
この後も男子卓球団体、レスリング、バドミントンとメダルの色に期待出来る種目が続く。目が離せないぞ!