気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菓子は袴腰餅で御所籠を使い色紙点を

2017-12-09 15:16:50 | お稽古
今冬初めての氷点下の朝-0.3℃と冷え込みましたが、
頼もしい太陽の光が居間にまで射し込んでくれます。
精米後溜めていた米糠をミカンの木の脇の土にでもと
庭に出ると、目の前を飛び去った鳥が・・・
木守りと正月飾りで残しておいた3個のミカン、うち一個を
一羽のカラスが嬉しそうに一つ加えておりました。アッ
今年は二十数個と少なく、網を掛けてもらいましょう。

今日は自宅稽古日なのですが、不思議と予定が入らず、
溜まっていた雑用を。一つは北側の広間ではなかなか
温まらず、寒い思いをさせますので、南側の小間でも
できるようにと。掃除を済ませ紹鷗棚などの移動を。
障子からの柔らかな光を浴びてのお稽古が出来ますよ。
二つ目は小庭のお掃除に、というのも今年の満天星躑躅は
きれいな紅葉で愉しませてくれましたが、落葉が苔の上に
取り除いてあげなくはと、北側で冷たい風に負けずに。
⇒?

昨日の話で、昼からの自宅稽古を。
玄関は、山茶花を活け

広間の床には南天の実と紅変した葉、白西王母と侘助椿を
  
茶箱をとのこと、さてと・・・

御所籠で色紙点でも、茶箱では一番複雑な点前になります。
『御所籠』とは、新版・茶道大辞典によると
”茶箱の色紙点前に用いられる。裏千家十三代圓能斎が、
 御所内で用いられる御用箱を愛好していた。没後、
 十四代無限斎(淡々斎)がその御用箱を基本として御所籠
 と称して新たにつくらせ、それを用いた色紙点前を創案。
 現在使用されている御所籠は、その当時つくられた数個
 のものと幾分形状が異なる。”と
『色紙点前(色紙点)』とは、
”四枚の古帛紗と茶巾箱などを置き合せた道具の配置が、
 色紙を散らせたように見えることからの名称である”と

主菓子は、先日作った『袴腰餅

12月13日の事始めに饗されます。
この月の菓子になり、多い目に作りました。
『おおそうじ袴腰餅で孫をつる』
            愚句
いまどきの子供たち、こんなにうまくいきませんが・・・
英語では「Pleated Skirt Cake」呼ばれると。
でも検索してもヒットしません。
 
今年の形は小振りになり、いかがでしたでしょうか。