中学国語指導案・授業案・見本作文・落第制度は必要か

2010/11/14up
中学国語指導案・授業案・見本作文・落第制度は必要か

作文作成日２００３年２月

　　　「落第制度」は必要か　　
　　　　一年一組三十三番番　＊＊　＊＊
　落第制度に賛成である。理由は二つある。
　一つ目に、落第制度があったほうがみんな
勉強するからだ。落第すれば年下といっしょ
に生活しなければならない。その緊張感があ
れば、間違いなくみんな今より勉強するよう
になる。
　二つ目に、どうせ高校や大学に行けば落第
はあるのだから、義務教育のうちに慣れてお
いたほうがいい。
　年下の人と一緒に勉強するのはかわいそう
だという人がいるが、自分が勉強しなかった
のだから仕方ない。年下の人と同じクラスに
なれば、勉強以外の面で相談に乗ってあげた
り、教えたりすることもできる。それに、勉
強ができないまま放っておいて、大人になっ
てもできないままでいるほうがずっとかわい
そうだ。
　だから、落第制度はあったほうがいい。

作文を書かせる直前は「見本作文」を配り、読み聞かせることにしていた。
「今日は作文を書きます」
「えーーー」
「作文、好きな人」
「（シーン）」
「嫌いな人」
「僕と作文の授業をすると、みんな作文が大好きになります」
「（シーン）」
中学１年生とはほぼ例外なくこんなやりとりをした。
小学校で作文を好きになってこなかったのかなぁ？
だが「見本作文」さえあればばっちりだ。
作文を嫌がる生徒が激減する。


　　　「落第制度は必要だ」
　　　は「ディベート」の授業案を示したが「討論」でも面白かった。
　　　話し合いが白熱するから、作文も面白い。
　　　授業案は『にほんブログ村』でも好評でたくさん読んで頂いた。


勝負は教師が魅力ある「見本作文」を提示できるかにかかっている。

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