近頃、井伏鱒二に夢中になって、
彼の著作ばかり読んでいます。
『川釣り』は、井伏鱒二が「川釣り」について
書いた随筆集。
井伏は大変釣りが好きであったらしく(海釣りは
好まなかったよう)、釣りを通して出会った人々や
出来事が、生き生きと描かれています。
親友太宰治と旅館へ泊まり、洪水で死にかけた話、
テグスを忘れた青年2人にからまれて、頭の毛を抜かれた話
などなど、とても読みやすくて楽しめる短篇が凝縮されています。
私は、といいますと、父親の影響で子供のときには
海釣りをよくしたものですが、ここ数年はまったくしていません。
(釣った魚は天ぷらにして食べましたが、料理をする母は
生臭さが部屋にこもるので、あまりいい顔をしませんでしたね)
殊、川釣りにいたっては近くに川がなかったせいもあって、
一度もしたことがないのです。
川釣りはやりませんが、その魅力は井伏小説で充分に堪能できました。
彼の著作ばかり読んでいます。
『川釣り』は、井伏鱒二が「川釣り」について
書いた随筆集。
井伏は大変釣りが好きであったらしく(海釣りは
好まなかったよう)、釣りを通して出会った人々や
出来事が、生き生きと描かれています。
親友太宰治と旅館へ泊まり、洪水で死にかけた話、
テグスを忘れた青年2人にからまれて、頭の毛を抜かれた話
などなど、とても読みやすくて楽しめる短篇が凝縮されています。
私は、といいますと、父親の影響で子供のときには
海釣りをよくしたものですが、ここ数年はまったくしていません。
(釣った魚は天ぷらにして食べましたが、料理をする母は
生臭さが部屋にこもるので、あまりいい顔をしませんでしたね)
殊、川釣りにいたっては近くに川がなかったせいもあって、
一度もしたことがないのです。
川釣りはやりませんが、その魅力は井伏小説で充分に堪能できました。