今朝の出稽古は大先生の一年に一度の「茶カブキ之式」に、
愉しみで、前回は三服とも当てることが出来たことから
今年もと、意気込み事前学習を。
「七事式五」を取り出したまではよかったのですが・・・
”起源は鎌倉末期、中国から伝わった「闘茶」で、
「茶の湯」の先駆けとなるが、その後紆余曲折の後
17世紀「千家七事式」に茶道の一部に取り入れられた由
無学宗衍和尚の偈頌
「千古千今裁断舌頭始可知真味」
”古に今に舌頭を裁断して 始めて真味を知るべし”と、
本当の味は、その舌頭を断ち切ってこそわかるもの”
数ページもめくらぬうちに、・・・スースーッス
「眠気を断ち切ってこそわかるもの」になりますね。
気を引き締めて行かなければなりません。
さて昨日の自宅稽古の話なのですが、
盆前、皆様忙しいのでしょうか、二人の予定が一人に
この方に気付かされたことがあります。
先月の30日に頂いた拓本「かまづかの」は鎌の柄を指し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/1a/7b3803dba3d2cd3ff05484091d2513c1_s.jpg)
小間に飾っておりますが、
その植物は真紅の色に染まり別名、葉鶏頭(ハゲイトウ)
漢名では雁来紅と名付けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/a5/75c342f0152a2083bf0b99463f41ea43_s.jpg)
また葉月最初の主菓子には、フランボワーズとサクランボを入れ込み、
紅色に染まる錦玉羹になりました。
その時は、単純に「鶏頭 」と名付けておりましたが・・・
今朝のお稽古においでの方にお聞きしますと、
まあなんと「夏祭り」と返されました。
(なんと、若い方は頭が柔らかいですね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/20/27e698a95c8141f87b99cad969645222_s.jpg)
私は「鶏頭」と付けたことを思い出せず、
それもいいですねっと・・・・(いいかげんですね)
帰られてから、この二つの色『紅』の相同性に気付きました。
さらに床には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/e5/b26474ccd540f5e797820bb943f94e3d_s.jpg)
床には、昨年植えた八重の木槿と白木槿、萩、ミズヒキと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/30/7661c7a836c9c211098a58c2f72c0e99_s.jpg)
暑い夏の最中にかまわず、咲きだした吾亦紅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/30/df913644c7a665cc2426d1e3070827c9_s.jpg)
紅色に彩られたお稽古場になりました。
元上司にこの季節、お会い出来たことから、
『紅』への不思議な縁(えにし)が生まれており、
一期一会に感謝です。
主菓子は「かまづか」よりも『雁来紅』がbetterですが、
『夏祭り』も捨てがたいですね。
愉しみで、前回は三服とも当てることが出来たことから
今年もと、意気込み事前学習を。
「七事式五」を取り出したまではよかったのですが・・・
”起源は鎌倉末期、中国から伝わった「闘茶」で、
「茶の湯」の先駆けとなるが、その後紆余曲折の後
17世紀「千家七事式」に茶道の一部に取り入れられた由
無学宗衍和尚の偈頌
「千古千今裁断舌頭始可知真味」
”古に今に舌頭を裁断して 始めて真味を知るべし”と、
本当の味は、その舌頭を断ち切ってこそわかるもの”
数ページもめくらぬうちに、・・・スースーッス
「眠気を断ち切ってこそわかるもの」になりますね。
気を引き締めて行かなければなりません。
さて昨日の自宅稽古の話なのですが、
盆前、皆様忙しいのでしょうか、二人の予定が一人に
この方に気付かされたことがあります。
先月の30日に頂いた拓本「かまづかの」は鎌の柄を指し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/1a/7b3803dba3d2cd3ff05484091d2513c1_s.jpg)
小間に飾っておりますが、
その植物は真紅の色に染まり別名、葉鶏頭(ハゲイトウ)
漢名では雁来紅と名付けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/a5/75c342f0152a2083bf0b99463f41ea43_s.jpg)
また葉月最初の主菓子には、フランボワーズとサクランボを入れ込み、
紅色に染まる錦玉羹になりました。
その時は、単純に「鶏頭 」と名付けておりましたが・・・
今朝のお稽古においでの方にお聞きしますと、
まあなんと「夏祭り」と返されました。
(なんと、若い方は頭が柔らかいですね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/20/27e698a95c8141f87b99cad969645222_s.jpg)
私は「鶏頭」と付けたことを思い出せず、
それもいいですねっと・・・・(いいかげんですね)
帰られてから、この二つの色『紅』の相同性に気付きました。
さらに床には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/e5/b26474ccd540f5e797820bb943f94e3d_s.jpg)
床には、昨年植えた八重の木槿と白木槿、萩、ミズヒキと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/30/7661c7a836c9c211098a58c2f72c0e99_s.jpg)
暑い夏の最中にかまわず、咲きだした吾亦紅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/30/df913644c7a665cc2426d1e3070827c9_s.jpg)
紅色に彩られたお稽古場になりました。
元上司にこの季節、お会い出来たことから、
『紅』への不思議な縁(えにし)が生まれており、
一期一会に感謝です。
主菓子は「かまづか」よりも『雁来紅』がbetterですが、
『夏祭り』も捨てがたいですね。