ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2015-269 続 「海よ光れ」を観て

2015年11月06日 | 日記
朝日新聞に「海よ光れ」の記事があった。
故郷の海 力いっぱい表現

1幕6場の表現劇
孫に語り聞かせる古老の回想を軸に進む。
スルメイカの大漁での活気の浜から不漁へ
M29年の津波
昭和へと・・・以上新聞記事。

この表現を支えてくれていたのが
劇団Kである。そして脚本は地元のH先生。

そこで練られた表現によって今でも続いているのだ。

震災の影響なのか今は80名の児童数。
かつては180名ぐらいと記憶している。

だから劇中、「離れてもこの大好きなこの大沢を忘れない。」
というセリフがやけに耳に残った。

終わって職員は片づけ。その間校長室である大学教授の女性と語り合った。

兵庫からセラピーとして震災後、の数カ月通ったというのだ。

なぜそんな遠くからとの疑問に
自分自身20年前の阪神大震災でがれきの中、救出された体験をおもちの方であった。


この震災に共通の体験者として
被災者に寄り添い見守りたいとのことだった。

元気そうな子どもたちだ子ども達の中にはあの当時の絵は色彩感覚がなかったり
真っ暗な絵などがあったと。・・・不安定な内面が表出されていた人もいたそうだ。

色々な方の支援がされていたことを改めて感じたものであった。

帰りに
劇中で使われた、スルメイカを
またカキ小屋に立ち寄った際には漁師の方から
とれたばかりの生かきを頂いた。塩の味がして大変おいしかった。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする