生徒作文例2023／12②／４／横書き400原稿

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2024-01-26
クリスマスにプレゼントを／中２②／４／横書き400原稿
【原文ママ】【授業内・宿題にしない】
６
　私は父に二つのプレゼントをしよう。
　一つ目は、大きくなった自分の姿だ。父は
俺が子供の頃とてつもなく愛してくれた。い
つもそばにいてくれてビデオだって見てくれ
た。泣き叫んだ時は慰めてもくれた。大きく
なるというのは心ではなく体のことだ。どこ
からでもしっかりみえるように大きくなった
自分をプレゼントする。
　二つ目は、心の面で大きくなった俺だ。
昔も今も泣き虫で忘れっぽくてどうしようも
ない俺だけど父の事を考えると無性に力がわ
いてくる。これから先の物語いろいろな事が
あるけど父のことをイメージしてのりきって
いく。それをくりかえし十年後のクリスマス
強くなった俺をみせつけたいと思う。今やっ
ているスポーツのスタート前に天（そら）をみてみせ
つけてやる。史上最高のクリスマスプレゼン
トである自分という存在を。

７
　私は家族に三つのプレゼントをしよう。
　一つ目は、母に手紙をあげたい。私はすご
い反抗期だ。なので、母に手紙をあげて私の
気持ちを伝える。「お母さんへ、最近反抗期
がきて、ひどい事言ってごめんなさい。前み
たいに仲良しになりたい。」これで完璧だ。
母と仲良くなれますように。
　二つ目に、父に元気をあげたい。父は今も
元気で面白い人だ。だが、病気のせいで、「
体が痛い」と言う。毎日辛そうな父を見てい
たくない。だから、私の元気を父に半分プレ
ゼントしたい。
　三つ目に、大好きで大きらいな兄２人に、
誕生日プレゼントを贈る。きらいな所もある
けど、好きな所の方が多い。毎年、誕生日プ
レゼントはあげていなかったが、産まれた頃
から一緒にいる兄に、感謝の気持ちとしてプ
レゼントをする。

８
　私は今はなき大好きなおじいちゃんに二つ
のプレゼントを贈ろう。
　一つ目は、細長くてつやつやしたどんぐり
だ。おじいちゃんとよくお散歩する公園に、
びっしり落ちている。そのなかでも、１番つ
やつやして光り輝いていく物を贈ろう。
　こんなことを考えているといつもおじいち
ゃんの笑顔が思いうかぶ。なぜだか涙腺崩壊
するのだ。
　二つ目にハイキング用の杖だ。どこに行く
にも一緒だった。おいしいいちごの直売所に
行き二人で食べた時も、皮やお花見をする時
も。
　もう2023年も終わりに近づきもう少しすれ
ば花がおとずれる。またいつか一緒に大好な
公園で桜を見ながらおしゃべりしておいしい
いちごを食べれる時まで一生懸命がんばるね
おじいちゃんもがんばって。

９
　私は家族に三つのプレゼントをしよう。
　一つ目は、母に北海道旅行券をプレゼント
することだ。母の夢はどんぶりいっぱいのい
くらを口いっぱいに頬張ることらしい。そん
な母の夢、今年は私がサンタとなり、叶えさ
せてあげよう。
　二つ目は、姉貴に高級なリップをあげるこ
とだ。姉貴は今大学生だが、彼氏が出来たこ
とが一度もない。高級なリップをつけ、唇を
プルプルにし、イケメンな彼氏をゲットして
ほしい。姉貴には充実した大学生活をおくり
幸せになってほしいのだ。
　最後に…母と姉にたくさんの笑顔を届けた
い。家族全員が家にそろうこと、他の家庭に
比べ少ない。そんな短かく少ない時間、私は
楽しく幸せな時間にしたい。家族の幸せは、
私の幸せ。私は今年、わが家のハッピーモン
スターになる。