2014-04-23up
発問をどうやって作るか
新しい人がやって来てくださって30分くらい話した。
その人には、ブログどおりすべての発問を渡してある。
「にじの橋で、一番聞きたいのは、なぜ僕は恵まれた気持ちになったかなんですけど」
「ああ。すごいですね。僕も発問にしたいけど難しいから無視しました。それで答えは?」
「ナントカカントカナントカカントカ……」
「ま、というわけで、答えがはっきり分かんないから飛ばしたんだよ。
こういう時は、細分化。
デカルトが、難問は分割せよ、と言ってて、人生は全て同じ。発問もね」
「はあ」
「で、**さんの言ってたことを分けるとだ。
恵まれた気持ちになる前に、まず、にじが出た、わけだ。これは偶然」
「はい」
「で、にじを見た、わけだ。他に見てない通行人がたくさんいたのに」
「はい」
「で、そのにじを見て・・・・・・が、・・・は、有ったわけだ」
「はい」
「じゃあ、こう訊けばいいじゃん。
僕が恵まれた気持ちになるまでに、三つの出来事がありました。
一つ目は何ですか? いや違う。ああ、そうそう。
二つ目は? そうそう、そうでしょ。
三つ目は? ○には○を・・・・・が有った。
だから、僕は生まれて初めてかな、恵まれた気持ちになった」
「ああ、できましたね。それなら分かります。
発問になりますね。びっくりしました」
「俺もびっくり。一緒に考えるとできるもんだね。授業でやってみなよ」
「いいんですかね」
「いいんだよ! 何でも実験。
こうやってさ、自分で読んでなんか引っかかった言葉を、工夫して発問にするわけだ。
引っかかっても、発問にできない、正解も作れない、そん時は飛ばす。
でも、自分の力が上がると、二年か三年後に発問にできたりするわけ」
「授業」は講義が良いのか、発問をするのが良いのか。
どちらが正しいかは誰にも決められない。
「講義=解説授業」と「発問授業」には、「教育とは何か」というほど思想の違いがある。
仕事ができるのはたった三十年くらいだから、どちらを選ぶかで人生は真っ二つに別れる。
どちらの「人生」を選ぶかは、自分で決めるしかない。
■中1・にじの見える橋・登場人物 授業感想抄■
1登場人物が少し難しかった。どこからどこまでが登場人物なのかをくわしく知りたくなった。
2主役の心を動かした、一番大きな出来事は?っていうので
一発で当たってほめてくれたとき、とてもうれしかった。
3たのしかった。国語のじゅぎょうたのしい(^^)
4あと30分やりたい!!
5超楽しい!
6お話の登場人物にはそれぞれの名前がついていることを始めてしりました。
(傭兵:名前・言葉を与えることは、概念を与えること)
7今日はおもしろかったです!
8問題をあてたときに はなまるがもらえてうれしかったです。
■中2・アイスプラネット・登場人物 授業感想抄■
1今日の授業は小説・映画のような感じがしました。
2今日の授業、とても楽しかったです。信じまーす☻
(傭兵:先週は「作文がみんな楽しくなるようにさせる」と言った。
今度は「漢字がみんな出来るようにさせる」と言った。
信じたい人? と訊いた)
3先生はささやかなことで ほめてくれるのでうれしいです。
4たのしかった。ニコニコしている所は良いと思います。
5先生はいろんなことを教えてくれてうれしいです。
6先生の授業で、新しい言葉とかを知れるので楽しいです。
7解説が分かりやすい。ノートがとりやすい。
8こんなに楽しい授業なら色んな物語の細部まで分かる気がします。
僕は、授業とは発問・指示で、生徒の知的好奇心を動かし、
向上的変容を促す行為だ、と習ってその通り勉強してきた。
幸運だった。
まだ、二週間も経ってないけど毎日楽しくて楽しくて楽しくてたまらない。
発問をどうやって作るか
新しい人がやって来てくださって30分くらい話した。
その人には、ブログどおりすべての発問を渡してある。
「にじの橋で、一番聞きたいのは、なぜ僕は恵まれた気持ちになったかなんですけど」
「ああ。すごいですね。僕も発問にしたいけど難しいから無視しました。それで答えは?」
「ナントカカントカナントカカントカ……」
「ま、というわけで、答えがはっきり分かんないから飛ばしたんだよ。
こういう時は、細分化。
デカルトが、難問は分割せよ、と言ってて、人生は全て同じ。発問もね」
「はあ」
「で、**さんの言ってたことを分けるとだ。
恵まれた気持ちになる前に、まず、にじが出た、わけだ。これは偶然」
「はい」
「で、にじを見た、わけだ。他に見てない通行人がたくさんいたのに」
「はい」
「で、そのにじを見て・・・・・・が、・・・は、有ったわけだ」
「はい」
「じゃあ、こう訊けばいいじゃん。
僕が恵まれた気持ちになるまでに、三つの出来事がありました。
一つ目は何ですか? いや違う。ああ、そうそう。
二つ目は? そうそう、そうでしょ。
三つ目は? ○には○を・・・・・が有った。
だから、僕は生まれて初めてかな、恵まれた気持ちになった」
「ああ、できましたね。それなら分かります。
発問になりますね。びっくりしました」
「俺もびっくり。一緒に考えるとできるもんだね。授業でやってみなよ」
「いいんですかね」
「いいんだよ! 何でも実験。
こうやってさ、自分で読んでなんか引っかかった言葉を、工夫して発問にするわけだ。
引っかかっても、発問にできない、正解も作れない、そん時は飛ばす。
でも、自分の力が上がると、二年か三年後に発問にできたりするわけ」
「授業」は講義が良いのか、発問をするのが良いのか。
どちらが正しいかは誰にも決められない。
「講義=解説授業」と「発問授業」には、「教育とは何か」というほど思想の違いがある。
仕事ができるのはたった三十年くらいだから、どちらを選ぶかで人生は真っ二つに別れる。
どちらの「人生」を選ぶかは、自分で決めるしかない。
■中1・にじの見える橋・登場人物 授業感想抄■
1登場人物が少し難しかった。どこからどこまでが登場人物なのかをくわしく知りたくなった。
2主役の心を動かした、一番大きな出来事は?っていうので
一発で当たってほめてくれたとき、とてもうれしかった。
3たのしかった。国語のじゅぎょうたのしい(^^)
4あと30分やりたい!!
5超楽しい!
6お話の登場人物にはそれぞれの名前がついていることを始めてしりました。
(傭兵:名前・言葉を与えることは、概念を与えること)
7今日はおもしろかったです!
8問題をあてたときに はなまるがもらえてうれしかったです。
■中2・アイスプラネット・登場人物 授業感想抄■
1今日の授業は小説・映画のような感じがしました。
2今日の授業、とても楽しかったです。信じまーす☻
(傭兵:先週は「作文がみんな楽しくなるようにさせる」と言った。
今度は「漢字がみんな出来るようにさせる」と言った。
信じたい人? と訊いた)
3先生はささやかなことで ほめてくれるのでうれしいです。
4たのしかった。ニコニコしている所は良いと思います。
5先生はいろんなことを教えてくれてうれしいです。
6先生の授業で、新しい言葉とかを知れるので楽しいです。
7解説が分かりやすい。ノートがとりやすい。
8こんなに楽しい授業なら色んな物語の細部まで分かる気がします。
僕は、授業とは発問・指示で、生徒の知的好奇心を動かし、
向上的変容を促す行為だ、と習ってその通り勉強してきた。
幸運だった。
まだ、二週間も経ってないけど毎日楽しくて楽しくて楽しくてたまらない。