朝、跳び起きた瞬間に腰や背中を痛めてしまったという話がある。寝ている間の筋肉は、実はこわばりやすい。筋肉は動かしていると柔軟性が保たれるが、寝ている間は昼間のように体を動かさないからだ。
また、血流も起きているときほど活発ではなく、心拍数も低い。急に起き上がると頭まで血流が十分に届かず、脳貧血(起立性低血圧)も起こりやすい。脳貧血やめまいを起こしやすい人だけでなく、健康な人にとっても、目が覚めてすぐに跳ね起きるという習慣は、体に良くないのだ。
これから冬に向かう。朝晩の気温がますます下がり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる季節でもある。目が覚めたら、ゴロゴロと寝返りを打ったり、手足の曲げ伸ばしや手指を開閉して全身の血行をよくし、筋肉をほぐしながら起きるようにしよう。
民間療法の西式健康法の中にある「血管運動」は、あおむけになって手足を上げ、ぶるぶると細かく動かすというものだ。血行を良くするということで愛好者が多い。寝起きにできる安全性の高い運動だ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「体に良い起き方 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月26日)を引用
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また、血流も起きているときほど活発ではなく、心拍数も低い。急に起き上がると頭まで血流が十分に届かず、脳貧血(起立性低血圧)も起こりやすい。脳貧血やめまいを起こしやすい人だけでなく、健康な人にとっても、目が覚めてすぐに跳ね起きるという習慣は、体に良くないのだ。
これから冬に向かう。朝晩の気温がますます下がり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる季節でもある。目が覚めたら、ゴロゴロと寝返りを打ったり、手足の曲げ伸ばしや手指を開閉して全身の血行をよくし、筋肉をほぐしながら起きるようにしよう。
民間療法の西式健康法の中にある「血管運動」は、あおむけになって手足を上げ、ぶるぶると細かく動かすというものだ。血行を良くするということで愛好者が多い。寝起きにできる安全性の高い運動だ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「体に良い起き方 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月26日)を引用
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