高校国語指導案・実習生のこと2「国語科実習生Ｃさんへの手紙」

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高校国語指導案・実習生のこと2「国語科実習生Ｃさんへの手紙」
2013-02-14reup
作成日2011年6月＊日
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古今東西を問わず、ほぼすべての人は立場で人物を判断します。
僕はどこの馬の骨とも知れぬ、ただの年老いた非常勤講師です。
しかし、Ｃさんは立場でなく一度僕の授業を見たということだけを根拠に、
今日、指導案の相談にいらっしゃいました。
たった一人、職員室の僕の席まで来られました。
敬服すべきことです。
教育実習生には過去何人も会いましたが、Ｃさんのように行動した方は初めてです。

来週月曜日（たぶんこれをお渡しする日）の、Ｃさんの研究授業は、
授業という行為とはまだ呼ぶことの出来ないものであるはずです。
当然のことです。
もし、月曜日にＣさんが立派な授業をなさったなら、いったいプロの授業というのは何だ、
ということになってしまいます。
二週間前に初めてメスを握った外科医に、盲腸の手術をすることはできません。
教員の授業技術は軽く見られがちですが、同じことです。
十年、二十年の修業を経て、プロの授業をすることが出来る教師になれるかどうかが決まります。

Ｃさんが、教員の仕事に就くのかどうかは存じ上げません。
しかし、どんな職業に就くにせよ
恐らく誰にも恥じることのない仕事をするプロになられることでしょう。

ただ、僕の人生の結論として言えるのは
「優れた」「授業をする」ということ以上に魅力的な、価値のある仕事は
なかなか見つからないということです。
僕は他に二つの職業の経験があるので、少しは比較できます。
生徒が喜び、学力を上げる授業ができるようになったら、
金より酒より女より（これは男の場合ですが）楽しい人生はありません。
喜びと生きがいにあふれ、楽しくてたまらない毎日がやってきます。
現実には日本の小・中・高校の現状は（特に公立は）厳しく、
授業の準備をする時間さえ取れないのが現実です。
だから、本当に授業の喜びを味わうことが出来る人が少ないのです。
ただし、逆に公立で地獄を見なければ、優れた授業の腕を手に入れることが出来ないのも事実です。
有名国立大学教育学部附属の小・中学校の授業などひどいものです。

たった一人、相談にいらっしゃったＣさんに敬意を払い、
授業の高みを目指す同志として、僭越ながら、
無理やり！！手持ちの国語授業資料の一部を差し上げることに致します。
まあ、不要なら捨ててください(^_^;)
なお、この文章と付録ＣＤの内容の著作権は傭兵にあり、
Ｃさんが友人、他の教員等にコピー、譲渡をする行為を固く禁じます（笑）
でも、彼氏と家族ぐらいはいいです（大笑）

＜付録ＣＤ内容＞
１中学校教科書2012年度版4社・教材比較私見
２授業評価用紙2011
３特別支援教育講座ⅠⅡ070220
４特別支援教育講座Ⅲ070331
５特別支援1／061010
６特別支援2／061010
７非常勤講師をやってみました
８授業案青イ花
９授業案作文と聴写
１０授業案作文と視写
１１授業案岩鼻や
１２授業案ディベート
１３再話作文模擬授業
１４国語授業記録リバース
１５研究授業もしもしお母さん2年
１６研究授業スイッチョ
１７教育学部Ａさんへ読書案内
以上
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高校国語指導案・実習生のこと
1「実習生が相談に来た」
2「国語科実習生Ｃさんへの手紙」
3「実習生への授業批評1」Ｃ女さん
4「実習生への授業批評2」Ｄ男さん
5「実習生への授業批評3」Ｅ女さん