ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-26 私たちが生まれた島 okinawa 

2020年02月08日 | 日記
2018年、の沖縄の1年間の動きをまとめた映画会があった。
なんと監督は37歳の都鳥伸也氏・拓也氏の双子の監督だったのだ。
10年前に「命の作法 沢内、生命行政を継ぐ者たち」で
デビューした北上出身の若き監督である。

1年前の2019年2月の沖縄の県民投票で
72パーセントの人が辺野古基地建設に反対を投じたのは記憶に新しい。

この結果だけは新聞で報道され知っていたが
沖縄だからという特別な目で見ていたようにも思ったものだった。

しかし、このドキュメント映画を見て人々の、若者たちを中心とした
純粋なふるさとを想う活動のたまものであったことを感じた。
あらすじは
2018年一人の学生、沖縄出身の元山さんの呼びかけから始まる。
基地問題について考え、辺野古基地問題の賛否を問う活動が幅広く支援され
広がっていく様子が分かる。
またかつて激戦地となり住民の半数が犠牲になった
伊江島で育った高校生が沖縄の過去と向き合いこれからの沖縄について考え
行動する姿も紹介されていた。
実は20年前にその伊江島に行っていた。映画で紹介されていた反戦資料館で
会った謝花さんが当時のまま健在で力強く語っていた姿をみて懐かしく感じたものだった。

翁長知事が亡くなって数日後に県民投票を請願の10万筆を集め副知事に手渡すシーン。
県議会で承認されるが相変わらず国との対立。県民投票参加を5市の自治体が承認されない。
1月、ハンガーストライキ行動を4日間とる。ついに1月末に5市も認め、全県で県民投票へ。
全国のマスコミでは紹介されなかった沖縄での内実をはじめて知ることも多々あった。

都鳥伸也監督は改めていい映画を作ると感じた。
コメント
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