朝起きると、どうも鼻が痛い。
風邪の前兆でしょうか?
今日は休みだったので、家でのんびり本を読んでいました。
『土佐日記』
紀貫之作でおなじみですよね。
土佐(高知県)から京へ向かう旅日記なわけですが、
時化や物忌み、海賊の恐怖などがあって、一ヶ月以上
要することになります。
今は随分便利な時代になったのだな、と改めて感じます。
美しい景観は失ったけれど・・・。
『山椒魚・遥拝隊長 他七篇』
井伏鱒二の作です。
岩屋から逃れられなくなった山椒魚にかわいそうになったり、
夜中に突然血だらけの男が現れたり、校則違反で生徒が
連れて行かれたり・・・真面目な文章に、独特のユーモアが加えられて、
とても楽しめました。
『思い出す事など 他七篇』
文豪夏目漱石です。吐血し、九死に一生を得た漱石が、
病をきっかけに自分自身と向き合った随筆集。
吐血の様子が生々しい・・・。でも漱石の文章は、ことの重大さを
感じさせず、むしろ他人事のように書いています。
『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』などとはむろん違って、
どことなく寂しさを感じさせます。
久し振りに読書が楽しめた一日でした。
風邪の前兆でしょうか?
今日は休みだったので、家でのんびり本を読んでいました。
『土佐日記』
紀貫之作でおなじみですよね。
土佐(高知県)から京へ向かう旅日記なわけですが、
時化や物忌み、海賊の恐怖などがあって、一ヶ月以上
要することになります。
今は随分便利な時代になったのだな、と改めて感じます。
美しい景観は失ったけれど・・・。
『山椒魚・遥拝隊長 他七篇』
井伏鱒二の作です。
岩屋から逃れられなくなった山椒魚にかわいそうになったり、
夜中に突然血だらけの男が現れたり、校則違反で生徒が
連れて行かれたり・・・真面目な文章に、独特のユーモアが加えられて、
とても楽しめました。
『思い出す事など 他七篇』
文豪夏目漱石です。吐血し、九死に一生を得た漱石が、
病をきっかけに自分自身と向き合った随筆集。
吐血の様子が生々しい・・・。でも漱石の文章は、ことの重大さを
感じさせず、むしろ他人事のように書いています。
『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』などとはむろん違って、
どことなく寂しさを感じさせます。
久し振りに読書が楽しめた一日でした。