ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

姫路で、B級グルメ三昧。

2016-08-13 22:54:03 | うまいもん
夏休み恒例・18きっぷ片手に鉄分補給のショートトリップである。

いつも通勤で使っている新快速も、こんな日は撮りたくなる。

今日の攻撃目標は、姫路。
おなじみのみゆき通り商店街。

まずは姫路おでんを食べに、「だるまや一成」へ。

姫路おでんとは、生姜醤油がかかっているおでん。
見た目は普通だが、随分さっぱりといただけて普通のおでんより飽きがこないだ気がする。

さて今日はこの他に、お目当てがあるのだ。
腹ごなしも兼ねて、少し西へ歩くとモノレールの廃線跡がある。
このうち、ビルをレールが貫いている「大将軍駅」跡でイベントをやっているというので、見てきたのだ。


姫路モノレールは1966年に開通したが運賃の高さなどから客足が伸びず、わずか8年後の1974年に廃線となってしまった。
しかし全国の鉄ちゃんや廃墟マニアの間で人気となり、今回の見学会には定員700人のところその10倍以上の応募があったそうな。
私はローカルニュースでそれを知り、単なる思い付きでぶらりと寄っただけなのだが雰囲気は充分味わえた。

その大将軍駅跡からほど近い、「森下」。

ここは創業45年、「ぐじゃ焼き」で地元では有名な店だそうな。
おばちゃんが独りで切り盛りしており、5人でいっぱいになる狭さ。
手際よくぐじゃ焼きを作りながら、
「ウチの店なぁ、来てくれはる人より(あきらめて)帰らはる人の方が多いねん」
と誇らしげにのたもうていたが、単なる自慢だろう(笑)。

コレが、そのぐじゃ焼きの初期段階。

コレだけならもんじゃ焼きと何ら変わりないが、ここに「鉄板にこびりついたメリケン粉の皮」を巧妙に剥がして載せるとぐじゃ焼きになるのだ。

皮を載せ、ソースをかけて完成。

コレは、見た目より遥かにウマい。もんじゃ焼きより好きな味だ。
但し、原価は20円ぐらいだろう(笑)。

調子に乗って、姫路ちゃんぽんも焼いてもらう。

普通にちゃんぽんと言えば長崎のそれだが、姫路でちゃんぽんと言えばうどんと中華麺を一緒に炒めた焼そばなのだ。
出来上がりがこちら。

驚いた事に、太さの違う麺を同時に食べても全く違和感がないのだ。
箸ですくったうち中華麺が多けりゃ焼そば、うどんが多けりゃ焼きうどんを食べているような印象で、トクした気分になる。

せっかく姫路に来たので、半年前に息子と昇った姫路城を冷やかしたのだが…

60分待ちと言われ断念。この炎天下、60分はとても待てない。

みゆき通りのいい感じの店を冷やかしながら、

地下に潜って、イートインの「まねき食品 えきそば」で仕上げる。

なんと15〜17時はタイムサービスで、40円引きの320円でいただけるのだ。

うまぁぁぁぁぁい!
姫路に来たら、やっぱりこの「和風だし&中華麺」のえきそばを食わずには帰れないのである。

帰りに明石で途中下車したのだが、その話は後日(笑)…