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中学国語指導案・少年の日の思い出研究9・ヘッセノーベル賞の為か

2011-02-01 05:32:40 | 中高国語など指導案
2011/3/5upわかる目次
中学国語指導案・少年の日の思い出研究9・ヘッセノーベル賞の為か
作成日20110212~20110303
(1)<いちもんのホームページ>
http://ichimon.main.jp/index.html
(いちもん掲載作品)
http://ichimon.main.jp/no63/08.html
・・・一九四七年四月から、六・三・三制の新制度が発足
・・・暫定教科書から、しばらくの間は、文部省著作の教科書が使用
・・・昭和二十四年からは民間の教科書が使用
・・・現在の日本の教科書制度は、民間が製作した教科書を国が検定し、
合格したものを各地の教育委員会が独自に選択することになっている。
・・・四年に一回、新しい教科書が選択されるシステム
一九四七年、中学二年の国語教科書に初めて、
『少年の日の思い出』(高橋健二訳)が掲載された。

以来、今日に至るまで、五十七点の教科書にヘッセの作品が収録されている。
詩までを含めると原典は十一点を数える。
・・・全体の七割を『少年の日の思い出』が占める。
一九六九年以降は、この作品のみの独占状態となっている。
学年別では、当初は二年と三年の教科書に採用されていたが、
次第に一年に移行し、現在に至っては一年の教科書だけに掲載されている。
・・・『少年の日の思い出』一九四七年、
文部省著作・発行の『中等国語二(二)』に
高橋健二訳『少年の日の思い出』が初めて掲載された。

・・・なぜ、ヘッセの作品が教科書に掲載されたのか、理由は定かではない。
・・・前年の一九四六年にヘッセがノーベル文学賞を受賞したことも大きな後押し
・・・二〇〇二年、三省堂発行の教科書に、
初めて初版からの訳出の『クジャクヤママユ』が収録され、現在も使用されている。
訳者はドイツ文学者の岡田朝雄氏。
<いちもんのホームページ>
http://ichimon.main.jp/index.html
はとても良いサイトだ。
詳しくて客観的。
他サイトにない情報が満載だ。
非常に勉強になった。


(2)<うるめしま>
http://blogs.dion.ne.jp/kaiyo/archives/9179574.html
少年の日の思い出」はヘッセの作品ですが、
ヘッセ全集にも収録されておらず、ドイツでは殆ど知られていません。
ところが、1947年に日本の国定教科書に掲載され、
それ以来、現在まで60年以上も検定教科書に掲載され続け、

日本では、最も多くの人々に読まれた外国文学のひとつだそうです。
■参考になりました。

カテゴリー別目次 ・ 記事一覧

国語授業中学少年の日の思い出
研究1・論題17題

研究2・教科書全表記比較
研究3・論題17題の検討
研究4・教科書掲載理由検討
研究5・高橋健二の戦争礼賛
研究6・中学生の頭を悪くするサイト
研究7・プロローグは削除してよい
研究8・小説と物語の違い
研究9・ヘッセノーベル賞の為か
研究10・作者論と作品論

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