円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

20120530-2・0.3秒

2012-06-06 21:20:09 | 2012年度雑記
<高1>
『岳物語』
僕は椎名誠を読み、無人島キャンプ、シュノーケリング、ダイバー等楽しい経験を積んだ。
まあ、もともとは小学生の時の『ツバメ号とアマゾン号』だけどね、冒険好きになったのは。
読書は人生を左右する。
映画もだ。
ネットでは無理だ。
テレビは逆に脳を壊す。


この日、高3国語科学年主任が参観してくれた。
いちばん多く気軽に、教室にはいり込んで下さるかただ。
去年から、十数回見てくれた。
そして、見たい所を見終わったら三分でも五分でも出ていく。
これが、参観の極意だ。
僕は見て頂いて力が上がり、参観者は欲しい授業方法だけを習っていく。
こういう人はなかなかいない、っていうか初めてだ。
隣りの市町村にもう一人だけいる。

見てもらうと、0.3秒とか0.5秒とかの単位でテンポが上がる。

ただ、今回彼は、ほぼ丸々ひとコマ見て行った。
僕の授業を信用して見て下さっているのが、立つ姿でわかった。
去年、僕が、
<何処の馬の骨かわからない年寄り>
だったときとは違う見方をして下さった。
できるようになる漢字指導、指示を伴う発問、説明をしない、テンポとリズムがある授業。
それらを見るうちに、彼の見方は変わった。
軽く見なくなったのだ。

お陰で、今年度4月11日初授業以来、僕にとって最も優れた授業になった。

優れた、とはどういうことか。
原則が豊富に詰め込まれるということだ。
テンポが良く、早く、激励がシャワーのように続き、笑いが起こり、確実な向上的変容がある。

見て頂くこと以上に、授業上達の方法はない。
中学生の授業がなくなり「高校だけ」の授業を続けると腕はどんどん落ちる。
静かに座り、言うことを聞くからだ。
なぜなら…

なぜかは、公立中学校の荒れ果てた地獄を見たものにしかわからん。
僕は、幸運だ。
人間万事塞翁が馬。

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