学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

次は萩原朔太郎

2007-06-29 20:56:39 | Weblog
健康診断の結果は、前回のブログでも書きましたとおり、
要観察と出たわけですが、今日保健婦さんと話す機会があり、
異常がないと同じだから心配いりませんと言われました。
ほっと一安心。気分が楽になりました。

先日、北原白秋の『邪宗門』は苦手との話をしましたが、
再度読んでみても、どうにも好きにはなれませんでした。(失礼!)
ここのところは、萩原朔太郎の『月に吼える』を
読んでいます。朔太郎の詩は、小学生の時分に
「青竹が生え・・・」と暗記させられた覚えがあるくらいです。
白秋よりは楽しめるかな、と思っています。

さて、どうしてこんなに詩ばかり読んでいるのかと
申せば、何も詩人になりたくなったわけでもなく、
ロマンチックな気分にひたりたいわけでもなく、
「仕事」の一言に尽きます・・・。
でも、「仕事」と割り切らないで、詩を読むことで
心が豊かになればな、と淡い願いもこめながら詩を
読んでいたりします。

詩を読む人も詩人である、という言葉を三好達治が
言っていたような気がしますが、詩はやはりいいですね。
心の琴線にふれる味わいがあります!